ベンチャー企業の広告代理店選びに関する調査「金額が高い」「改善提案がない」ため、切り替えを検討最も重視する選定ポイントは「運用者との相性」
〜経験者が語る「代理店選びの反省点」とは〜
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調査サマリー
調査概要
調査概要:ベンチャー企業の広告代理店選びに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年4月20日〜同年4月21日
有効回答:直近半年で広告代理店選びを行ったベンチャー企業の担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「リサピー」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://ideatech.jp/service/research-pr
直近で選んだ広告代理店の種類、「総合広告代理店」が69.1%、「専門広告代理店」が25.5%
「Q1.あなたが直近で選んだ広告代理店の種類について教えてください。」(n=110)と質問したところ、「総合広告代理店」が69.1%、「専門広告代理店」が25.5%という回答となりました。
・総合広告代理店:69.1%
・専門広告代理店:25.5%
・ハウスエージェンシー:4.5%
・その他:0.9%
広告代理店選びをした理由は「リソース不足・ナリッジ不足」
「Q2.あなたが直近で広告代理店選びを行った理由について教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「社内のリソース不足」が58.2%、「社内のナレッジ不足」が43.6%、「広告代理店の切り替え」が41.8%という回答となりました。
・社内のリソース不足:58.2%
・社内のナレッジ不足:43.6%
・広告代理店の切り替え:41.8%
・その他:5.5%
・特にない:2.7%
・分からない/答えられない:3.6%
広告代理店の切り替えを検討するに至った理由、「金額が高い」が60.9%、「改善提案がない」が54.3%
Q2で「広告代理店の切り替え」と回答した方に、「Q3.これまで取引のあった広告代理店の切り替えを検討するに至った理由について教えてください。(複数回答)」(n=46)と質問したところ、「金額が高い」が60.9%、「改善提案がない」が54.3%、「広告効果が悪い」が47.8%という回答となりました。
・金額が高い:60.9%
・改善提案がない:54.3%
・広告効果が悪い:47.8%
・レポートの内容が薄い:28.3%
・レスポンスが遅い:28.3%
・新規提案がない:26.1%
・担当者が頻繁に変わる:23.9%
・自社に対する理解が浅い:21.7%
・その他:2.2%
・特にない:0.0%
・分からない/答えられない:0.0%
広告代理店選びで重視するポイント、「運用者との相性」が45.5%、「課題解決力」が40.0%
「Q4.あなたが広告代理店選びにおいて重視するポイントについて教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「運用者との相性」が45.5%、「課題解決力」が40.0%、「実績」が37.3%という回答となりました。
・運用者との相性:45.5%
・課題解決力:40.0%
・実績:37.3%
・チーム体制:32.7%
・提案の妥当性:28.2%
・自社ビジネスへの理解:28.2%
・運用可能な広告の種類:17.3%
・自社商材に近しい広告の運用経験:16.4%
・コミュニケーション頻度:15.5%
・マーケティング施策の提案有無:13.6%
・評判や口コミ:7.3%
・その他:0.9%
・特にない:0.9%
・分からない/答えられない:0.9%
広告代理店に対して最も期待する要素、「クリエイティブ」が53.6%で最多
「Q5.あなたが広告代理店に対して最も期待する要素について教えてください。」(n=110)と質問したところ、「クリエイティブ」が53.6%、「コンサルティング」が36.4%という回答となりました。
・クリエイティブ:53.6%
・コンサルティング:36.4%
・ディレクション:7.3%
・あてはまるものはない:2.7%
広告代理店選びでは、「もっと比較すべきだった」や「ネームバリューだけで選んでしまった」などの反省も
「あなたが、直近の広告代理店選びにおいて反省点だと感じるポイントがあれば教えてください。(自由回答)」(n=110)と質問したところ、「もっと比較すべきだった」や「ネームバリューだけで選んでしまった」など59の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・61歳:複数社からの選定が難しい。
・64歳:営業主導型で、課題を理解できずに提案がなされていた。
・34歳:前から使っている代理店をそのまま使ったが、担当者とあまり連絡が取れず目新しい提案もなかった。もっと比較すべきだった。
・36歳:ネームバリューだけで選んでしまった。
・32歳:コストが高いため、導入後のKPIなどを策定すべき。
・39歳:人の紹介で始めたため中身をあまり把握せずに決めてしまった。
・50歳:全部お任せの体勢。
広告代理店選びで良かったポイント、「良心的な金額」や「自社内のリソースやノウハウだけでは力不足な部分を対応できた」など
「あなたが、直近の広告代理店選びにおいて良かったと感じるポイントがあれば教えてください。(自由回答)」(n=110)と質問したところ、「良心的な金額」や「自社内のリソースやノウハウだけでは力不足な部分を対応できた」など58の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・61歳:視座が変わった。
・64歳:課題解決の提案性。
・59歳:3社を比較して結論を出せたことはよかった。
・55歳:良心的な金額である。
・54歳:広告代理店側から色々と提案をいただいて、今まで無かった発想を提案されて勉強になりました。
・34歳:事業理解、社内事情の理解があったこと。
・32歳:自社内のリソースやノウハウだけでは力不足な部分を対応できた。
まとめ
今回は、直近半年で広告代理店選びを行ったベンチャー企業の担当者110名を対象に、ベンチャー企業の広告代理店選びに関する実態調査を実施しました。
まず、広告代理店選びを行った際に選んだ広告代理店の種類は、「総合広告代理店」が69.1%、「専門広告代理店」が25.5%という結果となりました。また、広告代理店選びをした理由について聞いたところ、社内でのリソース不足やナリッジ不足が挙がりました。その他にも、金額が高いことや改善提案がないこと、広告効果が悪いことなど、既存の広告代理店への不満が理由になっていることが分かりました。次に、広告代理店選びで重視するポイントに関しては、「運用者との相性」が45.5%、「課題解決力」が40.0%という結果となり、実績や課題解決力以上に、「相性」が求められていることが明らかとなりました。広告代理店選びにおける反省点については、「もっと比較すべきだった」や「ネームバリューだけで選んでしまった」などの回答が集まり、広告代理店の見極めに苦戦していることが分かりました。
今回の調査では、自社のリソースやナレッジ不足を補うために広告代理店を活用しているものの、ベンチャー企業の担当者が相性の良い広告代理店選びに苦戦している様子が伝わる内容となりました。業界や事業に対して理解のある広告代理店さえ見つかれば、「視座の変化」や「課題解決」に至る提案を受けることができるため、安易にネームバリューや紹介で決定せず、慎重に比較検討する必要があると言えるのではないでしょうか。
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代表者 :代表取締役社長 石川友夫
所在地 :〒107-0061 東京都港区北青山2-7-26 メゾン青山1001
設立日 :2010年2月
事業内容:PRコンサルティングサービス、リサーチPR「リサピー®︎」事業、レポートPR「レポピー®︎」事業
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