ベビーカレンダー「2020年 赤ちゃんの名前ランキング」2020年生まれの赤ちゃん16万人の名前を大調査!“鬼滅旋風”の影響が名づけにも!?「鬼滅ネーム」増加傾向。
「義勇」「蜜璃」も…大正ロマンを感じる古風な“レトロネーム”が人気
妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業、株式会社ベビーカレンダー(旧社名:株式会社クックパッドベビー、本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田啓司、以下「ベビーカレンダー」)は、2020年に生まれたお子さん161,321名を対象に、赤ちゃんの名前に関する調査を実施しました。本調査は2010年から実施しており、今年で11回目となります。
現在、新型コロナウイルスの影響による出生数の減少が懸念されています。自治体が5〜7月に受理した妊娠届の件数が前年同期に比べ11.4%のマイナスとなったというニュースもあり、2021年の出生数が大きく減少する可能性があるかもしれません。しかし、今年の出生数に関しては、8月25日に厚生労働省が発表した人口動態統計の速報値によると、2020年上半期(1〜6月)の出生数は43万709人と、前年同期比で1.8%の減少にとどまりました。2019年上半期(1〜6月)は前年同期比で6.2%減であったことを考えると、2020年の減少率は低く、出生数は昨年同等と言えます。実際に2020年8月までで約58万人(参考:厚生労働省 人口動態統計速報)と、たくさんの新しい命が誕生しました。2020年は本来オリンピックイヤーであったことも、出生数の大幅な減少を食い止めた理由のひとつと考えられます。
コロナ禍で暗いニュースも多かった2020年ですが、生まれた赤ちゃんの名前は、希望に満ちあふれた明るい未来を願って名づけたと思われる素敵な名前ばかりでした。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。
<調査結果のサマリー>
【 赤ちゃんの名前ランキングTOP10 】
近年、ベビーカレンダーの名前調査において人気継続中の名前といえば、古風で日本的な趣を感じる“レトロネーム”です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しました。
今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、登場人物の名前もどこか古風で日本的なレトロネームばかり。今や社会現象になっている“鬼滅旋風”も、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。
また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」も男女ともに増加傾向に! 先日「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。ほかにも、かわいらしい女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に! そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。
さらに、男女共に順位が急上昇したレトロネーム、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、徐々に順位を上げてきています。「凪」は、風や波が静まることを意味する漢字です。上記にもある『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることから、これまでより身近な言葉・漢字として定着しつつあるのかもしれません。加えて、2019年に放送されたドラマ『凪のお暇』の主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響していると推測されます。
子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』は、すでにマンガの連載が終了しているものの、その人気は衰えることがなく、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。
<男女別の傾向>
男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「蒼」、3位「陽翔」でした。「蓮」は2018年から3年連続で首位に輝き、絶対王者の貫禄を見せつけました。「蒼」は一昨年15位、昨年8位と順位を上げ、今年は2位にランクイン。人気俳優の中村蒼さんや福士蒼汰さんの名前に含まれる漢字でもあり、名前のよみは「あおい」が多数派でした。8位「湊斗」、10位「朝陽」は、ともに昨年TOP10圏外からのランクアップ。TOP10のなかでも「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は2種類ずつランクインしており、人気の高さがうかがえます。
女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「紬」、3位「凛」という結果に。「陽葵」は2019年にも1位を獲得したトレンドの名前。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、5〜9月の5カ月連続で1位に輝きました。「紬」は一昨年16位、昨年4位と着実に順位を上げ、今年は2位にランクインと人気が右肩上がりです。「紬」をはじめ、古風&日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」もTOP10入り。さらに11位〜20位にも、15位「杏(主なよみ:あん)」、16位「凜(主なよみ:りん)」(※)、17位「詩(うた)」、18位「彩葉(いろは)」、19位「琴葉(ことは)」がランクインしており、やはり“レトロネーム”が人気でした。
(※) 3位「凛」と16位「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。
▼名前ランキング11位〜100位はこちら
男の子11位〜:https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_boys_under10
女の子11位〜:https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_girls_under10
【 名前のよみランキングTOP10 】
男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年から3年連続で首位をキープ。月間ランキングでも常に1位に君臨している、名前のよみの絶対的なチャンピオンです。「はると」とよむ名前は、「陽翔」「陽斗」「晴翔」の順に人気で、約230種類のバリエーションがありました。「みなと」は、一昨年6位、昨年3位と徐々に順位を上げている注目のよみで、今年は名前ランキングで「湊」「湊斗」の2種類がTOP10入りしたこともあり、2位にランクアップ。
そして近年の調査で常に人気が高いのは、名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”です。「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」と、今年もTOP10の5割を占める結果に。
