【大企業/中小企業のChatGPT活用実態】「ChatGPTを推奨」大企業は51.5%、中小企業は14.9%と大きな差。大企業の約8割、中小企業の約半数が「専用のChatGPT環境を構築したい」
〜「機密性の高いデータ管理ができるシステム」に期待の声も〜
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エンタープライズ版:https://www.arsaga.jp/arsaga-insight-engine-enterprise/
調査サマリー
■調査概要
調査概要:大企業/中小企業経営者のChatGPTに関する意識比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年5月26日〜同年5月31日
有効回答:大企業(従業員数1000名以上)経営者・役員101名、中小企業(従業員数20名〜100名規模)経営者・役員107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「アルサーガパートナーズ株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
ChatGPT、大企業の56.4%、中小企業の32.7%が活用経験あり
「Q1.あなたは、ChatGPTを活用した経験がありますか。」と質問したところ、大企業(n=101)は「ある」が56.4%、「ない」が41.6%、中小企業(n=107)は「ある」が32.7%、「ない」が64.5%という回答となりました。
<大企業(n=101)>
・ある:56.4%
・ない:41.6%
・わからない/答えられない:2.0%
<中小企業(n=107)>
・ある:32.7%
・ない:64.5%
・わからない/答えられない:2.8%
ChatGPTの活用場面、大企業・中小企業ともに、「質問・調べ物」が最多
Q1で「ある」と回答した方に、「Q2.どのような場面でChatGPTを活用しましたか。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=57)は「質問・調べ物」が66.7%、「文章の作成・添削・校正」が66.7%、中小企業(n=35)は「質問・調べ物」が74.3%、「文章の作成・添削・校正」が40.0%
<大企業(n=57)>
・質問・調べ物:66.7%
・文章の作成・添削・校正:66.7%
・テキストの要約:47.4%
・翻訳:36.8%
・アイデア出し:36.8%
・プログラミング:33.3%
・表作成:33.3%
・表計算ソフトの関数作成:26.3%
・画像生成:21.1%
・その他:3.5%
ー63歳:どの様な物か試すため
ー58歳:遊び
・わからない/答えられない:0.0%
<中小企業(n=35)>
・質問・調べ物:74.3%
・文章の作成・添削・校正:40.0%
・アイデア出し:25.7%
・テキストの要約:17.1%
・翻訳:17.1%
・プログラミング:8.6%
・表作成:5.7%
・画像生成:5.7%
・表計算ソフトの関数作成:2.9%
・その他:11.4%
ー64歳:体験のため個人的に
ー63歳:計算
・わからない/答えられない:2.9%
大企業は21.8%、中小企業の3.7%が「ChatGPTの積極的な活用を推奨」、大企業は中小企業より18.1ポイント高い結果に
「Q3.あなたの会社では、ChatGPTを業務で推奨していますか。」と質問したところ、大企業(n=101)は「一部の業務で活用を推奨している」が29.7%、「個人の判断に任せている」が26.7%、中小企業(n=107)は「一部の業務で活用を推奨している」が11.2%、「個人の判断に任せている」が55.1%という回答となりました。
<大企業(n=101)>
・積極的な活用を推奨している:21.8%
・一部の業務で活用を推奨している:29.7%
・個人の判断に任せている:26.7%
・活用を禁止している:9.9%
・わからない/答えられない:11.9%
<中小企業(n=107)>
・積極的な活用を推奨している:3.7%
・一部の業務で活用を推奨している:11.2%
・個人の判断に任せている:55.1%
・活用を禁止している:3.7%
・わからない/答えられない:26.2%
業務でのChatGPT活用場面、大企業・中小企業ともに「記事やレポートの作成・校正・添削」が最多
Q3で「積極的な活用を推奨している」「一部の業務で活用を推奨している」と回答した方に、「Q4.自社の業務において、ChatGPTをどのような場面で活用していますか。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=52)は「記事やレポートの作成・校正・添削」が69.2%、「長文の要約や概要の把握」が57.7%、中小企業(n=16)は「記事やレポートの作成・校正・添削」が81.2%、「ドキュメントの和訳や英訳」が37.5%という回答となりました。
<大企業(n=52)>
・記事やレポートの作成・校正・添削:69.2%
・長文の要約や概要の把握:57.7%
・ドキュメントの和訳や英訳:48.1%
・アイデアの言語化:44.2%
・スプレッドシートやドキュメントの整理:34.6%
・Webサイトの作成:32.7%
・バグの発見や修正:26.9%
・カスタマーサポートや問い合わせ対応:26.9%
・市場調査:26.9%
・スマホアプリの開発:25.0%
・求人票の作成:17.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<中小企業(n=16)>
・記事やレポートの作成・校正・添削:81.2%
