ミキワメ「24卒上位校学生の就活終了時期や志望企業確定時期についての調査結果」を発表
就職活動生の志望順位向上のためには、早期接触が重要、かつ内定出し前に志望度を高めておくことがより重要に。調査対象の2024年卒上位校学生のうち約半数が第一志望を2022年12月までに確定。
≪TOPICS≫
調査対象の2024年卒(以下、24卒と表記)の上位校学生は、2022年12月までに、49%の学生が第一志望企業(志望企業Top1)確定、60%が志望企業群(志望企業Top20)も確定。2023年3月までに80%の学生が第一志望企業(Top1)を確定させたいと回答
就職活動を終了させたい時期については、2023年5月以前に終わらせたい層が56%
就職活動開始時期については、80%の学生が2022年8月までに開始したと回答
2023年卒(以下23卒と表記)・24卒学生との比較では、全体の趨勢は大きく変化がないものの、24卒学生の就活開始時期が若干先行し、就活終了時期も24卒学生の方が早く終えたいとする傾向は見られた
【調査概要】
24卒学生の就活開始時期・第一志望確定時期・就活を終了させたい時期について
・調査対象の2024年卒上位校学生のうち80%の学生が8月までに就職活動を開始したと回答した。23卒での同調査とも同様の傾向であり、夏インターンシップの開催時期である7-9月までに就活を開始することが一般化しているといえる。
・第一志望確定時期は、2022年12月までに確定したと回答した学生が49%。2023年3月までに確定させたいと回答する学生も含めると80%。増え幅はこの1月から3月まで大きく(12月49%→3月80%、+31%)、4月以降の増加幅は逓減する。採用担当にとっては、1~3月のフォローアップが、自社を学生にとっての志望企業上位に入れる上で重要と考えられる。
・就職活動を終了させたい時期については、2023年5月以前に終わらせたい層が56%、6月以降に終わらせたい学生と就活終了時期未定の学生を含めると44%となった。例年、6月に内々定を出す企業もあるため、その企業を受けきるまでは終了しないという層が半数程度あるとの仮説がたてられる。一方で、2023年6月を待たずに5月以前に就活を終了させたいとの層が56%存在することにも留意が必要である。
図表1 2024卒上位校学生の就活終了時期や志望企業確定時期についての調査結果(単月)
※就職活動の開始、志望企業群(志望企業Top20社)の確定、第一志望企業群(志望企業Top5社)の確定、第一志望企業(志望企業Top1)の確定、就職活動の終了、それぞれについて該当する月を1つ回答。調査対象のうち、各月を選択した学生の割合を以下に示す。
上記データについての詳細はこちらからお問合せください
https://www.recme.jp/for-company/
23卒学生と24卒学生の就活内容の比較について
・就活開始時期は、3月ごろまでは24卒の方が開始する学生割合が多いが、4月以降はほぼ同じ割合で増加している。
・志望企業群(Top20)は、夏インターン前の6月(23卒であれば2021年6月、24卒であれば2022年6月)以降、24卒の方が確定時期が早い傾向が見られる。ただし、翌年2月ごろまでに80%近くの学生が決めたいと考えており、その割合は3月以降あまり増えないという傾向は23卒、24卒同様である。
・第一志望企業群(Top5)は、夏インターン前の6月(23卒であれば2021年6月、24卒であれば2022年6月)ごろまでは23卒の方が決定する時期は若干先行している。同7月以降は、24卒の方が決定時期が早い傾向。ただし、翌年3月ごろまでに80%近くの学生がTop5を確定させたいと考えており、4月以降はその割合があまり増えないという傾向は23卒、24卒同様である。
・第一志望企業(Top1)確定時期は、11月ごろまでは23卒の方がやや先行している。12月以降は、24卒の方が若干先行する傾向はあるが、志望企業群(Top20)、第一志望企業群(Top5)ほど明確な差はない。3月ごろまでに80%近くの学生が第一志望企業(Top1)を確定させたいと考えており、4月以降はあまり増えないという傾向は23卒、24卒同様である。
・就活終了時期は、24卒の方が23卒よりも早く終えたいと思っている学生が多い傾向である。ただし、就活終了時期を「決めていない」学生は24卒の方が多い。
【調査担当者コメント】
・本調査は、あくまで当社主催の1月開催の合同企業説明会に参加した学生のサンプルを基にしていること、その対象大学がいわゆる上位校に偏っていること、男女や文理の割合が均一でないことには留意されたい。
・その前提のもとで、新卒採用担当者にとっては以下のような含意があると思われる。
