再生PET樹脂を100%使用した建物用ウインドーフィルム 暑さ対策に貢献する日射調整タイプを追加
窓ガラスに貼ることで日射熱や紫外線をカット。CO₂排出量の削減に貢献
リンテック(本社:東京都板橋区 代表取締役社長:服部 真)は、製品の表面基材に再生PET樹脂を100%使用したウインドーフィルムの日射調整タイプを新たにラインアップ。7月14日から販売を開始します。
再生PET樹脂を100%使用し環境に配慮したウインドーフィルム
当社では窓ガラス全面に貼ることで遮熱や防犯、防虫といった多彩な効果を発揮する各種ウインドーフィルムを「WINCOS(ウインコス)」ブランドで展開しています。環境への意識が一層高まる中、昨年12月にはフィルムの表面基材に再生PET樹脂を100%使用した飛散防止対策用のウインドーフィルムを発売しました。
そして今回、同じく表面基材に再生PET樹脂を100%使用したウインドーフィルムとして、日射調整タイプ「BR-50UH RECYCLE 100」を新たにラインアップ。7月14日から販売を開始します。

窓から入る日射熱を和らげ、暑さ対策に貢献
今回発売するのは、高い透明性を保ちながら日射熱による暑さを和らげる日射調整タイプのウインドーフィルムです。オフィスや住宅、商業施設といった建物の窓ガラス全面に貼ることで、熱エネルギーの高い近赤外線域(注1)を中心に、日射の透過率(注2)を約57%に低減します。肌の日焼けやインテリアの退色の原因となる紫外線も99%以上カットするほか、万が一窓ガラスが破損した際に破片の飛散を低減する機能も兼ね備えています。

フィルムの表面基材の原料を使用済みPETボトルにすることで、非リサイクルPET樹脂を使用した場合と比較してCO₂排出量を約17.5%削減します。新たな環境配慮製品として提案を強化していきます。
(注1)日射の波長領域:300nm~2,500nm(紫外線:300nm~380nm、可視光線:380nm~780nm、近赤外線:780nm~2,500nm)
(注2)日射透過率、紫外線透過率は3mmフロートガラスに「BR-50UH RECYCLE 100」を貼付し測定
製品概要
【特徴】
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建物の窓ガラス全面に貼ることで、高い透明性を保ちながら日射熱による暑さを和らげる日射調整タイプのウインドーフィルムです。熱エネルギーの高い近赤外線域を中心に、窓から入る日射の透過率を約57%に低減し、日射熱を和らげて暑さ対策に貢献します。
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フィルムの表面基材に再生PET樹脂を100%使用しており、非リサイクルPET樹脂を使用した場合と比較してCO₂排出量を約17.5%削減します。PETボトルリサイクル推進協議会が提示するPETボトルリサイクル推奨マークを取得しています。
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肌の日焼けやインテリアの退色の原因となる紫外線も99%以上カットするほか、万が一窓ガラスが破損した際に破片の飛散を低減する機能も兼ね備えています。
【用途】
オフィス、一般住宅、商業施設など
【光学特性】

(注1)太陽光線の波長領域 紫外線:300~380nm、可視光線:380~780 nm、日射:300~2,500 nm
(注2)遮蔽係数とは、3mmフロートガラスを1.00とした場合、これにウインドーフィルムを貼付した際に室内に入り込む日射量の割合を示した値
(注3)熱貫流率とは、3mmフロートガラスにフィルムを貼付した際の断熱性能を表し、ガラスの両側の温度差を1℃とした場合、ガラス1m²について1時間当たり何キロカロリーの熱が伝わるかを示した値(単位:W/m²K)
(注4)データの数値は、JIS A 5759 2024に基づき、3mmフロートガラス貼付で測定
(注5)光学特性の数値については、実測値であり、保証値ではありません
【規格】
970mm幅×50m巻き、1,250mm幅×50m巻き、1,550mm幅×30m巻き
【標準施工価格】
15,500円/m²(税込)
【販売開始日】
2025年7月14日
■製品に関するお問い合わせ
リンテック株式会社 産業工材事業部門 建装工材営業部
〒112-0002 東京都文京区小石川1-1-1 文京ガーデン ゲートタワー8F
TEL.(03)3868-7733 FAX.(03)3868-7755
https://www.lintec.co.jp/
■会社概要
社 名:リンテック株式会社
本 社:〒173-0001 東京都板橋区本町23-23
設立年月日:1934年10月15日
資本金:233億55百万円(2025年3月31日現在)
証券コード:7966(東証プライム市場)
URL:https://www.lintec.co.jp/
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