【年賀状じまいが非営利団体に影響。寄付額86%減の危機】ハガキ・切手に加え、古本・DVDの寄付を呼びかける「おうちのGoodsが世界のGoodに!キャンペーン」スタート!
特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(東京都杉並区、事務局長:武田勝彦)は、「おうちのGoodsが世界のGoodに!キャンペーン2025~物品寄付で途上国の子どもを支援しよう~」を12月1日よりスタートします。年賀状じまいが進む中、書き損じハガキや切手の寄付が大幅に減少し、子どもたちへの支援に影響が及ぶ今、あらためてハガキ、切手の寄付をお願いするとともに、古本、DVD、ゲームなどの物品の寄付も呼びかけます。

年賀状じまいで寄付額86%減。郵便料金値上げ、交換手数料値上げで三重苦に。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より開発途上国の子ども支援を行う国際協力NGOです。日本の国際協力NGOの先駆けとして活動をはじめ、今年50周年を迎えました。書き損じた年賀状などの、ハガキ・切手の寄付の回収キャンペーンも長年行ってきました。
しかし、昨今の「年賀状じまい」のトレンドから、年賀はがきの発行枚数は、ピークだった2004年用(約44億5千万枚)と比較し、2025年用は約10億7千万枚と、約4分の1にまで激減。そうした影響もあり、ハガキ・切手の寄付も大幅に減少し、2020年から2025年にかけて86%減少し、金額ベースで790万円の減少となっています。

ハガキ・切手の寄付は、団体が行う事務手続き(領収書の郵送費など)に活用され、節約できた経費が、途上国の子どものための支援にあてられてきました。チャイルド・ファンド・ジャパンは、郵送物のデジタルへの移行、安価な配送サービスへの切り替えなどを進めていますが、ハガキ・切手寄付の減少に加え、郵便料金の値上げ、ハガキの交換手数料の値上げも重なり、三重苦の状況が事業運営に影響を与えています。
【具体的な影響例】
寄付額790万円の減少は、ネパールの貧困地域で暮らす子どもたちへの学用品セット(ノートや筆記具などのセット)7,900人分に相当します。
ハガキや切手に加え、古本、DVD、ゲームなどの寄付も受け付け!身近なモノでSDGs貢献
ハガキ・切手寄付の深刻な減少を乗り越えるため、チャイルド・ファンド・ジャパンは、「おうちのGoodsが世界のGoodに!キャンペーン2025~物品寄付で途上国の子どもを支援しよう~」をスタートし、広く協力を呼びかけます。

年末年始は年賀状作成や大掃除で、書き損じのハガキや切手が出やすい時期。また、年賀状じまいでハガキや切手が家にない方もご参加いただけるよう、昨年のキャンペーンから、古本、DVD、ゲームなどの寄付も受け付けています。
モノを捨てるのは抵抗を覚えるかもしれませんが、物品寄付であれば罪悪感なくモノを手放せ、環境にもよいサステナブルな取り組み。年末年始、身近なモノでSDGs、国際協力に貢献してみませんか?
【届けられる支援の具体例】

■キャンペーン詳細
①書き損じハガキ、切手

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集めているもの |
未使用・書き損じの年賀状・官製ハガキ |
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送付方法 |
封筒などに入れて下記までお送りください。 |
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補足 |
・少量でも古くても大丈夫です。 ・封筒に、お名前、住所、メールアドレスをご記載ください。受領のメールを差し上げます。 ・より多くの支援を届けるため、ハガキでの受領のご連絡は、差し控えさせていただきます。 ・個人情報は厳正に管理します。宛名などを塗りつぶしてから送っていただいても構いません。 |
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寄付になる仕組み |
ハガキや切手はチャイルド・ファンド・ジャパンの郵送物に使用し、節約できた費用で子どもたちに支援を届けます。 |
②古本、DVD、ゲーム

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集めているもの |
古本、DVD、ブルーレイディスク、CDアルバム、ゲーム機、ゲームソフト |
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送付方法 |
古本寄付サービス「チャリボン」のサイトよりお申込みください。 送料無料でご自宅まで集荷に来てもらうことができます。物品は、段ボール等に梱包ください。 |
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補足 |
・チャリボンの「寄付月間キャンペーン」の期間中(12月1日~12月31日)にお申込みされると、寄付額が500円上乗せされます。 ・1月1日~2月28日は、クーポンコード「26CHCF13」を入力すると、寄付額が300円上乗せされます。1月以降は、こちらよりお申込みください。 ・2010年以前の本など、寄付にならないものもあります。詳細はチャリボンのHPをご覧ください。 |
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寄付になる仕組み |
チャリボンの買取相当額がチャイルド・ファンド・ジャパンへ寄付されます。 |
キャンペーン期間
2025年12月1日~2026年2月28日
期間外でも物品のご寄付自体は受け付けていますので、ぜひお送りください。
~チャイルド・ファンド・ジャパンとは~

1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動を行う国際協力NGO。フィリピン、ネパール、スリランカを中心に、スポンサーシップ・プログラム(現地の子どもとの手紙のやりとりなどで成長を見守りながら支援するプログラム)などを通して、子どもたちを支援し続けている。2025年、50周年を迎えた。
SDGsの目標1、3、4、5、16の達成につながる活動を行い、昨今では、目標16.2「子どもへの暴力をなくす」の達成に向けて、オンラインでの子どもの性搾取の問題、生成AIがつくる児童性的画像の問題にも取り組んでいる。また、11ヵ国のチャイルド・ファンドのメンバー団体で連携し、世界70ヵ国、2300万人の人々へ支援を届けており、ウクライナ緊急支援、パレスチナ・ガザ緊急支援なども行っている。
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