【SECURITY SHOW分析レポート】人数カウント機能で来場者数を可視化、取得データを展示会運営に活かす
ビックカメラグループの株式会社ラネット(本社:東京都豊島区、以下ラネット)は、当社が提供するネットワークカメラサービス「キヅクモ」を、先週東京ビッグサイトで開催されたセキュリティ・安全管理の総合展である『SECURITY SHOW』に出展しました。

マーケティング機能を活用し4日間のデータを算出
ブース内ではキヅクモカメラを設置し、キヅクモのマーケティング機能である「人数カウント」と「ヒートマッピング」を用いて4日間の来場者数を計測しました。来場者の皆様からは「防犯対策と並行して、マーケティングデータが取れるのが良い」とポジティブな意見を多くいただきました。
■人数カウント
人数カウントは出入口など、指定した場所を通過した人数をカウントする機能です。 ブース正面、ブース側面に仮想ラインを引き、4日間の通行数を測定しました。
・ブース正面通行者数:のべ18,611名
・ブース側面(左側)通行者数:のべ6,390名
・ブース側面(右側)通行者数:のべ9,800名
→ブース正面、側面通行者総計:のべ34,801名
※キヅクモ「人数カウント」ベース
・ブース内ご案内数:約1,520名(通行者の約4.4%)
※来場者証QRコード読み取りサービスベース



■時間帯別通行人数

会期4日間を通して、ブース正面、ブース側面の通行量を分析した結果、以下の傾向が見られました。
午後来場集中型: どの日も午後にブース前通行量のピークを迎えており、来場者が昼食後や午後の時間を利用して展示会場を回遊する傾向が顕著に表れました。
最終日の駆け込み増加: 最終日となった4日目は、終了間際まで来場者数が増加し、最後まで多くのお客様にご来場いただきました。
天候による来場者数変動: 1日目、2日目は悪天候の影響が見られましたが、3日目からの天候回復に伴い、来場者数は明らかに増加しました。
これらのデータに基づき、午後からのスタッフを増員することで、ピーク時に対応できる体制を整えました。
■ヒートマッピング
ヒートマッピングは、カメラ画角上の指定したエリア内で、人が長く滞在した場所を色の濃淡で可視化する機能です。
この画像では、管理画面のデモ体験用PCが2箇所に設置されており、ヒートマップ上でこれらの場所の色が特に濃くなっています。このことから、来場者は実際に操作できるデモやサービスといった具体的な体験に強い関心を示していると考えられます。
さらに、ブース左側にカメラとドアベルを8台展示していたエリアについても、ヒートマップ上で色が濃くなっていることから、多くの来場者が足を止め、製品に注目している様子が伺えます。

セキュリティ対策に最適、屋外防犯ニーズに応える新製品「ADC-VC729P」を展示
展示会では、昨今増加している太陽光発電施設や建設現場での資材盗難対策、また、農作物盗難対策として、2025年1月より提供を開始した投光ライトカメラ「ADC-VC729P」を展示いたしました。
会期中は、多くのお客様に足をお運びいただき、「ADC-VC729P」への関心の高さを実感いたしました。太陽光発電施設での資材や車両の盗難、田畑での農作物盗難など、具体的な課題解決策を模索されている方が多数いらっしゃいました。来場者の皆様から直接お話を伺う中で、屋外設置型セキュリティシステムへのニーズが非常に高いことを改めて認識いたしました。
特に、センサー、マイク、カメラを個別に設置し、連携させる必要があるセキュリティシステムもある中で、「ADC-VC729P」は一台でこれらの機能をすべて搭載している点に高い評価をいただきました。ある来場者様からは、「センサー、マイク、カメラが一つに統合されているのは非常に魅力的だ。設置の手間とコストも削減できる。」というお言葉をいただきました。また、赤青の警告灯は、国内ではまだ珍しく、多くの方にご好評をいただきました。警告灯によって、不審者への威嚇効果を高め、夜間でも視認性が高く、犯罪抑止にも効果的です。
今回の展示会で得られた貴重なデータとお客様の声をもとに、ラネットは今後も「キヅクモ」の機能拡充と、お客様のニーズに応えるセキュリティソリューションの提供に努めてまいります。
■会社説明
【会社名】株式会社ラネット
【サービスサイト】https://kizukumo.com
【代表者】代表取締役社長 中川 景樹
【所在地】東京都豊島区東池袋一丁目18番1号 Hareza Tower 15F・16F
【設 立】2002年8月26日
【資本⾦】5億円
【事業内容】
モバイル事業、MVNO事業、コンテンツ事業、教育事業、ソリューション事業、VR事業、ネットワークカメラ事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像