女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ゆい」、2位「めい」、3位「えま」でした。2音のよみの人気が高まりTOP3を独占する結果に。「ゆい」は3年連続の首位ですが、昨年4位の「めい」が2位、昨年8位の「えま」が3位、昨年10位の「つむぎ」が5位、昨年TOP10圏外の「ほのか」が8位に浮上し、女の子の名前のよみはトレンドに変化が見られました。昨年から5つもランクアップした注目のよみ「えま」は、約115種類の名前のバリエーションがあり、「咲茉」「依茉」「愛茉」の順に人気でした。海外でも通じる呼びやすい名前のよみで、グローバルな印象が人気の理由かもしれません。
また、名前のよみでも“レトロネーム”が人気で、響きが古風&日本的な3音のよみは、「あおい」「つむぎ」「ひまり」「ほのか」「いちか」「あかり」と、TOP10の6割が該当しました。
▼よみランキング11位〜100位はこちら
https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_yomi_under10
【 名前の漢字ランキングTOP10 】
男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。止め字によく用いられる「翔」「斗」に加え、「大」も止め字に使用する際には「と」と読ませることがあるので、TOP3は“「と」止めネーム“の人気の影響を受けた結果と言えそうです。さらに、男の子の名前では自然の情景を連想させる漢字や、スケールの大きさを表すような漢字が大人気。空高く飛ぶという意味を持つ「翔」、大きさや広さを表す「大」、星や宇宙を連想させる「斗」、大きくたくましい印象の「太」、太陽の光を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」、草木が生い茂る様子を表す「蒼」がTOP10にランクインしました。
女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「菜」、3位「結」という結果に。「花」「菜」をはじめ、4位「莉」、6位「奈」といった草花や果実を表す漢字が上位に。さらに植物に関連する漢字では「咲」もTOP10入りしています。植物を表す漢字は、やさしい雰囲気に加えて「生命力」や「成長」といったイメージがあります。ウィズコロナ時代を生きる赤ちゃんの健やかな成長を願って、植物を表す漢字が多く用いられているのかもしれません。
▼漢字ランキング11位〜100位はこちら
https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_kanji_under10
2020年に生まれた赤ちゃんの名前調査では、一大ブームとなっている『鬼滅の刃』の影響か、レトロネームの人気がさらに高まりました。キャラクターに関連する「鬼滅ネーム」もじわじわと増加傾向で、今後ますます注目度が高まりそうです。
また、男女ともに自然の情景や植物を連想させる名前が多く、コロナ禍での出産を経験したママ・パパが、赤ちゃんの健やかな成長を心から願い、明るい未来への希望を込めて名づけをおこなったことがうかがえる結果となりました。
■1位〜100位までの結果は「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」サイトをチェック
https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/
■お子さんの名前は何位?順位を調べられる検索コーナーが大人気!
「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」サイトには、過去のランキング結果から、お子さんのお名前が何位なのかを検索できる「名前ランキング検索」コーナーも。気になる名前やよみの順位を調べられるので、これから赤ちゃんの名前を考えるママ・パパも名づけの参考にご活用ください。
▼「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」サイトはこちら
https://nazuke-nameranking.jp/
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2020年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方
調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)
調査件数:161,321件(男の子:81,896件/女の子:79,425件)
<ベビーカレンダーとは>
『ベビーカレンダー』は、月間600万人以上が利用している、医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報サイトです。妊娠してから赤ちゃんが1歳になるまでの間、赤ちゃんの成長に合わせて、毎日必要な情報をお届けします。またこの度、『ベビーカレンダーアプリ』は第12回キッズデザイン賞の「子どもたちを産み育てやすいデザイン 個人・家庭部門」において、「少子化対策担当大臣賞」を受賞しました。
表彰式の様子はこちら▶https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000029931.html
そのほかのニュースリリースはこちら▶https://baby-calendar.jp/smilenews/release
<公式SNSからも最新情報更新中!>
Facebook:https://www.facebook.com/babycalendar/
Twitter:https://twitter.com/baby_calendar
Instagram:https://www.instagram.com/babycalendar/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCFblSCmHFCkHiFXsrcksuhA
<会社概要>
■社名:株式会社ベビーカレンダー(https://corp.baby-calendar.jp)
■本社所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F
■代表者:代表取締役 安田啓司 ■設立年月日:1991年4月 ■主要事業:産婦人科向け事業、メディア事業
<運営メディア一覧>
■ベビーカレンダー:医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報サイト
https://baby-calendar.jp/
■ウーマンカレンダー:オトナ女子によるオトナ女子のためのアンチエイジングサイト
https://woman-calendar.jp/
■介護カレンダー:高齢者向け介護施設検索サイト
https://kaigo-calendar.jp/
■赤ちゃんの名づけ・名前ランキングサイト
https://nazuke-nameranking.jp/
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ベビーカレンダー 担当:大久 渚月
TEL:03-6631-3600 FAX:03-6631-3601 MAIL:info@baby-calendar.jp
※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
コロナ禍で暗いニュースも多かった2020年ですが、生まれた赤ちゃんの名前は、希望に満ちあふれた明るい未来を願って名づけたと思われる素敵な名前ばかりでした。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。
<調査結果のサマリー>
- 【名前】鬼滅ブームで“レトロネーム”人気がさらに過熱!?「鬼滅ネーム」も増加傾向に!
