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独立行政法人国立高等専門学校機構
会社概要

生涯学習講座 西風と太陽 ~自然の恵み クリーンエネルギー~ 大学・教育委員会と鹿児島高専が連携

SDGs 地域から私と世界を変える17章 ニューライフカレッジ霧島「隼人学」

独立行政法人国立高等専門学校機構

 志學館大学(鹿児島市)・教育委員会(霧島市)と鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市、校長:氷室昭三)との連携講座 ニューライフカレッジ霧島「隼人学」(第6回)を令和3年10月9日(土)に開催しました。
 本講座は「SDGs(持続可能な開発目標)」をメインテーマとしています。 わが国では2050年までに温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにするカーボンニュートラル、すなわち「脱炭素社会」の実現を目指していることもあり、今回はSDGs「環境に良いクリーンなエネルギー」「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」の3つをテーマにしました。参加者は太陽光発電所、風力発電所の施設見学を行いながら、サステナブルな社会を目指す 「環境・脱炭素」 への対応について知識を深めることが出来ました。

施設見学中の受講者)施設見学中の受講者)

ニューライフカレッジ゙霧島「隼人学」とは
 ニューライフカレッジ霧島「隼人学」は志學館大学、霧島市教育委員会と本校が協力して開催する生涯学習講座で、平成12年度から実施しています。毎年テーマを設定し、私たちの地域を南九州という広い視野と多角的な視点から発掘しつつ学び、地域でより豊かに生き発展させるために生かし、未来に繋いでいこうとする地域学となります。
 令和3年度は、「地域から私と世界を変える17章(前編)」をテーマとして、地域の未来づくりが世界をよりよいものに変えることにも繋がっていることをSDGs(持続可能な開発目標)の17ある目標を手がかりに学んでいきます。

令和3年度ニューライフカレッジ霧島「隼人学」内容
 日本では、2030年までにエネルギー政策のあるべき姿として「エネルギーミックス」の実現を目指しています。その実現に向けて示された方針の1つとして「再生可能エネルギーの強化」が示されています。今回は太陽光と風力について施設見学を行いながら、自然の恵みを利用したクリーンエネルギーについて学びあいました。
 *再生可能エネルギーとは:太陽光,水力,風力,バイオマス,地熱などの自然の力から生み出すエネルギー。    
  使用しても資源再生が可能。CO2を出すこともなく,環境にもやさしい安全でクリーンなエネルギー。

<太陽光発電> 

太陽光発電所太陽光発電所

 まず最初に「鹿児島県霧島市太陽光発電所」(霧島市福山町)の見学を行いました。太陽光発電は、日本の全発電量に占める割合は2014年は1.9%でしたが、2020年には8.5%まで伸びています。太陽の光があれば常に発電し、また温室効果ガスを出しません。  
 この発電所の敷地面積は約299,700平方メートル、発電出力約17MW、年間発電量は2,100万kWhで、約5,800世帯の消費電力に相当します。太陽光は永久的な資源であるうえに環境負荷が少ないエネルギーとして導入が増え続けています。


<風力発電> 

風力発電所風力発電所

 次に「ユーラス輝北ウインドファーム」(鹿屋市輝北町)の見学を行いました。風力発電は、風の力を利用して風車の羽根を動かし、モーターの動力を電気エネルギーに変換します。風さえあれば発電できるため、温室効果ガスを排出せず環境にやさしい発電方法です。この発電所の年間予測発電量は約15,600世帯の年間使用電力量に相当します。年間の二酸化炭素削減量は約32,200〔ton-co2/年〕、CO2削減量の森林面積換算は約88,000,000〔㎡/年〕です。
 風力発電は風があれば夜でも発電できるという事がメリットです。課題としては導入コストや設置場所の確保という点があげられますが、大規模な発電所が建設できれば火力発電所と同等の発電が可能です。
 参加者からは「クリーンエネルギーについて、深く考えるきっかけとなった」「普段の生活で省エネを心がけるよう改めて思った」「美しい地球を守るために、環境に優しいエネルギーが大切だと実感した」等の感想が寄せられ、非常に有意義な講座となりました。   
 

鹿児島高専鹿児島高専

 

 

鹿児島高専について
所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1            
校長:氷室 昭三  
設立:昭和38年4月
URL:http://www.kagoshima-ct.ac.jp/


教育理念
・幅広い人間性を培い、豊かな未来を創造しうる開発型技術者を育成する。
・教育内容を学術の進展に対応させるため、また、実践的技術の発展のため、必要な研究を行う。
地域貢献の基本方針
(1) 地域社会及び地域産業界が抱える課題の把握に努め、地域が必要とする取組みや地域に実りある結果を
  もたらす活動を推進する。
(2) 産学官連携活動及び地域企業や機関等に対する技術開発支援等を集約的に推進するための組織を設置する。
(3) 教職員及び学生は、地域社会の一員として、地域住民や団体、自治体、他の教育機関等との相互協力に努
   め、地域社会との共生を図る。

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
鹿児島工業高等専門学校 総務課企画係 
TEL:0995-42-9020   
e-mail:kikaku@kagoshima-ct.ac.jp

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位置情報
鹿児島県霧島市本社・支社
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URL
https://www.kosen-k.go.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都八王子市東浅川町 701-2
電話番号
-
代表者名
谷口 功
上場
-
資本金
-
設立
-
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