タイニーハウス・可動産事業を展開する「YADOKARI」が事業拡大のため累計4.7億円の資金調達を実施/独自の文化圏創造を目指し、文化・社会活動を推進するアドバイザーと探求を開始

可動産プラットフォーム事業を展開するYADOKARI株式会社は、第三者割当増資及び金融機関からのデットファイナンスを含む、シリーズB・約3.2億円の資金調達を実施しました。

YADOKARI

可動産プラットフォーム事業を展開するYADOKARI株式会社(本社:神奈川県横浜市 / 代表取締役 上杉勢太・さわだいっせい、以下YADOKARI)は、日本ベンチャーキャピタルをリードインベスターとして、JR東日本スタートアップ、NES、フューチャーベンチャーキャピタル・城南未来ファンド、澤田インベストメント、NOBUNAGAキャピタルビレッジ、フロンティアインターナショナル、個人投資家からの第三者割当増資及び金融機関からのデットファイナンスを含む、シリーズB 約3.2億円の資金調達を実施しました。

今回を含めた累計資金調達額は約4.7億円となり、事業拡大に向けた更なる製造販売・サービス体制及び、採用・組織体制の強化を実施します。

「背景」と「今後の事業展開」

世界を変える、暮らしを創るリーディングカンパニー

YADOKARIは2013年の設立当時から「タイニーハウス」「ミニマルライフ」「多拠点居住」に着目し、 お金・場所・時間に縛られない生き方を実現するための商品・サービスの提供、メディアを通じた探究と発信を続けています。東日本大震災をきっかけに移動式タイニーハウスに着目し、国内でいち早く「可動産」活用を推進した活動を展開して参りました。

現在、可動産に関わる企画プロデュース・製造販売・オペレーター支援・PR及びファイナンスサービス含めた一気通貫でのご提供「可動産プラットフォーム事業」を推進しています。


事業背景として、金融危機や自然災害、パンデミックなどによる生活様式の変化に伴い、移動式店舗、移住・二地域居住、テレワークなどの需要拡大に伴い、弊社へのディベロッパー、電鉄会社、住宅メーカー、自治体等からの 「可動産活用」の問い合わせ増加が挙げられます。また世界的にも右肩上がりのマーケットとして注目を浴びています。

中長期では、to B事業(商業・観光レジャー)から、to C事業(住宅)へ参入し、未開拓の可動産市場のオピニオンリーダーとして国内マーケットの拡大を目指します。可動産を活用した新しい暮らしの体現、新たなまちづくり創造に積極的に取り組んで参ります。

YADOKARIが手掛ける「可動産」×「地方創生・エリアイノベーション」の新たな取り組み事例

可動産を活用した新たな観光体験「DOSAN

「DOSAN」は、旅の基本要素である、旅行者、滞在地、観光体験のいろいろなものを動かしてつなぐ、あたらしい観光のカタチです。YADOKARIが創業から培ってきた地域創生・まちづくり支援のノウハウを活かし、従来の観光の枠にとらわれない「可動産」×「宿泊・マイクロツーリズム」から「移住・定住」の接点となるコミュニティビルディングサービス含めて複合的なご支援が可能です。

各施設の詳細はこちら DOSAN 真鶴 / DOSAN 小田原 / DOSAN 成田

地域創生、新たなエリア開発に向けた「可動産活用・実証実験(PoC)」

「可動産」を活用した公共空間、未利用地含めて様々なエリア開発実証実験(PoC)から開発プロデュースまでを手がけております。 自治体と連携した地域創生・まちづくり支援、市街化調整区域や耕作放棄地などの建築不可の土地の活用・収益化、新たな可動産活用にも注目が集まっています。

各プロジェクト詳細はこちら 川崎市PoC / UR鶴川団地PoC / JR根府川駅PoC

可動産・タイニーハウスを所有・共有・収益化できる「LIFESTOCK

「LIFESTOCK」は、土地の事業者とタイニーハウスの運用をシェアできるサービスです。キャンプ場やグランピング施設等の事業者が所有する土地にご自身のタイニーハウスを設置し、管理や運用を委託。オーナーは契約で定めた範囲で個人利用でき、それ以外は宿泊施設として貸し出すことで、収益を得ることができます。

また、可動産型タイニーハウスの特徴である、短い減価償却期間(2〜4年)による高い節税効果や可動式であることによって可能となる、移設・リセールといった所有後の選択肢含め様々なメリットがあります。

展開予定エリア(2024年4月時点)

・山梨エリア(小淵沢・南アルプス)

