【世代別のSNS利用状況に関する調査】インフルエンサー投稿の影響を最も受けやすいのは〇世代

・X世代は実用性のある内容、Z世代は見た目やトレンドを重視する結果に

SNSを利用したPR戦略を策定するマーケティング担当者や広報担当者は珍しくありません。

しかし、直近数年間、媒体のデモグラフィック情報がほとんど更新されていないのが現状で、最新のユーザー動向を踏まえた戦略決めに苦戦している方は多いことでしょう。

そこで今回、株式会社リンクアンドパートナーズは、全国のZ世代(15〜27歳)、Y世代(28〜42歳)、X世代(43〜58歳)の方を対象に「世代別のSNS利用状況に関する調査」を実施しました。どの世代がどのSNSを好んで使用しているのか、どのようなきっかけで企業のSNSをフォローするのかは、効果的な戦略を立てる上で重要な情報となり得るでしょう。

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・調査設問

Q1:あなたの年収レンジを教えてください。

Q2:あなたは普段SNSを利用していますか?

Q3:普段チェックする情報源について教えてください(複数回答可)

Q4:普段使用しているSNS媒体について教えてください(複数回答可)

Q5:SNSを使用している目的を教えてください(複数回答可)

Q6:1日あたりのSNSの平均合計使用時間を教えてください。

Q7:SNSでよくみるコンテンツの種類を教えてください(複数回答可)

Q8:SNSで興味を持って、よくフォローするジャンルを教えてください(複数回答可)

Q9:どのようなきっかけで企業やブランドのSNSをフォローしますか?(複数回答可)

Q10:企業やブランドのSNSをフォローしてから、商品の購入に至った経験はありますか?

Q11:SNSのインフルエンサーの投稿にどのくらい影響を受けますか?

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

以下に、調査結果の一部を紹介いたします。

本プレスリリースの転載ではなく、記事内容/グラフ/データなどを引用される際は、必ず下記リンクを出典元としてご記載いただくよう何卒ご協力お願い申し上げます。

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・普段チェックする情報源:第1位「SNS」

「Q3:普段チェックする情報源について教えてください(複数回答可)」と質問したところ、全体では、上位から「SNS(YouTube等動画共有サイト含む)」が80.0%、「オンラインニュースサイト」が50.8%、「テレビ番組/テレビCM」が47.2%という回答になりました。

世代別で見ても、SNSが情報源としての主要な役割を果たしていることが明らかです。特にZ世代ではその使用率が最も高く、82.7%に達しています。オンラインニュースサイトは全体的には50.0%以上の人がチェックしていますが、Z世代では大幅に低く、32.6%です。ウェブサイトは、Y世代が最多の34.9%を占める結果になりました。


・年収によって変わるSNS媒体の使用傾向

ここでは、「Q1:あなたの年収レンジを教えてください。」と「Q4:普段使用しているSNS媒体について教えてください(複数回答可)」から、年収レンジとSNSの使用媒体の傾向を明らかにしました。

まず、LINEが全年収レンジを通じて最も使用されているSNSであり、平均利用率が87.5%と非常に高いことがわかります。これに続くのはYouTubeで、平均利用率が77.0%となっています。

InstagramとX(旧Twitter)もそれぞれ平均利用率が64.7%と61.3%となり、LINEやYouTubeに次ぐ人気を誇っています。Instagramは特に「200万円〜500万円未満」の年収レンジでの使用率が高いことが特徴的です。

一方、TikTokは平均利用率が26.5%と比較的低く、特に高年収層では利用率がさらに低くなる傾向があります。Facebookは、「900万円以上」の年収レンジで最多の33.3%を占める結果になりました。noteは全体的に低い使用率(平均8.8%)を示していますが、年収が高い層ほど使用率が上がっていることが判明しました。

調査結果から、SNSの利用傾向は年収レンジによって大きく異なる可能性があり、特定のSNSが特定の収入層に人気があることが示唆されます。LINEとYouTubeの普及率が高いことから、これらのプラットフォームが幅広い年収層に受け入れられていることがわかります。一方で、FacebookやTikTokのようなプラットフォームは特定の層に限定された利用になっている可能性が垣間見えました。


・X世代は実用性のある内容、Z世代は見た目やトレンドを重視する結果に

「Q8:SNSで興味を持って、よくフォローするジャンルを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、全体では「グルメ・料理」が40.8%、「旅行・観光」が35.3%、「エンターテインメント(映画、音楽、テレビ番組)」が34.5%、「ファッション」が32.9%、「ビューティー・コスメ」が24.7%、「スポーツ」が23.3%という回答になりました。