- 【よみ】男の子は“「と」止めネーム”が人気継続中!女の子は2音のよみがTOP3を独占
- 【漢字】1位は「翔」「花」。男の子は自然の情景&スケールの大きさ、女の子は植物を表す漢字が人気
【 赤ちゃんの名前ランキングTOP10 】
1.鬼滅ブームで“レトロネーム”人気がさらに過熱!?「鬼滅ネーム」も増加傾向に!
近年、ベビーカレンダーの名前調査において人気継続中の名前といえば、古風で日本的な趣を感じる“レトロネーム”です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しました。
今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、登場人物の名前もどこか古風で日本的なレトロネームばかり。今や社会現象になっている“鬼滅旋風”も、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。
また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」も男女ともに増加傾向に! 先日「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。ほかにも、かわいらしい女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に! そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。
さらに、男女共に順位が急上昇したレトロネーム、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、徐々に順位を上げてきています。「凪」は、風や波が静まることを意味する漢字です。上記にもある『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることから、これまでより身近な言葉・漢字として定着しつつあるのかもしれません。加えて、2019年に放送されたドラマ『凪のお暇』の主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響していると推測されます。
子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』は、すでにマンガの連載が終了しているものの、その人気は衰えることがなく、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。
<男女別の傾向>
男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「蒼」、3位「陽翔」でした。「蓮」は2018年から3年連続で首位に輝き、絶対王者の貫禄を見せつけました。「蒼」は一昨年15位、昨年8位と順位を上げ、今年は2位にランクイン。人気俳優の中村蒼さんや福士蒼汰さんの名前に含まれる漢字でもあり、名前のよみは「あおい」が多数派でした。8位「湊斗」、10位「朝陽」は、ともに昨年TOP10圏外からのランクアップ。TOP10のなかでも「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は2種類ずつランクインしており、人気の高さがうかがえます。
女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「紬」、3位「凛」という結果に。「陽葵」は2019年にも1位を獲得したトレンドの名前。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、5〜9月の5カ月連続で1位に輝きました。「紬」は一昨年16位、昨年4位と着実に順位を上げ、今年は2位にランクインと人気が右肩上がりです。「紬」をはじめ、古風&日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」もTOP10入り。さらに11位〜20位にも、15位「杏(主なよみ:あん)」、16位「凜(主なよみ:りん)」(※)、17位「詩(うた)」、18位「彩葉(いろは)」、19位「琴葉(ことは)」がランクインしており、やはり“レトロネーム”が人気でした。
(※) 3位「凛」と16位「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。
▼名前ランキング11位〜100位はこちら
男の子11位〜:https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_boys_under10
女の子11位〜:https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_girls_under10
【 名前のよみランキングTOP10 】
2.【よみ】男の子は“「と」止めネーム”が人気継続中!女の子は2音のよみがTOP3を独占
男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年から3年連続で首位をキープ。月間ランキングでも常に1位に君臨している、名前のよみの絶対的なチャンピオンです。「はると」とよむ名前は、「陽翔」「陽斗」「晴翔」の順に人気で、約230種類のバリエーションがありました。「みなと」は、一昨年6位、昨年3位と徐々に順位を上げている注目のよみで、今年は名前ランキングで「湊」「湊斗」の2種類がTOP10入りしたこともあり、2位にランクアップ。
そして近年の調査で常に人気が高いのは、名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”です。「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」と、今年もTOP10の5割を占める結果に。
女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ゆい」、2位「めい」、3位「えま」でした。2音のよみの人気が高まりTOP3を独占する結果に。「ゆい」は3年連続の首位ですが、昨年4位の「めい」が2位、昨年8位の「えま」が3位、昨年10位の「つむぎ」が5位、昨年TOP10圏外の「ほのか」が8位に浮上し、女の子の名前のよみはトレンドに変化が見られました。昨年から5つもランクアップした注目のよみ「えま」は、約115種類の名前のバリエーションがあり、「咲茉」「依茉」「愛茉」の順に人気でした。海外でも通じる呼びやすい名前のよみで、グローバルな印象が人気の理由かもしれません。
また、名前のよみでも“レトロネーム”が人気で、響きが古風&日本的な3音のよみは、「あおい」「つむぎ」「ひまり」「ほのか」「いちか」「あかり」と、TOP10の6割が該当しました。