・長野エリア(北軽井沢・複数候補予定地あり)

・神奈川エリア(三浦・横須賀)

LIFESTOCKの詳細はこちら

「可動産」の自社製造工場を内製化・メーカーとしての量産体制強化、全国での提携パートナー募集も開始 

現在、自社製造工場ライン(愛知)を内製化し、本体+シャーシ車台:年100台〜 / シャーシ車台:年400台〜 の量産体制構築、更なる問い合わせ増への製造能力拡大に向けて、全国の中枢都市で提携できるパートナー(販売代理店・施工工務店)の募集を開始しております。パートナー募集はこちら

事業拡大に伴い、各ポジション採用強化中「世界を変える、暮らしを創る」メンバー大募集!

採用情報

将来のCxO候補(CAO、CFO、CMO等)を見据えたマネジメントポジション、セールス、プロデュース、プロダクト、コミュニティ、コーポレートと様々なポジションで採用を強化しております。詳細は下記をご確認ください。採用募集サイトはこちら

引受先からのメッセージ

日本ベンチャーキャピタル株式会社(NVCC9号投資事業有限責任組合)

シニアキャピタリスト 川真田 潔 様

YADOKARIは、暮らしの原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニーを標榜しているベンチャー企業。不確実性が高く、変化の激しい現代で、全ての人々に実現可能な夢と希望を提案しています。主力のトレーラーハウス等の可動産市場は、移動可能、一般的な建築物よりもローコスト、今まで建築できなかった市街化調整区域等で利用可能等の理由で市場が拡大基調にあります。これからも可動産のリーディングカンパニーとして「世界を変え、新たな暮らしを創出」し続けることを期待しています。

JR東日本スタートアップ株式会社

代表取締役社長 柴田 裕 様

絶景の無人駅から「動く旅」をつくろう。そんなコンセプトで始まったYADOKARIとの事業共創。その新しい旅のチャレンジは、様々な制約がある中での実証にもかかわらず、たくさんの方にご体験いただき、あたたかい評価を得ることができました。旅はひとを元気にする特別な効果がある…そんな確信を持てた実証実験となりました。そこから今、キャンピングカーなどで自由に地域を巡り滞在する旅「DOSAN」という新たな事業が立ち上がっています。また新たなチャレンジのスタートです。特別な旅で、地域と旅びとをもっと元気に。私たちはYADOKARIと一緒に新しい旅に挑戦していきます。共に動いていきましょう!

NES株式会社(NES投資事業有限責任組合)

パートナー 石川 智明 様

目まぐるしく変化するVUCA時代、ある土地が何の用途に最適なのか事前に判断するのが難しくなってきています。そこで彼らの提供するトレーラーハウスなどの「可動産」は、機動的な用途変更が可能となるだけでなく、市街化調整区域など不動産が建てられない場所にも設置することができ、かつ費用も少額で済むという、まさに時代に求められているプロダクトといえます。また、上杉さん、さわださんの二人の創業者とは数年前から議論を重ねてきており、彼らの目指す「リビングコストゼロ」というビジョン、またそれを実現しようとする情熱と実行力に強く心を打たれました。我々NESとしても、可動産の活用を通じて地域活性化の一助となれるよう可能な限りのサポートをしていきたいと考えております。

株式会社城南未来ファンド(しらうめ第1号投資事業有限責任組合)

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社

東日本投資部 次長インベストメントオフィサー 石坂 颯都 様

この度、上杉さん・さわださん率いるチームYADOKARIへ城南創業支援ファンドより投資させていただきました。人々の「住」にまつわる課題や遊休地の活用といった課題に対して、両代表が強い思いを持って事業に取り組む点は本当に素晴らしいです。共感しました。近年小型住宅の需要が伸びてきている中、同社は「可動産」の可能性を追求している企業と言え、お金・場所・時間に縛られないライフスタイルを顧客へ提供すべく、様々なアプローチで価値提供をはかっている点はユニークです。特に、自社メディアを活用した発信力、遊休地利活用を中心としたプロデュース力、企画開発力をそれぞれ有する点は同社の強みです。YADOKARIの今後が大いに楽しみです!