X世代では、グルメ・料理(42.3%)と旅行・観光(35.9%)に最も高い関心を示しており、全体的な傾向と一致しています。一方で、ファッション(25.3%)とビューティー・コスメ(14.1%)に対する関心は、他の世代に比べて低めの結果となりました。

Y世代では、グルメ・料理(44.6%)への関心が最も高く、旅行・観光(39.1%)、ファッション(38.1%)が続きます。ビューティー・コスメ(29.3%)とエンターテインメント(35.5%)にも強い関心があり、全体的に幅広いカテゴリに関心が高いことが判明しました。

Z世代では、ファッション(35.6%)とビューティー・コスメ(30.9%)への関心が非常に高く、特にビューティー・コスメに関しては他の世代よりも顕著に高い関心を示しました。グルメ・料理(35.2%)と旅行・観光(30.9%)への関心はやや低めですが、依然として人気のジャンルであることがわかりました。

これらから、各世代がSNSで興味を持ってフォローするジャンルには明確な違いがあることがわかります。特に、Y世代とZ世代では「ファッション」と「ビューティー・コスメ」への関心が高い一方で、X世代では「グルメ・料理」や「旅行・観光」が強い関心を集める結果となりました。


・世代別でのインフルエンサー投稿の影響度合い

「Q11:SNSのインフルエンサーの投稿にどのくらい影響を受けますか?」と質問したところ、全体では、「少し影響を受ける」と答えた人が最も多く、39.6%にのぼります。「あまり影響を受けない」が28.8%、「まったく影響を受けない」が20.1%、「とても影響を受ける」が11.5%と続きました。

X世代は他の世代と比べて、「とても影響を受ける」(6.1%)と「少し影響を受ける」(33.7%)の割合が最も低く、「あまり影響を受けない」(35.3%)と「まったく影響を受けない」(25.0%)の割合が高いことが分かりました。

Y世代では、「少し影響を受ける」が39.1%で全体の平均と同様ですが、「とても影響を受ける」(14.0%)の割合が全体平均を上回り、インフルエンサーの投稿により影響を受けやすい傾向にあることがうかがえます。

Z世代は、「少し影響を受ける」(46.2%)の割合が最も高く、次いで「とても影響を受ける」(14.6%)が続きます。「あまり影響を受けない」と「まったく影響を受けない」の割合が他の世代に比べて低く、Z世代がインフルエンサーの影響を最も受けやすい世代であることを示しました。


・まとめ

今回、株式会社リンクアンドパートナーズは、全国のZ世代(15〜27歳)、Y世代(28〜42歳)、X世代(43〜58歳)の方を対象に「世代別のSNS利用状況に関する調査」を実施しました。

本調査からは、世代を問わず「SNS」が情報源として最も普及していることが明らかになりました。特にZ世代での使用率が最も高く、各世代や年収層ごとに好まれるSNS媒体には顕著な違いが見られました。LINEとYouTubeが広範囲の年収層にわたって利用されている一方で、TikTokやFacebookは特定の収入層での使用が多いことが示されました。

また、SNS上での興味の対象は世代によって異なり、X世代は実用的な内容に、Y世代とZ世代は見た目やトレンドを重視する傾向にあることが判明しました。インフルエンサーの投稿への影響度合いも世代によって異なり、特にZ世代が最も影響を受けやすいことが分かりました。

これらの調査結果を参考に、世代や収入層ごとに異なるSNSの使用傾向や内容への関心を浮き彫りにし、マーケティング戦略においてこれらの差異を考慮することは、成果を出すための近道かもしれません。

資料では、ユーザーが好むSNSのコンテンツの種類やどういう目的でSNSを利用しているかを世代別でまとめておりますので、ぜひご覧ください。

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株式会社リンクアンドパートナーズ

株式会社リンクアンドパートナーズ

社名:株式会社リンクアンドパートナーズ
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目12−9エスティ青山ビル2F
代表取締役:中村 泰介
設立:2011年3月
事業内容:ブランドコンサルティング
コンテンツマーケティング
ネット集客支援
メディアPR代行
HP:https://www.link-ap.com/
TEL:03-5468-9902(代)
FAX:03-5468-9913

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東京都渋谷区渋谷2-12-9 エスティ青山ビル1F~5F
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代表者名
中村 泰介
上場
未上場
資本金
1億3694万円
設立
2011年03月