株式会社インフォマティクスとオンライン・クローゼットのプラットフォーム「XZ（クローゼット）」を提供する株式会社STANDING OVATIONが生成AIを活用したバーチャル試着技術の共同研究を開始

株式会社インフォマティクス（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：齊藤 大地、以下 インフォマティクス）は、当社の生成AIノウハウを活用したバーチャル試着技術について、株式会社STANDING OVATION（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：荻田 芳宏、以下 STANDING OVATION）と共同研究を開始したことをお知らせいたします。

共同研究の背景と目的

当社では、これまで中央官庁、地方自治体、鉄道、道路、電力、建設、土木、エンジニアリング分野のクライアントに対してソリューションを提供する中、昨今のAIや機械学習（深層学習）に対するニーズの高まりを受け、クライアントの課題・要望に応えていくことを目的とした専門チームを立ち上げました。

研究を進める中で生成AIの活用を模索していたところ、ファッション領域で利用ユーザーの持っている服を可視化できるオンライン・クローゼットのプラットフォーム 「XZ（クローゼット）」を展開するSTANDING OVATIONと共に、生成AI関連の市場拡大における需要の開拓および促進に向けた共同研究を行うことになりました。

共同研究内容について

本共同研究では、当社の生成AIノウハウを活用したバーチャル試着技術をSTANDING OVATIONが提供するオンライン・クローゼットのプラットフォーム 「XZ」(BtoCアプリ) および「XZ-biz」(BtoBサービス) に提供、サービス化を目指します。実際に試着することなく、オンライン上で利用ユーザーが自分の「持っている」服や「気になる商品」から自分に似合うコーディネートを確認することができるほか、特定のトレーニングデータに依存せずに多様な服装をリアルに再現することができます。

利用ユーザーにとっては購入前に「気になる新品の商品」を自分の「持っている服」と組み合わせ、自分に合うかどうかを確認することができ、またアパレル企業などのEC事業者にとっては返品や交換のリスクの減少と購入率の向上に貢献できる技術となります。

【バーチャル試着技術のイメージ図】

両社の役割
・インフォマティクス：生成AIノウハウの提供、新たな機械学習（深層学習）モデルの研究
・STANDING OVATION：自社サービスに対する新たな機械学習（深層学習）モデルを活用した企画・開発・運用

今後の展開
両社は本共同研究により得られた知見をもとに、「XZ」および「XZ-biz」におけるユーザー体験や利用実績などの検証を通じて、市場ニーズやクライアントの課題・要望にお応えしてまいります。

◆STANDING OVATIONについて
「クローゼットを持ち歩く循環型ファッション体験を創る」ビジョンを掲げ、「持っている服を活かしたサステナブルな買い物体験をOMOで提供する」ミッションを達成します。
・代表取締役CEO：荻田 芳宏
・所在地：東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル1F
・設立：2014年1月10日
・資本金：1億円
・事業内容：リテールDXを実現するクローゼットOMOプラットフォーム
https://www.s-ovation.jp/

◆インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステム、AR/MRを活用した建設DXソリューションとシステム開発提案、ならびにGIS（地理情報システム）の開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、多様な業界に向けて、地理情報の効率的な管理と活用を支援し、建設DXや自治体業務のデジタル化を推進しています。高品質な製品とサービスを通じて、顧客の課題解決と業務効率化を実現し、持続可能な社会の構築に貢献しています。最新技術を駆使したソリューションで、空間情報DXサービスプロバイダーを目指します。
https://www.informatix.co.jp/

◆本件に関するお問い合わせ
担当：株式会社インフォマティクス 技術部
E-mail：[e-mail]
〒212-0014 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
TEL：[phone]　FAX：[phone]