個人で輸出ビジネスを始めたきっかけ、約7割が「日本製品は人気があるため」と回答 海外のECモールを選ぶ際に重視した点は「配送サポートの充実」が78.2%で最多
〜輸出ビジネスを始める前に「ECモールでの販促やマーケティング」を学んでおきたかったとの声も〜
調査サマリー
調査概要
調査概要:個人のECビジネスに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年11月27日〜同年11月27日
有効回答:個人で輸出ビジネスを現在行っている方110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
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2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
個人で輸出ビジネスを始めたきっかけ、約7割が「日本製品は人気があるため」と回答
「Q1.あなたが、個人で輸出ビジネスを始めたきっかけを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「日本製品は人気があるため」が68.2%、「国内マーケットが縮小していると感じたため」が58.2%、「ビジネスパートナーや友人に紹介されたため」が44.5%という回答となりました。
・日本製品は人気があるため:68.2%
・国内マーケットが縮小していると感じたため:58.2%
・ビジネスパートナーや友人に紹介されたため:44.5%
・円安になり、利益を出しやすくなったため:42.7%
・日本よりも価格競争が起こらないと感じたため:31.8%
・海外の方がネット通販の市場規模が大きかったため:18.2%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない:1.8%
「副業として」や「海外事業が魅力的だから」などのきっかけも
Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2.Q1で回答した以外に、個人で輸出ビジネスを始めたきっかけがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=108)と質問したところ、「副業として」や「海外事業が魅力的だから」など49の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・38歳:仕入れやすい。
・33歳:シンプルにコストパフォーマンスが良いから。
・38歳:流行り。
・33歳:お小遣い目的。
・38歳:副業として。
・39歳:海外事業が魅力的だから。
・34歳:推しグッズを広めたい。
輸出ビジネスで取り扱った経験がある製品/サービス、第1位「ブランド品」、第2位「食料品」
「Q3.あなたが、輸出ビジネスをする上で取り扱った経験がある製品/サービスを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「ブランド品」が63.6%、「食料品」が49.1%、「アウトドア用品」が44.5%という回答となりました。
・ブランド品:63.6%
・食料品:49.1%
・アウトドア用品:44.5%
・時計:40.9%
・消費財:32.7%
・家庭用品:26.4%
・化粧品:23.6%
・おもちゃ/フィギュア:22.7%
・カメラ:20.0%
・車やバイクの部品:18.2%
・家具:17.3%
・家電:17.3%
・その他:0.9%
ー35歳:雑貨
・わからない/答えられない:0.9%
輸出ビジネスで商品を販売したことがある国、「米国」「韓国」「中国」が上位に
「Q4.あなたが、輸出ビジネスで商品を販売したことがある国を教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「米国」が51.8%、「韓国」が50.9%、「中国」が43.6%という回答となりました。
・米国:51.8%
・韓国:50.9%
・中国:43.6%
・台湾:40.9%
・香港:27.3%
・シンガポール:24.5%
・マレーシア:21.8%
・フィリピン:17.3%
・タイ:16.4%
・ベトナム:13.6%
・インドネシア:8.2%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.9%
輸出ビジネスの始め方、「海外対応のモールに出店」が50.0%、「独自のECサイトを構築」が46.4%
「Q5.あなたは、どのように輸出ビジネスを始めましたか。」(n=110)と質問したところ、「海外対応のモールに出店」が50.0%、「独自のECサイトを構築」が46.4%という回答となりました。
・海外対応のモールに出店:50.0%
・独自のECサイトを構築:46.4%
・その他:0.9%
・答えれない:2.7%
輸出ビジネスを始めるにあたって、9割以上が「苦労した経験」あり
「Q6.あなたは、個人の輸出ビジネスを始めるにあたって、苦労した経験はありますか。」(n=110)と質問したところ、「かなりある」が40.1%、「ややある」が53.6%という回答となりました。
・かなりある:40.1%
・ややある:53.6%
・あまりない:3.6%
・全くない:1.8%
・わからない/答えられない:0.9%
苦労した経験の内容、約6割が「ECモールでの販促やマーケティング」「個人での越境ECサイトの構築」と回答
Q6で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q7.個人での輸出ビジネスを始めるにあたって、苦労した経験を教えてください。(複数回答)」(n=103)と質問したところ、「ECモールでの販促やマーケティング」が58.3%、「個人での越境ECサイトの構築」が56.3%、「外国語での取引」が52.4%という回答となりました。
・ECモールでの販促やマーケティング:58.3%
・個人での越境ECサイトの構築:56.3%
・外国語での取引:52.4%
・越境ECのプラットフォーム選び:44.7%
・送料の高さ:40.8%
・輸送距離・時間を考慮した商品の品質担保:23.3%
