「働き方改革」地方と連携へ。都市の人財育成・組織開発を後押し

〜宮崎県新富町が東京の人財開発会社と連携。ワークエンゲージメント向上にも貢献〜

こゆ財団

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一 以下、こゆ財団という)は、女性の活躍推進やチームビルディングを事業として展開する株式会社work F-style(東京都中央区、代表取締役:杉江美樹 以下、Work F-styleという)と、地域をフィールドとした人財育成プログラムを開発しました。

両社は、宮崎県新富町のさまざまな資源を人財育成・組織開発に活用するサービスを2019年1月よりスタート。ワークエンゲージメント(仕事への自発的貢献意欲)を高めたい都市部の企業に提供し、働き方改革を後押しします。
■概要:ビジネスをつくるプロセスが「稼ぐ人財」を育成

2018年5月に宮崎県新富町で実施した都市部の企業人財らによる地域資源のモニタリング。こゆ財団では複数回のモニタリングを行い、プログラム開発につなげました。2018年5月に宮崎県新富町で実施した都市部の企業人財らによる地域資源のモニタリング。こゆ財団では複数回のモニタリングを行い、プログラム開発につなげました。


こゆ財団は、財政難に危機感を持った宮崎県新富町が、稼いで町に再投資することを事業として2017年4月に設立した地域商社です。設立以来、起業家育成塾の運営や、慶應義塾大学大学院の研究受け入れなどを通じて、地域に「稼ぐ人財」を輩出しています。

「稼ぐ人財」とは、自ら課題の解決ができる人財のこと。こゆ財団では、単に講座で学ぶだけではなく、現場でリアルな課題を体感し、実際にビジネスを作ることが、その育成に最も有効であると考えてきました。

女性活躍推進やチームビルディングを軸として、上場企業を中心に多くの人財育成や組織開発を実施しているWork F-styleは、こゆ財団と協働。地域でチャレンジをしている人財から刺激を受けたり、「こゆ朝市」を通じて地元の人たちと触れ合うことで、仕事の原点に立ち返り、自分もチャレンジしようという気持ちを創出する「新富町チャレンジプログラム」を開発しました。


Work F-styleは、プログラムを自社メニューの一つとして活用。都市部の企業に対し、全6回を基本構成とする人財育成・組織開発サービスの一部に組みこんで提供します。

<概要>
名称:新富町チャレンジプログラム
提供:Work F-style, こゆ財団
時期:2019年1月より提供開始
期間:1泊2日(宿泊型研修)


■特長:朝市での物販を通じて顧客満足や課題を体感できる
「新富町チャレンジプログラム」が一般的な人財育成プログラムと異なる最大の特徴は、実際に商売ができる実践の場があるということです。研修生は新富町のフィールドワークを通じてアイデアをグループで昇華し、プロトタイプ(試作品やサービス)を用意。毎月第三日曜に新富町商店街で開催している「こゆ朝市」で商売ができるようになっています。

企業規模や所属部署によっては、自社商品やサービスに関する顧客の声に直接触れる機会は限定的です。しかし、そこから得られるフィードバックは、商品・サービスの改善のほか、開発・販売に対する主体性、顧客満足を得た際の充実感やワクワク感の醸成にもつながります。

こゆ財団ではそうした理由から、顧客の声をダイレクトに聞くことのできる、この実行フェーズを重視しています。

※主なプログラム内容
・こゆ財団や起業家とのセッション(マインドセットとして)
・新富町「こゆ朝市」での販売や店舗運営体験
・新富町の地域資源や課題を知るフィールドワーク
・新富町の伝統競技「レガッタ」を通じたチームビルディング
※内容は一例です。参加者のセグメントやニーズに応じてカスタマイズします。

■背景:求められる生産性の高い人財の開発

新富町の新田原古墳。東京在住のアートディレクターがここを訪れ、感性を刺激されたことから自身のミッションが変容し、同年に移住した事例が生まれています。新富町の新田原古墳。東京在住のアートディレクターがここを訪れ、感性を刺激されたことから自身のミッションが変容し、同年に移住した事例が生まれています。


労働力人口が減少する今後の社会においては、企業や組織はこれまで以上に有能な人材を育成し、「稼ぐ力」の源泉としていくことが求められます。しかしながら、実体験をもって「稼ぐ力」を養う機会は多くはありません。

「新富町チャレンジプログラム」は、新富町での主体的な活動を通じて、その機会を創出します。プログラムによって期待できる成果は以下の3点です。

[1] ビジネスの手法を学ぶことで、生産性の高い仕事への意識が強まる
[2] 地域課題の解決を自ら学び考えることで、起業マインドを養うことができる
[3] 自らチャレンジすることへのワクワク(エンゲージメント)を感じることができる

こうした成果を得た人財は、生産性の高い仕事につながるのはもちろんのこと、その成果を組織全体に広げていくこともできるようになります。

こゆ財団とWork F-styleでは、「新富町チャレンジプログラム」を通じて、企業・組織の人財育成と組織開発に寄与します。


■今後の展望:2019年1月を皮切りに継続して実施

 

2019年1月20日の「こゆ朝市」で企業研修に訪れていた研修生は、得意な書道を生かして子どもたち向けの書道体験をサービスとして提供。集客から顧客満足度向上に至るまでを実体験しました。2019年1月20日の「こゆ朝市」で企業研修に訪れていた研修生は、得意な書道を生かして子どもたち向けの書道体験をサービスとして提供。集客から顧客満足度向上に至るまでを実体験しました。


2019年1月19日〜20日の2日間、東京の企業に勤務する社員6名が「新富町チャレンジプログラム」に参加しました。期間中は、新富町で活動している起業家の話を聞いたほか、「こゆ朝市」では2チームに分かれてブースを出店。事前に考案した商品の販売やサービス提供に挑戦しました。

研修生からは、「ふだんの業務ではできないことが経験できた」「自分の仕事に対する向き合い方を変えていくきっかけをもらった」などの意見をいただきました。

こゆ財団とWork F-styleは、「新富町チャレンジプログラム」を今後も継続して実施。ワークエンゲージメントの向上につなげ、社会全体の生産性向上にも貢献します。


<全国が注目する地域商社「こゆ財団」>
2017年4月に宮崎県児湯郡新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、行政では成し得なかったスピード感で『特産品販売』と『起業家育成』を行いながら地域経済の創出に取り組んでいます。主に、1粒1000円の国産ライチのブランディング・販売や、起業家育成事業などを実施しています。
*メディア掲載事例:月刊事業構想/月刊ソトコト/Forbes JAPAN/日経新聞 ほか 

法人名:一般財団法人こゆ地域づくり推進機構
所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1 チャレンジフィールド
代 表:代表理事 齋藤 潤一
▶︎こゆ財団HP:https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団FB:https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎こゆ財団ふるさと納税ページ:https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
▶こゆ財団 100名100事業 採用ページ :https://koyu.miyazaki.jp/?page_id=2153

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://koyu.miyazaki.jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1
電話番号
0983-32-1082
代表者名
齋藤潤一
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2017年04月