・ドキュメントの和訳や英訳:37.5%
・長文の要約や概要の把握:25.0%
・市場調査:25.0%
・Webサイトの作成:18.8%
・スプレッドシートやドキュメントの整理:6.2%
・スマホアプリの開発:6.2%
・アイデアの言語化:6.2%
・バグの発見や修正:0.0%
・カスタマーサポートや問い合わせ対応:0.0%
・求人票の作成:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
ChatGPT活用のメリット、大企業・中小企業ともに「作業時間の削減につながる」が最多
Q3で「積極的な活用を推奨している」「一部の業務で活用を推奨している」と回答した方に、「Q5.ChatGPTを活用する中で、特にメリットとして感じていることを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=52)は「作業時間の削減につながる」が71.2%、「コストの削減につながる」が57.7%、中小企業(n=16)は「作業時間の削減につながる」が75.0%、「コストの削減につながる」が56.2%という回答となりました。
<大企業(n=52)>
・作業時間の削減につながる:71.2%
・コストの削減につながる:57.7%
・アイディア ・発想のヒントとなる:48.1%
・ヒューマンエラーの防止につながる:40.4%
・専門的な知識の習得につながる:38.5%
・核となる仕事に時間を使うことができる:36.5%
・Webサイトのバグや不具合の解決ができる:26.9%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<中小企業(n=16)>
・作業時間の削減につながる:75.0%
・コストの削減につながる:56.2%
・ヒューマンエラーの防止につながる:43.8%
・専門的な知識の習得につながる:37.5%
・アイディア ・発想のヒントとなる:37.5%
・Webサイトのバグや不具合の解決ができる:12.5%
・核となる仕事に時間を使うことができる:0.0%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
活用禁止にしている理由、大企業は「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」、中小企業は「人の手によるファクトチェックが必要」が最多
Q3で「活用を禁止している」と回答した方に、「Q6.自社の業務において、ChatGPTの活用を禁止している理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=10)は「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」が60.0%、「社内での活用ルールを明確にできていない」が40.0%、中小企業(n=4)は「人の手によるファクトチェックが必要」が50.0%、「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」が25.0%という回答となりました。
<大企業(n=10)>
・情報漏洩や著作権等の観点への懸念:60.0%
・社内での活用ルールを明確にできていない:40.0%
・人の手によるファクトチェックが必要:30.0%
・使い方により精度が低くなる可能性への懸念:20.0%
・同業他社の動向を見極めている最中:0.0%
・オープンソースのツールであるため、サポートが限定的だから:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:30.0%
<中小企業(n=4)>
・人の手によるファクトチェックが必要:50.0%
・情報漏洩や著作権等の観点への懸念:25.0%
・使い方により精度が低くなる可能性への懸念:25.0%
・社内での活用ルールを明確にできていない:25.0%
・同業他社の動向を見極めている最中:0.0%
・オープンソースのツールであるため、サポートが限定的だから:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:25.0%
「社内ルールの策定が必要になる」や「情報セキュリティの課題を解決してから普及を図る予定」なども禁止の理由に
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、自社の業務において、ChatGPTの活用を禁止している理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、大企業(n=7)からは「社内ルールの策定が必要になる」や「情報セキュリティの課題を解決してから普及を図る予定」、中小企業(n=3)からは「分からないが社長が禁止を決めた」などの回答を得ることができました。
<大企業:自由回答・一部抜粋>
・62歳:社内ルールの策定が必要になる。
・59歳:情報セキュリティの課題を解決してから普及を図る予定。
・60歳:情報漏洩のリスク以外にありません。
<中小企業:自由回答・一部抜粋>
・59歳:分からないが社長が禁止を決めた。
大企業の78.2%、中小企業の49.4%が「企業専用のChatGPT環境の構築システムを活用したい」
「Q8.あなたは今後、「企業専用のChatGPT環境」を構築できるシステムがあれば、自社の業務で活用したいと思いますか。」と質問したところ、大企業(n=101)は「非常にそう思う」が35.6%、「ややそう思う」が42.6%、中小企業(n=107)は「非常にそう思う」が16.0%、「ややそう思う」が33.6%という回答となりました。
