【Youth Now! 若年層トレンド調査】Z世代は、推し活に自分ルールを持っている。若年層女性への定性調査から5つの支出管理・意思決定を整理
貯金を守る、買う理由をつくる、日常消費を調整する――推し活を続けるための意思決定を「守る・納得する・調整する・選ぶ・区切る」の5つに整理

株式会社Reaplusが運営する若年層リサーチサービス「Youth Now!」は、推し活を継続している若年層女性を対象に、「推し活消費における支出管理と意思決定」に関する定性調査を実施しました。
今回の調査で見えてきたのは、推し活への支出を一律に増やすのではなく、貯金、日常消費、現場体験、ライフステージを踏まえて、自分なりの基準で使い方を決める姿です。
本レポートでは、参加者の語りを「守る・納得する・調整する・選ぶ・区切る」という5つの自分ルールに整理し、商品企画、体験設計、コミュニケーションへ生かす際の示唆と注意点をまとめています。
▼「推し活消費の自己ガバナンスに関するトレンドインサイト レポート」ダウンロード
https://www.youthnow.jp/report/youth-now-z-generation-oshi-katsu-self-governance-trends
■調査概要
• 調査名:推し活消費の自己ガバナンスに関するトレンドインサイト
• 実施主体:株式会社Reaplus
• 調査対象:推し活を継続している若年層女性
• 調査方法:オンラインでのグループディスカッション
• 実施日:2026年9月
• 調査内容:推し活予算の決め方と年間変動、予算超過時の資金調達方法と優先順位、購買を正当化する「大義名分」、推し活消費と日常消費のバランス、推し活に対する自己完結的な期限設定、予算オーバー時のお金のやりくり。
※本記事は参加者の発言から見えた傾向を整理したものであり、Z世代全体の比率や意識を一律に示すものではありません。
■調査サマリー(一部抜粋)
① 守る|貯金にはできるだけ手をつけない
予算を超えそうな場面でも、貯金を崩すことへの抵抗感が語られました。家族から一時的に借りる場合も「翌月の給料で返す」という見通しとセットで語られており、貯金を守る意識が資金の選び方に影響している可能性があります。借入を促すのではなく、チケット代や遠征費を事前に見積もり、自分で決めた範囲で使える予算設計が重要です。
② 納得する|買うための大義名分をつくる
すでに持っている商品と似たアイテムほど、追加購入を自分に許可する理由を求める声が見られました。「限定だから」といった理由は罪悪感を軽くする一方、形だけの限定演出ではなく、既存商品との実質的な違いを示すことが求められます。
③ 調整する|推し活に使った分、日常消費を抑える
推しに関する支出だけを独自の換算基準で考える一方、日常生活では出費を抑えるという語りがありました。推し活への特別な支出を自覚したうえで、家計全体では別の消費を絞り、自分なりにバランスを取ろうとしている様子がうかがえます。
④ 選ぶ|グッズより現場につながる支出を優先する
参加者の一部では、ランダムグッズより、チケット代、遠征費、サイン会など現場での体験につながる支出が優先されていました。IPグッズでは実用性を基準に選ぶ声もあり、推す対象や商品によって物差しを使い分けていることが見えてきました。
⑤ 区切る|ライフステージや収入の範囲で期限を決める
「大学生の4年間だけ」と期間を決め、アルバイト代の範囲で楽しむという声もありました。全員が終了時期を決めているわけではありませんが、推し活に使う期間や原資を自分で設定することも、支出管理の一つの方法になっている可能性があります。
本調査で注目したいのは、推し活への支出が多いか少ないかだけでなく、参加者が支出を自分の中でどのように裁いているかです。
予算を超えそうなときにも貯金を守ろうとする、似た商品には買う理由を求める、日常消費を絞る、現場体験へ優先配分する、活動期間を区切る。これらの語りからは、消費を一律に抑えるのでも、際限なく増やすのでもない、自己調整のあり方が見えてきます。
※本リリースでは調査結果の一部を抜粋しています。詳細な参加者発言、利用シーンの分析、企業向けの施策案は完全版レポートに掲載しています。
▼「推し活消費の自己ガバナンスに関するトレンドインサイト レポート」ダウンロード
https://www.youthnow.jp/report/youth-now-z-generation-oshi-katsu-self-governance-trends
■資料例
推し活消費の自己ガバナンスに関するトレンドインサイト レポート 表紙

