テクノスジャパンと東芝デジタルソリューションズ製造業向け調達業務分野におけるソリューションで協業の検討を開始
~製造業の発展につながる調達業務全体の高度化を目指す~
テクノスジャパンは、企業規模に関わらず取引のデジタル化を促進し、お客さま企業のデータドリブン経営に伴走しております。
現在、日本の製造業においては少子化や業務有識者の引退などにより、現場の人手不足が大きな問題となっております。また直近では地政学的要因から生じたサプライチェーンの混乱による業務継続性や業界発展が脅かされるリスクなど、これまで以上にデジタルの力を活用した製造業のビジネス推進が求められております。
テクノスジャパンの企業間協調プラットフォーム「CBP®(Connected Business Platform)」と東芝デジタルソリューションズが提供する製造業の調達・購買部門向けの戦略調達ソリューション「Meister SRM™」は、それぞれ調達領域の異なる業務プロセスに対し強みを持ち、調達業務の高度化を推進しております。
今回の基本合意書締結により、製造業における調達業務プロセス全体の統制/標準化や、可視化によるサプライヤ管理・評価を実現することで、製造業の業界発展を目指します。
想定の協業内容
1.調達計画~購買業務のプロセス全体の統制/標準化
「CBP®」と「Meister SRM™」を組み合わせることで、調達計画/サプライヤ管理といった「ソーシング領域」から、実際の調達業務(受発注/入出荷/債権債務決済)といった「パーチェシング領域」まで一貫したシステム管理が可能となります。これにより調達業務全体のプロセスが可視化されることで 「業務の効率化(属人化の解消)」 「サプライヤ管理の高度化」 「システム統制の強化(システム監査体制の強化) 」の実現を目指します。
2.調達計画を踏まえた取引実態に基づくサプライヤ管理・評価
「Meister SRM™」で収集したサプライヤのCSR対応状況と「CBP®」で取得した納入実績などの情報を組み合わせることで、多角的なサプライヤ評価を実現できます。また「CBP®」で収集した注文情報や受払情報を活用することにより、「Meister SRM™」で検知した災害によるサプライチェーンの影響を定量的に把握することができます。
将来の取組み
製造業の調達部門では環境や人権尊重など責任あるサプライチェーンの整備が求められております。人権尊重については、経済産業省が策定した「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」でも企業が責任を果たすことが求められております。
将来的には「CBP®」と「Meister SRM™」を組み合わせることにより、サプライチェーン全体におけるCO₂排出量をはじめとした環境情報の可視化の実現など、さらなる製造業の重要課題の解決を目指します。
CBP®(Connected Business Platform)について
各企業が持つシステム同士を連携し、柔軟かつリアルタイムに活用していくための協調プラットフォームです。データを溜めて活かす企業間取引基盤と、データをつなぐデータ連携基盤の2つのコア基盤で構成されています。データ活用によりコミュニケーションを円滑化し、サプライチェーン全体での生産性向上を実現します。
詳細はhttps://www.tecnos.co.jp/lp/cbp/をご覧ください。
Meister SRM™について
約1万社以上の企業が利用する製造業の調達・購買部門向けの
戦略調達ソリューションである「Meister SRM™」は、n次サプ
ライヤまでのサプライチェーン情報を、バイヤだけでなくサプラ
イヤと共に管理することができる、サプライチェーンコミュニケ
ーション基盤です。サプライチェーン情報として、国・地域・住所・位置情報だけでなく、その拠点が取扱っている納入品まで収集・管理することができます。
会社概要
株式会社テクノスジャパン
テクノスジャパンは「企業・人・データをつなぎ社会の発展に貢献する」をグループミッション、「LEAD THE CONNECTED SOCIETY TO THE FUTURE」をビジョンとして掲げ、企業のデータドリブン経営に伴走しています。1994年の創業以降、ERPのシステムコンサルティングとインテグレーションを展開。現在はCRM、自社開発の企業間協調プラットフォームCBPを組み合わせた「ERP×CRM×CBP」のトータルソリューションで、経営管理およびサプライチェーン全体の高度化による企業の生産性向上を支援しています。
所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー14階
設立:1994年4月27日
資本金:5億6,252万円
代表者:代表取締役 社長執行役員 吉岡 隆
U R L :https://www.tecnos.co.jp
証券コード:3666
東芝デジタルソリューションズ株式会社
東芝デジタルソリューションズ株式会社は、東芝グループのデジタルソリューション事業を担う企業としてIoTや人工知能(AI)などのデジタル技術や量子技術を活用した事業をグローバルに展開しています。東芝グループの幅広い事業領域で生まれるさまざまなデータの力を最大限に活用し、プラットフォーム化を推進することで価値あるサービスを次々に生み出し、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。東芝グループの経営理念「人と、地球の、明日のために。」のもと、お客さまやパートナーの皆さまとともに、新しい価値を持続的に創造していきます。
所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34
設立:2003年10月1日
資本金:235億円(東芝100%)
代表者:取締役社長 岡田 俊輔
U R L :https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution.html
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