澤田インベストメント株式会社

取締役 中村 亮一 様

様々なモノやサービスがアップデートされていく中で、「住む」こともアップデートできるかもしれない。漠然とそう考えているところで、YADOKARIに出会いました。一度投資を見送りましたが、その後も継続してYADOKARIが描いている未来像や、そこに至るまでの事業展開について教えていただき理解を深めていくことで「YADOKARIの事業は『住む』ことをアップデートできる」という確信を持つに至り、今回のラウンドで出資しました。普段住めないところに住む、または宿泊をする。そこで得られる特別感のある体験が「暮らし」や「旅」の新しい形を創り出し、世の中をより良く進歩させる。弊社はそう確信しています。

NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社

(NOBUNAGA Raise Fund投資事業有限責任組)

インベストメント部 リーダー 太田 匡紀 様

YADOKARIとは出会って1年の中で、東海エリアのイベントに何度もご登壇いただき、地域のコミュニティに必要な連携パートナーとなりました。当社サービスが新たな可動産市場へイノベーションを起こすだけではなく、地方創生へとつながるソリューションであると期待しています。今後は、十六フィナンシャルグループの持つリソースを最大限に活用し、地域に新しい価値やサービスを共創により提供していくとともに、YADOKARIの更なる事業成長を全力でサポートして参ります。

株式会社フロンティアインターナショナル

ベンチャー投資室 室長 椎葉 圭吾 様

渋谷などの都市は大改造の真っ只中で、一時的な遊休地や新たな狭小地が数多く存在しています。一方、地方や豊かな自然もインバウンド需要などで改めて注目されていますが、土地活用には規制があります。そんな制限ある空間の活用という課題に、可動産によるくらしづくりをフックにしてまちづくりを通した地域活性化まで取り組むYADOKARIに期待しています。今回出資させていただき、共に挑戦できることを大変嬉しく思っています。

株式会社商工組合中央金庫

詳細リリース・コメントは「こちら」をご覧ください。

独自の文化圏構築に向けたアドバイザーとの共創・探索を開始

YADOKARIは元来、暮らしを再編集しながら人生の幸福度や満足度を探求する仲間が集まるコミュニティメディアからスタートしました。会社組織として成長拡大を重ねる中、事業性・文化性・社会性の三位一体の組織デザイン、これからの共同体の在り方についても共創・探索を続けて参ります。

家入 一真 様

株式会社CAMPFIRE 代表取締役

YADOKARI × 文化性・思想/精神性の探求

私たちの生活は社会の変化に対して無関心ではいられない。かつての高度経済成長の終焉とともに、金銭や物質だけが幸福の源泉ではないことに人々は気付き始めた。東日本大震災の発生は、これまで信じられていた「大きいことは良いことだ」「寄らば大樹の陰」のような言葉が象徴する、この国の「大きなもの」の脆さを浮き彫りにした。さらに、コロナウイルスの流行は、場所に囚われない働き方の進展を促した。大きなものから小さなものへ、固定的なものから流動的なものへ、ワーク一辺倒・ワークライフバランスからワークアズライフへと、私たちの価値観は大きく変化している。人口減少が進むこの国では、これからどのような生き方が求められるのか。私は、そうした新しい暮らし方を創出しようとするYADOKARIを応援しています。

谷尻 誠 様

SUPPOSE DESIGN OFFICE 代表取締役CEO / Founder

YADOKARI × 建築の未来

建築の仕事をしていると、大きなプロジェクトはやっていますか?とよく聞かれることがあります。公共などの大きな建築の方が社会に大きな影響があるようにも感じますが、一方で小さくても価値の大きなものがあるとも思うのです。小さくても多くの人の手に届くこと、その先には社会を大きく変える力が存在していると強く思います。そんな期待をYADOKARIに感じ、今回応援させて頂くことに至りました。大きな価値、そんな未来を期待します。

立石 慎也 様

パフォーマンスデザイン有限会社 代表取締役社長

YADOKARI × 成人発達・インテグラル理論

YADOKARIが織りなす「文化圏」に魅了され、伴走する機会を頂いて1年半が経過しました。多様性を抱擁する美しい「文化圏」は、授かった生命を遣わせたいと心から願う希望になりました。非日常をも包摂する感性をひらきつつ過ごす、日常的な暮らしを基底とする「文化圏」は、そこで相互浸透する多彩な存在を脱植民地化していく。多義性を取り戻した豊かな暮らしが、その美しい佇まいが、世界を日常から変えていく。多元的な「文化圏」とともに、弊社のシンボル「存在の百花繚乱」が実現していくこの物語は、日々クリアになりつつあります。この度の資金調達を介して紡がれる多彩な展望のシンフォニーは、まるで互いに映じあう希望の鏡のようです。これからも、「文化圏」を共創・醸成する組織づくりに、全身全霊で寄り添って参ります。