<大企業(n=101)>
・非常にそう思う:35.6%
・ややそう思う:42.6%
・あまりそう思わない:9.9%
・全くそう思わない:3.0%
・わからない/答えられない:8.9%
<中小企業(n=107)>
・非常にそう思う:15.9%
・ややそう思う:33.6%
・あまりそう思わない:18.7%
・全くそう思わない:12.1%
・わからない/答えられない:19.6%
システムに期待すること、大企業・中小企業ともに「機密性の高いデータ管理ができるシステム」が1位に
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.「企業専用のChatGPT環境」を構築できるシステムにおいて、具体的にどのようなことを望みますか。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=79)は「機密性の高いデータの管理が可能なシステム」が48.1%、「実務とマッチする業務運用支援」が45.6%、中小企業(n=53)は機密性の高いデータの管理が可能なシステム」が49.1%、「実務とマッチする業務運用支援」が45.3%という回答となりました。
<大企業(n=79)>
・機密性の高いデータの管理が可能なシステム:48.1%
・実務とマッチする業務運用支援:45.6%
・社内の情報を答えてくれるFAQシステム:43.0%
・情報漏洩のリスクが低減されたシステム:34.2%
・自社に特化したカスタマーサポート:32.9%
・操作性の良いシステム:29.1%
・自社サービスの営業代行:25.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.5%
<中小企業(n=53)>
・機密性の高いデータの管理が可能なシステム:49.1%
・実務とマッチする業務運用支援:45.3%
・社内の情報を答えてくれるFAQシステム:37.7%
・自社に特化したカスタマーサポート:34.0%
・操作性の良いシステム:32.1%
・情報漏洩のリスクが低減されたシステム:28.3%
・自社サービスの営業代行:20.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:3.8%
まとめ
今回は、大企業(従業員数1000名以上)経営者・役員101名、中小企業(従業員数20名〜100名規模)経営者・役員107名を対象に、大企業/中小企業経営者のChatGPTに関する意識比較調査を実施しました。
まず、ChatGPTの活用経験について聞いたところ、大企業の56.4%、中小企業の32.7%がChatGPTの活用経験があると回答しました。具体的な活用の場面に関しては、「質問・調べ物」が最多となりました。次に、大企業の21.8%、中小企業の3.7%が「ChatGPTの積極的な活用を推奨している」と回答しており、大企業と中小企業での積極性に大きな差が現れました。ChatGPTの活用を推進している企業では、「記事やレポートの作成・校正・添削」の業務で活用されることが多く、「作業時間の削減に繋がる」などのメリットを実感していることが分かりました。
一方、一部ではChatGPTの活用を禁止している企業もあり、その理由としては「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」や「社内での活用ルールを明確にできていない」などが挙がりました。そして、大企業の78.2%、中小企業の49.4%が「企業専用のChatGPT環境の構築システムを活用したい」と回答しており、ChatGPTに期待が寄せられていることが明らかとなりました。
今回の調査では、大企業と中小企業を比較した際に、大企業の方がChatGPTの業務活用に積極性を見せており、推奨するか禁止するかというルール作りについても、大企業の方が明確なルールを示しているケースが多いことが分かりました。大企業・中小企業に関わらず、将来的に企業専用の環境を整えたいという声が多く集まっており、今後、ChatGPTをどう業務に活用していくかが、業務効率化の重要な鍵となるのではないでしょうか。
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参考:
・6月29日(木)【無料法人向けGPT】アルサーガパートナーズ、0円で始められる自社専用GPT『ARSAGA INSIGHT ENGINE』SaaS版の提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000028308.html
・6月29日(木)【業界最安値GPT※】170万円〜企業独自のGPTを進化させる『ARSAGA INSIGHT ENGINE』エンタープライズ版を提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000028308.html
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本社 :東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト15階
熊本スタジオ:熊本県熊本市南区江越2丁目24-1
代表者 :代表取締役社長 CEO/CTO 小俣泰明
設立日 :2016年1月
資本金 :6億7,000万円(資本準備金含む、2022年7月現在)
社員数 :321名(SES含む、2023年6月末現在)
事業内容 :ワンストップ・DXソリューションパートナー事業
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