▼よみランキング11位〜100位はこちら
https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_yomi_under10
【 名前の漢字ランキングTOP10 】
3.【漢字】1位は「翔」「花」。男の子は自然の情景&スケールの大きさ、女の子は植物を表す漢字が人気
男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。止め字によく用いられる「翔」「斗」に加え、「大」も止め字に使用する際には「と」と読ませることがあるので、TOP3は“「と」止めネーム“の人気の影響を受けた結果と言えそうです。さらに、男の子の名前では自然の情景を連想させる漢字や、スケールの大きさを表すような漢字が大人気。空高く飛ぶという意味を持つ「翔」、大きさや広さを表す「大」、星や宇宙を連想させる「斗」、大きくたくましい印象の「太」、太陽の光を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」、草木が生い茂る様子を表す「蒼」がTOP10にランクインしました。
女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「菜」、3位「結」という結果に。「花」「菜」をはじめ、4位「莉」、6位「奈」といった草花や果実を表す漢字が上位に。さらに植物に関連する漢字では「咲」もTOP10入りしています。植物を表す漢字は、やさしい雰囲気に加えて「生命力」や「成長」といったイメージがあります。ウィズコロナ時代を生きる赤ちゃんの健やかな成長を願って、植物を表す漢字が多く用いられているのかもしれません。
▼漢字ランキング11位〜100位はこちら
https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/name_kanji_under10
2020年に生まれた赤ちゃんの名前調査では、一大ブームとなっている『鬼滅の刃』の影響か、レトロネームの人気がさらに高まりました。キャラクターに関連する「鬼滅ネーム」もじわじわと増加傾向で、今後ますます注目度が高まりそうです。
また、男女ともに自然の情景や植物を連想させる名前が多く、コロナ禍での出産を経験したママ・パパが、赤ちゃんの健やかな成長を心から願い、明るい未来への希望を込めて名づけをおこなったことがうかがえる結果となりました。
■1位〜100位までの結果は「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」サイトをチェック
2020年 赤ちゃんの名前ランキング、名前のよみランキング、名前の漢字ランキングをそれぞれ1位〜100位まで発表しています! ほかにも、2010年以降の年間名前ランキングや、赤ちゃんの名づけエピソード大賞、名づけトレンドなど、今知りたい名前に関する情報をまとめています。ぜひご覧ください。
▼「2020年 赤ちゃんの名前ランキング」はこちら
https://nazuke-nameranking.jp/nameranking2020/
■お子さんの名前は何位?順位を調べられる検索コーナーが大人気!
「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」サイトには、過去のランキング結果から、お子さんのお名前が何位なのかを検索できる「名前ランキング検索」コーナーも。気になる名前やよみの順位を調べられるので、これから赤ちゃんの名前を考えるママ・パパも名づけの参考にご活用ください。
▼「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」サイトはこちら
https://nazuke-nameranking.jp/
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2020年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方
調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)
調査件数:161,321件(男の子:81,896件/女の子:79,425件)
<ベビーカレンダーとは>
『ベビーカレンダー』は、月間600万人以上が利用している、医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報サイトです。妊娠してから赤ちゃんが1歳になるまでの間、赤ちゃんの成長に合わせて、毎日必要な情報をお届けします。またこの度、『ベビーカレンダーアプリ』は第12回キッズデザイン賞の「子どもたちを産み育てやすいデザイン 個人・家庭部門」において、「少子化対策担当大臣賞」を受賞しました。
表彰式の様子はこちら▶https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000029931.html
そのほかのニュースリリースはこちら▶https://baby-calendar.jp/smilenews/release
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<会社概要>
■社名:株式会社ベビーカレンダー(https://corp.baby-calendar.jp)
■本社所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F
■代表者:代表取締役 安田啓司 ■設立年月日:1991年4月 ■主要事業:産婦人科向け事業、メディア事業
<運営メディア一覧>
■ベビーカレンダー:医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報サイト
https://baby-calendar.jp/
■ウーマンカレンダー:オトナ女子によるオトナ女子のためのアンチエイジングサイト
https://woman-calendar.jp/
■介護カレンダー:高齢者向け介護施設検索サイト
https://kaigo-calendar.jp/
■赤ちゃんの名づけ・名前ランキングサイト
https://nazuke-nameranking.jp/
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ベビーカレンダー 担当:大久 渚月
TEL:03-6631-3600 FAX:03-6631-3601 MAIL:info@baby-calendar.jp
※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
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