桑原 憂貴 様

&PUBLIC株式会社 共同代表

YADOKARI × 社会的インパクトの可視化

YADOKARIは、「多拠点居住」や「タイニーハウス」など、私たち同世代にとっても大きな価値観の転換をもたらしてくれました。暮らしを便利にするモノは世に溢れる一方で、「暮らし方」の可能性を問い、既存の常識から解き放ち、「本当に豊かだ」と感じられる文化をうみだす。挑戦の精神と美意識が会社の根底には流れていると感じます。同社の「社会的インパクト」を可視化し、最大化を支え、一人でも多くのステークホルダーに感動の衝撃をうみだし続けること。10年来のファンの1人としても、可能性に溢れる旅路を一緒させていただけることに心からワクワクしています。

創業者メッセージ

YADOKARI 共同代表 さわだいっせい(左)・上杉勢太(右)

YADOKARIは、2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、生き方を問い直す活動を始めました。地震倒壊や津波で家が流されていく姿を目の当たりにする中で、長期ローンを組んだり、高い家賃を払ったり、家族や大切な人たちとの時間も満足に持てずに、住宅コストのために深夜まで働くような生活でいいのかと。

豊かな時間を過ごしたいと思ったときに、住まいに関わる金銭的負荷を圧倒的に減らし(リビングコストゼロ)、可処分所得を人生の好奇心を育む時間に再投資したい(富の再分配)。


そんな願いを込め、解決方法として「タイニーハウス」に着目し、お金・場所・時間に縛られないライフスタイル「ゼロハウス構想」の実現に向けて活動を続けてきました。その活動の中で、各々の人生の豊かさを問う、商品・サービス・体験を世に送り出してきました。


2020年から数年間続いたコロナショックという世界的な危機は、今までの生活様式や生き方に再び大きな変化を求めました。YADOKARIは、住まい方だけでなく、働き方、心と体、居場所やコミュニティのあり方など住まいだけに留まらず、これからの社会をどう生きることが幸福かを探求する為、「暮らし全般の改革」に努めて参ります。


新たに掲げたPurposeは、「生きるを、啓く」。

Visionは、「世界を変える、暮らしを創る」。


YADOKARIの文化圏へ関わるメンバーやステークホルダーの皆さまが、「自分らしく生きること、それを取り戻すこと」、「自分の手で暮らしや幸せを創っていくこと」を目指し、終わりのない壮大な活動となる為、共感いただく皆さんの力が必要です。一緒に新たな未来・文化圏を創っていければ幸いです。


YADOKARI株式会社
代表取締役 上杉勢太・さわだいっせい

会社概要

社名    YADOKARI株式会社

代表者   代表取締役 上杉勢太・さわだいっせい

設立    2013年11月1日

本社所在地 神奈川県横浜市保土ヶ谷区星川1-1-1 星天qlay

資本金   1億6,019万円

事業内容  可動産プラットフォーム事業

      可動産の企画・販売・製造・リユース

      可動産を中心とした地方創生・関係人口創出・コミュニティ形成

      メディアPR・ブランドサポート

URL    コーポレートサイト

      YADOKARI.net

暮らしの原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニー「YADOKARI」。暮らしに関わる企画プロデュース・PR・メディア運営、可動産の製造販売、まちづくり・コミュニティ支援・施設運営などを手掛ける。

世界中の小さな家やミニマルライフ事例を紹介する「YADOKARI.net」、全国の100均物件マッチングサイト「空き家ゲートウェイ」などを企画運営。自社施設として可動産を活用した日本初の高架下複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(グッドデザイン賞、ソトノバアワード場のデザイン賞)」、可動産イベントキッチンスペース「BETTARA STAND 日本橋」を企画・運営。黒川紀章設計「中銀カプセルタワービル」などの名建築の保全再生にも携わる。

著書に「ニッポンの新しい小屋暮らし」「アイム・ミニマリスト」「未来住まい方会議」「月極本」などがあり日本以外にも中国、韓国などアジア圏での出版も多数展開。

本件に関するお問い合わせ

YADOKARI株式会社  コーポレートデザイン部 宛

メールアドレス info@yadokari.net

お問い合わせフォーム https://info.yadokari.net/form/info

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会社概要

YADOKARI株式会社

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URL
https://yadokari.company/
業種
不動産業
本社所在地
神奈川県横浜市保土ケ谷区星川1-1-1 星天qlay
電話番号
-
代表者名
上杉勢太 / さわだいっせい
上場
未上場
資本金
1億6019万円
設立
2013年11月