・商品受け取りと代金支払いの時間差:15.5%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
輸出ビジネスを始めるにあたって学んでおけばよかったと後悔したこと、「ECモールでの販促やマーケティング」が60.9%で最多
「Q8.あなたが、個人での輸出ビジネスを始めるにあたって、学んでおけばよかったと後悔したことを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「ECモールでの販促やマーケティング」が60.9%、「輸出ビジネスのメリット・デメリット」が49.1%、「輸出品関連の法規制」が39.1%という回答となりました。
・ECモールでの販促やマーケティング:60.9%
・輸出ビジネスのメリット・デメリット:49.1%
・輸出品関連の法規制:39.1%
・ニッチなニーズへの対応方法:38.2%
・越境ECプラットフォームの選び方:35.5%
・為替に関する知識:29.1%
・輸出先の市場状況:23.6%
・ECに関する知識:20.0%
・その他:0.0%
・特にない:3.6%
・わからない/答えられない:0.0%
ECモール選びにおいて、78.2%が「配送サポートの充実さ」を重視
Q5で「海外対応のモールに出店」と回答した方に、「Q9.あなたがECモール選びで重視したことを教えてください。(複数回答)」(n=55)と質問したところ、「配送サポートの充実さ」が78.2%、「初期費用の安さ」が60.0%、「操作性の高さ」が54.5%という回答となりました。
・配送サポートの充実さ:78.2%
・初期費用の安さ:60.0%
・操作性の高さ:54.5%
・日本語対応の充実さ:49.1%
・対応している国の幅広さ:34.5%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
「対応国」や「越境」などを重視する人も
「Q10で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q10で回答した以外に、あなたがECモール選びで重視したことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=55)と質問したところ、「対応国」や「越境」など22の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・34歳:対応国。
・38歳:越境。
まとめ
今回は、個人で輸出ビジネスを現在行っている方110名を対象に、個人のECビジネスに関する実態調査を実施しました。
まず、個人で輸出ビジネスを始めたきっかけについて、約7割が「日本製品は人気があるため」と回答しており、商品を販売したことがある国としては、「米国」「韓国」「中国」が上位に挙がりました。一方で、「台湾」や「東南アジア」の地域で販売したことがある企業は少なく、まだまだブルーオーシャンであることが分かります。輸出ビジネスを始める際には、50.0%が「海外対応のモールに出店」、46.4%が「独自のECサイトを構築」という方法を選択したようです。また、9割以上が輸出ビジネスを始めるにあたって苦労していますが、その具体的な内容としては、「ECモールでの販促やマーケティング」「個人での越境ECサイトの構築」が約6割にのぼりました。輸出ビジネスを始める前に学んでおけばよかったことについては、「ECモールでの販促やマーケティング」が60.9%で最も多く、次いで「輸出ビジネスのメリット・デメリット」が49.1%となっています。さらに、海外対応のモールに出店している人に、ECモール選びで重視したことを聞いたところ、78.2%が「配送サポートの充実さ」と回答しました。
今回の調査では、現在輸出ビジネスを行っている人の多くが、個人で輸出ビジネスを始める際に様々な課題に直面したことが明らかになりました。特に越境ECに特化した販促やサイト構築へのハードルが高いようで、海外対応のモールに出店した人からは、その充実したサポートに期待する声が挙がっています。個人での輸出ビジネスに興味のある方は、越境ECビジネスに特化したサービスを活用することが近道かもしれません。
越境ECに関するショッピージャパンによるサポート
既存の販路を拡大し、海外へビジネスを展開したい企業や、東南アジア・台湾をはじめとするブルーオーシャンの市場に参入したい企業にとって、越境ECは最適な選択肢であると考えています。ショッピージャパンは越境ECに参入する日本の事業者向けに、物流から言語まで多様なサポートを提供し、急成長を続ける東南アジア・台湾の市場におけるオンライン販売を支援します。
多くの事業者が越境ECについて抱える不安に対し、ショッピージャパンは日本語のサポート体制、配送サポート、現地の商習慣の勉強会など、セラー向けのサポート体制を整備しております。
ショッピージャパン株式会社 概要
Shopeeは東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォームです。企業のデジタル化とオンラインプレゼンスの強化、多くの人々のデジタルサービスへのアクセス、更には現地社会の活性化を支援することで、多方面と繋がるデジタルエコシステムを実現しています。
Shopeeはシンプルかつ安全で魅力的なEコマースプラットフォームを世界中の消費者の方々に提供し、毎日何百万人もの人々がショッピング体験を楽しんでいます。また、Shopeeは現地のデジタル経済への重要な貢献者であることを目指しており、事業者がeコマースで成功するための支援に尽力しています。
Shopeeは世界をリードする消費者向けインターネット企業であるSea Limited(シンガポール本社、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場)のグループ企業(子会社)です。 Shopeeに加えて、Seaの他のコアビジネス、デジタルエンターテインメント部門であるGarena、デジタル金融サービス部門であるSeaMoneyとテクノロジーを通じて消費者や事業者の生活を改善することを目指しています。
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