4月以降に内定出しをしてから学生の志望度を高めるのではなく、内定出しをする前の1-3月時期に、以下に自社を第一志望企業群(Top5)、できれば第一志望企業(Top1)とするかが重要である。
志望企業群(Top20)は4-7月に決めた学生の割合が多いことから、自社を全く志望していない学生、あるいは自社の属する志望業界を志望していない学生に対して自社に関心を持たせるうえで、4-7月のプロモーションが重要である。
一方で、志望企業群(Top20)を1月段階で決めていない学生層(2月以降に決める、または決定時期未定)の学生が20%程度存在するので、2月以降のプロモーション如何で自社にエントリーを促せる層は、まだ少なくない数存在している。エントリーを増やすために、2月以降のプロモーションも変わらず有効である。
以上の傾向は、23卒段階でもすでに表れていたが、コロナ禍の影響が社会的に緩和された24卒においても、大きく変化がなかった。つまり、コロナ禍以前と比較した際の就活開始時期や志望企業の絞り込み時期の早期化は、コロナ禍だけの一過性のものではなく、定着したものと認識したうえで、25卒以降も採用戦略を立案することが求められるといえる。
当社では、各社様に合わせたさらなる市場調査も実施しています。
詳しくはこちらからお問合せください。
https://www.recme.jp/for-company/
■「2024年卒上位校学生就活調査」調査概要
(24卒データ)
1.調査対象 : 対象学生:
2024年卒予定の、東京大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、東京理科大学、上智大学、立命館大学、同志社大学、明治大学、立教大学 等の大学生、大学院生
2.調査期間 : 2023年1月7日~2023年1月9日
3.調査方法 :
・弊社主催の合同説明会でのWEBアンケートにより回収
4.有効回答 : 724名(文系46.3%、理系53.6% / 男性75.1%、女性24.8%)
(23卒データ)
1.調査対象 : 対象学生:
2024年卒予定の、東京大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、東京理科大学、上智大学、立命館大学、同志社大学、明治大学、立教大学 等の大学生、大学院生
2.調査期間 : 2022年1月8日~2023年1月10日
3.調査方法 :
・弊社主催の合同説明会でのWEBアンケートにより回収
4.有効回答 : 408名(文系66.5%、理系33.5% / 男性65.0%、女性35.0%)
「ミキワメ」「ミキワメウェルビーイング」について
「ミキワメ」は10分のサーベイで社員の性格を16タイプに分類し、社内の組織基準を作成。採用候補者にも受検いただき、候補者の活躍可能性・採用マッチング度を可視化します。「ミキワメウェルビーイング」は2分のサーベイで社員のメンタル状態を可視化し、性格をもとにアドバイスを行うことでウェルビーイングを実現し、休職・離職を未然に防ぎます。
運営会社について
会社名:株式会社リーディングマーク
所在地:東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル6階
代表者:代表取締役社⻑ 飯⽥ 悠司
設⽴:2008年1⽉
URL:https://www.leadingmark.jp/
事業内容:「Personality Tech」を通じたHR事業
-⾃社で活躍できる社員を10分間でミキワメる「ミキワメ 適性検査」https://mikiwame.com?data=pr
-社員のメンタル状態を可視化し、性格をもとにアドバイスをすることでウェルビーイングを実現「ミキワメ ウェルビーイング」https://mikiwame.com/well-being.html?data=pr
-⽇本最⼤級の優秀層就活⽀援サービス「ミキワメ 採⽤⽀援(旧レクミー)」
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-会員制の就職活動⽀援プログラム「NEXVEL(ネクスベル)」http://nexvel.co.jp/
-適性検査、⼈事、採⽤などに関する情報発信ブログ「ミキワメラボ」https://mikiwame.com/lab/
当プレスリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000008701.html
株式会社リーディングマークのプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/8701
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