【浪人経験学生100名に調査！第一志望合格に必要なこと】現役時と比較し、約半数が「勉強計画」を意識　53.3%が「毎日必ずやること」を決めていた！

〜生活面では、約半数が「十分な睡眠をとる」ことを意識〜

株式会社A.ver

2024年4月5日 11時00分

　学習塾「武田塾」を全国に展開している株式会社A.ver（本社：東京都文京区以下「武田塾」）は、大学受験時に浪人を経験後、第一志望に合格した学生100名を対象に、浪人生の大学受験に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

調査サマリー

調査概要

調査概要：浪人生の大学受験に関する実態調査

調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間：2024年3月8日〜同年3月13日

有効回答：大学受験時に浪人を経験後、第一志望に合格した学生100名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1　情報の出典元として「武田塾」の名前を明記してください。

2　ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL：https://www.takeda.tv/

約半数が、「現役と同じ大学を第一志望としていた」と回答

　「Q1.あなたは、現役時と浪人時で目指す第一志望を変えましたか。」（n=100）と質問したところ、「現役と同じ大学を第一志望としていた」が47.0%、「現役時よりも志望校を上げた」が35.0%、「現役時よりも志望校を下げた」が16.0%という回答となりました。

Q1.あなたは、現役時と浪人時で目指す第一志望を変えましたか。

・現役と同じ大学を第一志望としていた：47.0%

・現役時よりも志望校を上げた：35.0%

・現役時よりも志望校を下げた：16.0%

・わからない/答えられない：2.0%

浪人生時代の予備校、「集団指導の予備校に通っていた」が62.0%で最多

　「Q2.浪人生時代に予備校には通っていましたか。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「集団指導の予備校に通っていた」が62.0%、「個別指導の予備校に通っていた」が24.0%という回答となりました。

Q2.浪人生時代に予備校には通っていましたか。（複数回答）

・集団指導の予備校に通っていた：62.0%

・個別指導の予備校に通っていた：24.0%

・通わなかった：17.0%

・わからない/答えられない：3.0%

現役時と比較し、学習面で特に意識したこと、「基礎学力を向上させること」や「勉強計画をしっかりと立てること」が上位に

　「Q3.現役時と比較し、学習面で特に意識したことを教えてください。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「基礎学力を向上させること」が52.0%、「勉強計画をしっかりと立てること」が45.0%、「苦手分野を克服すること」が38.0%という回答となりました。

Q3.現役時と比較し、学習面で特に意識したことを教えてください。（複数回答）

・基礎学力を向上させること：52.0%

・勉強計画をしっかりと立てること：45.0%

・苦手分野を克服すること：38.0%

・過去問に慣れること：38.0%

・模試等の振り返りを重点的に行うこと：22.0%

・回答のスピードを上げること：15.0%

・その他：0.0%

・特にない：6.0%

・わからない/答えられない：4.0%

具体的な勉強計画、「毎日必ずやることを決めていた」や「定期的に計画を見直した」など

　Q4で「勉強計画をしっかりと立てること」と回答した方に、「Q4.具体的にどのようなことを行いましたか。（複数回答）」（n=45）と質問したところ、「毎日必ずやることを決めていた」が53.3%、「定期的に計画を見直した」が44.4%、「志望校合格から逆算してスケジュールを立てた」が42.2%という回答となりました。

Q4.具体的にどのようなことを行いましたか。（複数回答）

・毎日必ずやることを決めていた：53.3%

・定期的に計画を見直した：44.4%

・志望校合格から逆算してスケジュールを立てた：42.2%

・科目ごとに勉強計画を立てた：42.2%

・使用する参考書のスケジュールを立てた：40.0%

・月次の目標を立てた：37.8%

・他の人と相談しながら計画を立てた：33.3%

・その他：0.0%

・特にない：0.0%

・わからない/答えられない：0.0%

「アプリなどで管理」や「長い休みの時に計画を立てた」などの計画も

　Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、計画的な勉強について行ったことがあれば、自由に教えてください。（自由回答）」（n=45）と質問したところ、「アプリなどで管理」や「長い休みの時に計画を立てた」など26の回答を得ることができました。

＜自由回答・一部抜粋＞

・19歳：前日のうちに次の日やることを立てとく。

・20歳：その日行う内容を、付箋に書き出し、短期的ではあるが、問題集の進捗などを管理するようにしていた。

・24歳：毎日英語をやっていた。

・24歳：復習。

・22歳：同じ参考書を何回もやる。

・19歳：長い休みの時に計画を立てた。

・24歳：アプリなどで管理。

・21歳：毎日朝起きたら何の参考書を何分やるか決めてから勉強を始める。

浪人生時代の生活に関して、特に注意したこと、「十分な睡眠を取ること」や「規則正しい生活リズムを保つこと」など

　「Q6.浪人生時代の生活に関して、特に注意したことを教えてください。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「十分な睡眠を取ること」が50.0%、「規則正しい生活リズムを保つこと」が42.0%、「集中できる勉強環境を見つけること」が41.0%という回答となりました。

