2025年9月1日 創立75周年を迎えた 3匹目の大阪の老舗魔法瓶メーカー

歴史の上に重ねていく、新しい一歩に挑戦し続ける!

 ピーコック魔法瓶工業株式会社(本社:大阪市、社長:山中千佳)は、2025年9月1日に、創業から75周年目を迎えることができましたことを報告致します。これもひとえに、日ごろからお取引をいただいております企業の皆様、弊社製品をご愛用いただいておりますお客様方々の多大なるご支援の賜物と、感謝申し上げます。

 当社はここまでの75年間、皆様の生活を便利に豊かにするために、それまでになかった新しい商品を開発し続けて参りました。これからも、お客様にとって持続可能で価値あるモノづくり、お客様からの信頼、時代とともに変化する柔軟性の3つを大切にしながら歩みを進め、1年1年を積み重ねて参りたいと存じます。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

Peacockの歴史; https://www.the-peacock.co.jp/pages/history

■社名の由来

大阪にある魔法瓶メーカーには、動物名が社名に入っている会社が複数ありますが、社歴的には「象」「虎」に次ぎ、3匹(3羽)目となる弊社の「ピーコック」は、「雄のクジャク」です。かつて日本の魔法瓶産業は、大正期から昭和期前半にかけては国内向けではなく、東南アジア方面などへの輸出をメインとして発展を遂げてきました。社名に冠される動物名は仕向地に馴染むものとなっており、当社の「クジャク」も、現地で神の使いともいわれる神聖な生き物で、現地で貴重な「水」のイメージとも重なることから社名に採用しました。

国内では、「孔雀印」のマホービンとして親しまれてきた時期もありました。

■ロゴの変遷(抜粋)

創業当時(1950年~)

1960年~

1965年~

1974年~

1080年~現在

(現在に近づくにつれて羽根の枚数が少なくなりシンプル性を高めています。)

■これまでのピーコック魔法瓶のイノベーションプロダクト(一部抜粋)

当社は、様々な商品を開発し、業界にイノベーションを起こしてきました。

【世界初の回転底式卓上ポット】

1969年、卓上ポットの底を回転させて把手をつかみやすくできる「回転底式ポット」を発明、現在では卓上ポットにおいては当たり前の機能となっています。当時卓上ポットは花柄全盛の時代で、「花柄でないと売れない」と言われていましたが、これ以降、「回転式でないと売れない」と言われるほどの大ヒット商品となりました。当社は、この年から始まった伝説的人気クイズ番組「クイズタイムショック」の初代スポンサーを務めています。

【三層クラッド鋼ホットプレート「Mr.SteakHouse」】

2020年、電気加熱式ホットプレートのプレート部に、業界初、厚さ約4mmの、「ステンレス+アルミ+ステンレス」の3層クラッド鋼を採用。アルミの熱伝導性とステンレスの蓄熱性のハイブリッド機能で、分厚いステーキなどの食材でも旨味を逃さず調理でき、ノンコートプレートの上で切り分けもできる画期的なホット―プレート(WDV-10S)を開発しました。

【持ち運べるタンブラー「タンブラーボトル」】

2021年、それまでの、飲料を持ち運ぶためのキャリータンクとしての水筒の概念を覆し、中身にこだわり、美味しい味と香りと温度を、持ち運んだ先でもそのまま楽しめる、タンブラー型、完全止水構造のボトルを開発し、新しい市場を確立しました。

【コロナ禍に企画が生まれた魔法瓶構造の酒器シリーズ「おうち居酒屋シリーズ」】

2022年~。コロナ禍におけるおうちの晩酌時間に、お気に入りの温度でお酒をじっくり楽しんでいただくために、魔法瓶構造の酒器を開発しました。温度をキープするだけでなく、それぞれのお酒に合った機能にもこだわり、形状を工夫しました。2022年度グッドデザイン賞受賞。

【熱中症対策商品としてメガヒットとなった「アイスパックシリーズ」】

2021年~。年々高まる熱中症のリスクに対し、魔法瓶メーカーのノウハウを活かし開発した商品。魔法瓶構造の「冷たさキープホルダー」で熱中症に有効とされる氷のうの冷たさがキープできるので、いつでもどこでも冷やしたい箇所を冷やすことができます。従来の布氷のうタイプだけでなく、独自に採用したシリコーン製スティックタイプの氷のうが携帯性を改善。2025年8月までで、シリーズ累計90万本を突破。2024年度グッドデザイン賞受賞。

【保冷力最強クラスのクーラーBOX「クーラーバケット」】

2023年、毎年暑すぎる夏に、いつものクーラーボックスでは冷たさがキープできないとのお声から開発した商品です。こちらも魔法瓶メーカーのノウハウを活かして、魔法瓶構造の大きな(10Lクラス)バケツを作ってみました。氷の冷たさが最大7日間キープできる脅威の保冷力で、アウトドア使用を中心に話題の商品です。2023年「Makuake」出品、1800万円以上の応援購入を獲得。2024年アメリカシカゴショーにおいて日本企業としては初となる、同展示会における「サステナブル賞」を受賞。

上記商品のURL(一部)

「Mr.SteakHouse」     https://www.the-peacock.co.jp/blogs/feature/pickup10               

「おうち居酒屋シリーズ」   https://www.the-peacock.co.jp/blogs/feature/pickup16

「アイスパックシリーズ」 https://www.the-peacock.co.jp/blogs/feature/pickup21

「クーラーバケット」    https://www.the-peacock.co.jp/blogs/feature/pickup35

■参考情報① 回転式ポット発売当時の商品チラシ

孔雀印回転式ポット

■参考情報② 昭和時代の当社商品(抜粋)

創業当時の水筒(南極観測隊にも寄贈)

創業当時のアイスコンテナ

一世を風靡した卓上ポット「グランドポット」

レバープッシュ式卓上ポット

保温ジャー

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.the-peacock.co.jp/company.php
業種
製造業
本社所在地
大阪市福島区鷺洲5丁目12番20号
電話番号
-
代表者名
山中 千佳
上場
未上場
資本金
-
設立
1950年09月