“大企業人材×教育現場”の越境トークイベント「大企業人材が教育現場に飛び込むことに意義はあるのか?」8月30日に開催!
ビジネス領域外での人材育成施策を、大企業人材および地域・教育関係者と掘り下げます
本イベントでは、昨年6月より1年間、NECから宮崎県の高校に飛び込み、魅力化コーディネーターとして活動した大企業人材の経験談を伺います。ゲストとして、地域・教育魅力化プラットフォーム 理事・会長の水谷智之さんと、大企業人材を受け入れた飯野高校の梅北瑞輝先生をお迎えします。
大企業で培ってきた能力は地域でどのように発揮されたのか?大企業人材が、地域・教育現場で果たせる役割はどのようなものか?について、ゲストとともに深めてまいります。ビジネス領域外での人材育成施策に関心をお持ちの皆様、企業との連携に興味をお持ちの教育現場の方々に、この機会にご参加ください。
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▼イベント詳細・お申込みはこちら
https://peatix.com/event/3651397/
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イベント詳細
2022年6月〜2023年5月までの1年間、NECの文教事業部に所属する大工原忠相さん40歳(当時)は、宮崎県に移住し、宮崎県立飯野高校の魅力化コーディネーターとして活動をしました。大工原さんが取り組んだのは、新入生を獲得するための広報・マーケティング活動、探求学習のカリキュラムを作るための地域との関係構築、さらには普通科改革プログラムの構築など。つまり、学校経営・地域創生・教育改革と多岐にわたりました。
NECで全国の大学向けにシステムの企画・ソリューション営業を行ってきた大工原さんですが、自らが教育の現場に飛び込むのは初めての経験。さらに東京近郊で育ってきた大工原さんは、地域で生活したこともありませんでした。そのような中で、大企業で培ってきた能力はどのように発揮されたのか、どのような葛藤と向き合い、どのような学びを得たのか。
大工原さんの1年間の挑戦を紐解きながら、大企業人材が教育セクターに越境することで得られる成長とは何か、地域や教育の現場で果たすことのできる役割は何か、という両面について考えていきます。
さらに、「これからの企業人材は、社会感度を高める必要がある」と語る、一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム 理事・会長の水谷智之さん、大工原さんを受け入れた飯野高校の梅北瑞輝先生にもご参加いただき、議論を深めてまいります。
ビジネスの領域を超えて人材育成することに関心をお持ちの人事・人材育成部門の皆様、企業との連携に興味をお持ちの教育現場の方々など、ご関心のある皆様にご参加いただければ幸いです。
※なお本イベントは、ビジネス経験豊富な人材が地域や教育現場に入り活動することで、新たな成長の機会を得る人材育成プログラム「おとなの地域みらい留学」を通じた事例の紹介となります。(大人の地域みらい留学:https://ocm.jp/)
<開催概要>
日 時:2023年8月30日 (水) 16:30 - 18:00
場 所:
-リアル参加:BASE Q(千代田区有楽町1丁目1−2 東京ミッドタウン日比谷 6F)
-オンライン参加:zoomウェビナーでの配信を予定。視聴先は、お申込いただいた方に当日朝10時までにメールをお送りします。
参加費:無料
<登壇者>
大工原忠相さん(日本電気株式会社)
日本電気株式会社 文教科学ソリューション統括部 大学研究第一ソリューショングループ 主任。自動車の輸入専門商社、大手不動産の営業職を経験後、自身の仕事の成果を、個人よりも社会全体に還元したいという思いからNECに転職。自身の学生時代の様々な経験から、日本の教育の質向上を志し大学市場の営業職として勤務。所属営業本部の表彰を3回受賞。2017年より文教事業部にて大学事業のソリューションコーディネーターとして勤務。2022年6月より「大人の地域みらい留学」制度を利用して、宮崎県立飯野高校のコーディネーターとして活動。2023年より現職に復帰。
梅北瑞輝さん(宮崎県立飯野高校 指導教諭)
2008 年に宮崎県立飯野高校に赴任。2012年より進路指導部長を務め、キャリア教育や探究活動を推進。2014年より地域と共創する学びを柱に学校改革をすすめ、2015年キャリア教育優良賞受賞。探究活動では、生徒たちが自走する学びをすすめ毎年全国級の大会等で賞を受賞している。また、校外でも2021年に一般社団法人えびのびとを設立。代表理事を務めるなど幅広く活動を行っている。
水谷智之さん(一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム 理事・会長)
1988年に(株)リクルート入社。一貫して人材ビジネス領域に携わり、1990年に日本発のUIターン転職就職メディア「U・Iターンビーイング」を創刊・企画。その後インターネット転職サービス「リクナビNEXT」の立ち上げを編集長として担当。2006年に(株)リクルートHRマーケティング代表取締役、2007年に(株)リクルート取締役(人事・総務・広報担当)を歴任し、人材育成PDSの構築、採用・育成・抜擢要件の構築、次世代経営者育成プログラムを構築。2012年より(株)リクルートキャリア初代代表取締役社長に就任し、2016年3月末退任。2007年から社会起業家育成にも取り組み「社会イノベーター公志園」の立ち上げと運営に携わる。2017年には社会人大学院大学「至善館」の理事・特任教授に就任。他にも経済産業省「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」委員、「『未来の教室』とEdTech研究会」委員、内閣官房「教育再生実行会議」委員を務める。
原田未来(株式会社ローンディール 代表取締役社長)
2001年、株式会社ラクーン(現ラクーンホールディングス、東証プライム)入社。部門長職を歴任し同社の上場に貢献。2014年、株式会社カカクコムに転職し、新規事業開発。自身の経験から「会社を辞めずに外を見る経験」の重要性に気づき、「レンタル移籍」事業を構想し、2015年に株式会社ローンディールを設立。経済産業省や経団連の主宰する検討会や「人材育成」「大企業・スタートアップ連携」等に関するタスクフォース・検討会においても委員を務めるなど、自社事業の範囲にとどまらず「日本的な人材流動化」を促進するために活動。
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▼お申し込みはこちら:
https://peatix.com/event/3651397/
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参考
◾️株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォームを提供。「レンタル移籍」は、大企業人材が一定期間ベンチャー企業で働く仕組みであり、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現します。
2015年9月にサービスを開始し、2023年7月現在、導入企業としてトヨタ自動車・経済産業省・野村證券など大企業72社268名、ベンチャー企業120社以上の実績があります。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。
その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」、業務時間の「20%」を活用しキャリア自律を促進する新プログラム「side project」、個人を対象にしたプロジェクト立ち上げ支援プログラム「4th place lab」などを展開。
・LoanDEAL https://loandeal.jp/
・side project https://sideproject.jp/
・outsight https://outsight.jp/
・4th place lab https://4thplace-lab.jp/
◾️大人の地域みらい留学について
ビジネス経験豊富な人材が、地方の高校と地域に1年間「留学」して、様々なステークホルダーと協働しながら学校教育と地域における課題解決に取り組みます。留学する企業の方は、この期間で学んだことを、企業の社会貢献活動や事業活動、人材の成長機会の創出へと役立てられることをねらいとしています。
・HP:https://ocm.jp/
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