Q6.浪人生時代の生活に関して、特に注意したことを教えてください。（複数回答）

・十分な睡眠を取ること：50.0%

・規則正しい生活リズムを保つこと：42.0%

・集中できる勉強環境を見つけること：41.0%

・勉強と休息のバランスを適切に保つこと：36.0%

・健康的な食生活を心がけること：33.0%

・定期的に体を動かす時間を設けること：23.0%

・SNSやゲームなどの誘惑に負けないようにすること：18.0%

・家族や友人とのコミュニケーションを大切にすること：16.0%

・その他：0.0%

・特にない：7.0%

・わからない/答えられない：3.0%

「毎日全ての教科に触れる」や「インスタを見ない」などの回答も

　Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、浪人生時代の生活に関して注意したことがあれば、自由に教えてください。（自由回答）」（n=90）と質問したところ、「毎日全ての教科に触れる」や「インスタを見ない」など54の回答を得ることができました。

＜自由回答・一部抜粋＞

・22歳：基礎的なことを劣らずに、しっかりとこなしていくこと。

・24歳：時間を有効活用する。

・24歳：体調管理。

・25歳：メンタルを病まないようにする。

・24歳：毎日全ての教科に触れる。

・21歳：インスタを見ない。

・19歳：周りの成長スピードに惑わされない。

浪人生時代、最も精神的に辛かった時期、「12～3月（冬）」が35.0%で最多

　「Q8.浪人生時代、最も精神的に辛かった時期を教えてください。」（n=100）と質問したところ、「12～3月（冬）」が35.0%、「10～12月（秋）」が22.0%という回答となりました。

Q8.浪人生時代、最も精神的に辛かった時期を教えてください。

・4～6月（春）：3.0%

・7～9月（夏）：20.0%

・10～12月（秋）：22.0%

・12～3月（冬）：35.0%

・特にない：17.0%

・わからない/答えられない：3.0%

浪人時代のストレス発散の方法、「家族・友人との会話」や「スイーツやお菓子などのご褒美」など

　「Q9.受験勉強に際して、つらく苦しい時間がたくさんあったかと思います。そこで、浪人時代のストレス発散の方法を教えてください。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「家族・友人との会話」が40.0%、「スイーツやお菓子などのご褒美」が37.0%、「ゲームなどの趣味」が31.0%という回答となりました。

Q9.受験勉強に際して、つらく苦しい時間がたくさんあったかと思います。そこで、浪人時代のストレス発散の方法を教えてください。（複数回答）

・家族・友人との会話：40.0%

・スイーツやお菓子などのご褒美：37.0%

・ゲームなどの趣味：31.0%

・軽い運動：27.0%

・長風呂や自然に触れてリラックス：20.0%

・日記やブログで気持ちを整理：4.0%

・その他：1.0%

・特にない：10.0%

・わからない/答えられない：4.0%

まとめ

　今回は、大学受験時に浪人を経験後、第一志望に合格した学生100名を対象に、浪人生の大学受験に関する実態調査を実施しました。

　まず、約半数が、「現役と同じ大学を第一志望としていた」と回答しており、

浪人生時代、「集団指導の予備校に通っていた」方が62.0%を占めました。また、現役時と比較し、学習面で特に意識したこととしては、「基礎学力を向上させること」（52.0%）や「勉強計画をしっかりと立てること」（45.0%）が上位に挙げられました。そのうち「勉強計画をしっかりと立てること」と回答した方に、具体的に行ったことを尋ねたところ、「毎日必ずやることを決めていた」（53.3%）や「定期的に計画を見直した」（44.4%）など、効率よく勉強に励んでいたようです。さらに、浪人生時代の生活に関して、「十分な睡眠を取ること」（50.0%）や「規則正しい生活リズムを保つこと」（42.0%）などに特に注意しており、「家族・友人との会話」や「スイーツやお菓子などのご褒美」などでストレスを発散していたようです。

　今回の調査では、浪人生時代の生活において、意識していたことや、注意していたことなどの実態が明らかとなりました。第一志望を掴み取った背景には、学生生活とは違い、自ら「勉強計画」を立てることが重視されており、また体調管理にも気を配っているようです。これから浪人生活を始める方は、合格を勝ち取った先輩学生の学習面・生活面を参考にしてみてはいかがでしょうか。