座談会から見えた、推し活を続けるための支出管理と意思決定

似た商品を追加で買う時ほど、自分を納得させる理由を必要としている

ランダムグッズは避け、遠征費・チケット代・サイン会など現場につながる支出を優先する

■レポート総括
今回の座談会では、参加者がすでに予算や優先順位を持ちながら推し活を続けている様子が見られました。企業が推し活層との接点を設計する際は、消費量だけを増やそうとするのではなく、自分で決めた範囲を守れる予算管理、既存商品との違いが分かる説明、現場へつながる確実な価値、生活環境に合わせて関わり方を変えられる仕組みが選択肢になります。
一方で、貯金の取り崩しや過度な消費を促す設計は、今回見られた自己管理の価値観と衝突する可能性があります。限定性を訴求する場合も、単なる希少性ではなく、本人が買う理由として納得できる実質的な差別化が重要です。
◼️代表取締役コメント

株式会社Reaplus[リアプラス]
代表取締役 松元 詞音
推し活は、熱量の高さだけで語られがちです。しかし今回の座談会では、参加者が貯金や日常生活とのバランスを考え、何に使い、何には使わないかを自分の言葉で決めていました。
若年層との接点を考える企業には、消費を一方的に促すのではなく、本人が納得して選べる情報や仕組みを整える視点が必要です。Youth Now!は、若年層の語りから行動の背景を捉え、商品・体験・コミュニケーションへつなげる支援を続けてまいります。
<プロフィール>
株式会社Reaplus 代表取締役
松元 詞音(まつもと しおん)
1999年生まれ。広告代理、インフルエンサー、D2C、調査の各事業を展開。若年層の「なぜ選ぶのか」を、行動経済学、SNSデータ、事業の現場から捉え、商品企画やマーケティング施策に落とし込んでいる。
■Youth Now!について

「トレンドのすぐそばに」。Youth Now!は、若年層の価値観や選ぶ理由を調査で捉え、商品企画からSNS上の接点づくりまで支援するインサイトマーケティングサービスです。
Youth Now! Researchでは、アンケートやインタビュー、商品体験を通じた調査を課題に合わせて設計します。若年層が何に価値を感じ、何を迷うのかを捉え、商品や訴求を考える材料にします。
TrendTagでは、TikTokやInstagramなどでの検索・発見行動を踏まえ、キーワードや投稿テーマ、UGCの企画を支援します。調査で見えた関心や言葉を、見つけてもらう入口から、その後の共感につながる発信へ落とし込みます。
「誰に届くか」と「届いた後に、なぜ選ばれるか」。Youth Now!は、この両方を考えるための調査と施策づくりを支援します。
■提供サービス(SERVICES)

① アンケート調査
【数で見抜く、購買行動のリアル】
商品の利用シーンや購買行動を数値化し、若年層の意思決定パターンを可視化。ターゲット設計や販促戦略の"根拠データ"を提供します。
② インフルエンサーインタビュー
【発信者視点から、トレンドの芽を探る】
フォロワー数万〜数十万規模のインフルエンサーにヒアリング。
流行の「作り手」から、共感を生む要因を分析します。
③ グループインタビュー
【共感の瞬間を、言葉で捉える】
若年層4〜8名による座談会形式で、定量調査では見えない感情のトーンを可視化。
会話の中から"本音"や"無意識のニーズ"を抽出します。
④ ギフティング調査
【体験が購買意欲にどう影響するかを測る】
商品やサービスを若年層に提供し、SNS発信と同時に購買意向の変化を可視化。
使用前とは異なる、手に届いた後のリアルな声を発見できます。
⑤ ワンストップ施策提案
【データを施策に変えるまで、ワンチームで】
調査結果を分析し、マーケティングや広告施策へ落とし込み。
インサイトを軸に、実行可能なプランを設計します。
⑥ トレンド調査資料
【若年層の“今”を定点観測】
業種横断で若年層のトレンドをまとめたレポートを定期配信。
社内資料や次期企画立案のインプットとして活用できます。
■会社概要

社名 :株式会社Reaplus(リアプラス)
所在地 :東京都渋谷区桜丘町31-14 SLACK SHIBUYA 603
代表者 :代表取締役 松元 詞音
設立年月:2023年7月20日
事業内容:コミュニケーションプロデュース事業 / インサイト事業 /
タレント支援事業 /キャスティング事業 / 補助金支援事業 / D2C事業
HP. :https://reaplus.jp/
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