ケンコーマヨネーズグループ原料の“元茎わかめ”を連結子会社へ展開　元茎わかめを活用した惣菜を発売

アップサイクル食品で美味しく食品ロス削減に貢献

ケンコーマヨネーズ株式会社

2024年3月7日 13時00分

ケンコーマヨネーズ株式会社（東京本社：東京都杉並区、代表取締役社長：島本国一）の100％子会社である株式会社ダイエットクック白老（所在地：北海道白老町、代表取締役社長：大西あゆみ、以下DC白老）及び株式会社関東ダイエットクック（所在地：埼玉県入間郡、代表取締役社長：正木宏和、以下関東DC）は、3月1日より順次、量販店向けに、宮城県産元茎わかめを使用した惣菜を発売します。

元茎わかめとは、茎わかめとめかぶの間にあたる部位で、30～50cmほどの長さのしっかりとした食感の部位です。その一部は、ウニやアワビなどといった海産資源のエサとして利用されますが、産出量が多く、ほとんどが廃棄されることが課題となっています。

ケンコーマヨネーズグループでは、持続可能な社会の実現に向けて“食品ロスの削減”に取り組んでおり、取り組みのひとつとして『アップサイクル食品』の開発を進めています。

そこでケンコーマヨネーズは元茎わかめの抱える課題と向き合い、宮城県女川町に本社を置き、鮮魚販売や水産食料品製造を行う株式会社鮮冷と宮城県漁業協同組合の協力のもと、2024年2月に宮城県産元茎わかめを使用したサラダ・総菜を2品発売しました。

そして、元茎わかめの活用をグループ全体へ広げることを目指して、連結子会社にて今回ご紹介する新商品を開発しました。『こりこり食感！茎わかめの中華サラダ』（DC白老商品）は、元茎わかめを、だしと醤油ベースの調味料でしっかりと味付けしました。さらに追いごま油をすることで、よりごま油の香りを引き立たせています。食感が楽しく、お酒のおつまみとしてもおすすめの一品です。『茎わかめの中華風酢の物』（関東DC商品）は、元茎わかめを、かに風味かまぼこやきゅうりなどと一緒に中華風の酢の物としました。『宮城県産茎わかめの金平』（関東DC商品）は、元茎わかめをごま油でさっと炒め、金平風に仕上げました。

当社グループは、これまで培ってきた商品開発力とメニュー開発力をいかし、元茎わかめの魅力を広くお届けできるよう注力してまいります。今後も、限られた資源を有効に活用し、食市場の活性化に貢献してまいります。