ジェクトワン、空き家事業「アキサポ」において台東区谷中の築52年のアパートを店舗・シェアハウス複合型施設「ヤナカアパートメント」に再生！

住居空間に飲食店やギャラリーを併設し、地域に開けた交流拠点を創出

株式会社ジェクトワン

2024年2月8日 11時00分

不動産の売買・賃貸・仲介および空き家事業を展開する株式会社ジェクトワン（本社：東京都渋谷区、代表取締役：大河幹男　以下、ジェクトワン）は、約1年間空き家状態となっていた台東区谷中のアパートを、空き家事業「アキサポ」によって、店舗や貸しギャラリー、シェアハウスを併設した複合型施設「ヤナカアパートメント」として再生し、2月9日（金）にグランドオープンすることをお知らせします。

■入居者が減っていたアパートを地域活性化の拠点となる複合型施設に

本物件は、所有者様がアパートとして運営していた築50年以上の物件でした。入居者が年々減少していたものの、老朽化により建物の状態が悪く、新たに入居者を募集できずにいました。すべての住人が引っ越した後、約1年間空き家状態になっていましたが、せっかく相続した土地なので売却するのではなく、何か面白い形で有効活用をしたいと、「アキサポ」にご相談いただきました。

現地周辺の調査をしたところ、本物件は下町として歴史を感じられる谷根千エリアに位置し、JR「日暮里」駅から徒歩6分、東京メトロ「千駄木」駅から徒歩9分と駅からのアクセスが良く、住居ニーズが高いため、シェアハウスとして活用することをご提案しました。さらに谷根千エリアを目的とした観光客も多いことから、シェアハウスにプラスした施設の活用案をいくつかご提案したところ、シェアハウスと飲食店などの店舗、貸しギャラリーを併せた複合型施設として再生することに決定しました。

物件の再生にあたって、2Fの居住部分では、風呂なし和式トイレだった水回り部分を一新し、全8部屋のシェアハウスとしてリノベーションを実施しました。共有エリアでは、居住者同士の交流やクリエイティブの相互共有を促す「アトリエコリビング」をつくるなど、従来アパートだった部分を活用しながら、シェアハウスとして再生しました。

また、1Fの店舗スペースでは、庭部分が開けている部分を生かして、地域に開けたスペースをつくることで、居住空間と店舗をミックスした小さな文化圏の形成を図りました。1Fには、「spiq（スピク）」（カフェ／菓子販売）、「SMPL CAFE」（スムージー／ホットサンド）、「狐月庵」（台湾茶カフェ）、「AMAZING MOMENTS」（セレクトショップ）、そして貸しギャラリー「ヤナカアパートメント_レンタルギャラリー」の5店舗が入居します。今後は、居住者様のニーズにお応えしながら、地域に根付く交流拠点を目指して運営してまいります。