＜THE YARD＞冴ゆる静けさを纏う、2023年秋冬コレクション −水の こおる− を発表

2023年9月1日(金)より順次販売開始

株式会社やまと（本社：東京都渋⾕区、代表取締役：⽮嶋孝⾏）が展開する、“白シャツのように着る、新しい日常をつくるきもの”をコンセプトとするブランド＜THE YARD＞は、2023年秋冬コレクションより、無地染めのきものや新潟の十日町紬をはじめとしたオリジナルきものを発表します。

■ブランドサイト　https://the-yard.jp/

2023年の秋冬のTHE YARDは、−水の こおる− をテーマに掲げ、冴ゆる静けさを纏うような、美しい冬の装いをご提案します。

冬のはじまりの、儚くひんやりとした空気を感じられるようなコーディネートの数々は、雨、霧、霞、雪など、液体から気体、固体など、様々な形に姿を変える「水」を連想させるものばかり。

きものを纏う事の楽しさ、美しさを改めて感じていただきたい想いで、新商品として東京染の技法を用いた名古屋帯、京都の組み紐の技法を用いた帯締、丹後のふくれ織の生地を染めた半衿や帯揚などをご用意しました。またジュエリーブランド＜SIRI SIRI＞とのコラボレーションの帯留2種と羽織紐は、冬の装いをより楽しんでいただけるアイテムです。

さんちの技術を存分に活かした商品の、素材や特徴についてご紹介します。

• 商品ラインナップ

無地染め　薄墨

白生地にこだわったものづくりが盛んに行われている、滋賀県「長浜」にて織られた白生地に後染めをしたきものです。糸には絹糸のなかでもより光沢のあるブラジル産の「ブラタク糸」を使用。通常の色無地などの生地と比べ、シボ立ちが細かく、生地本来の光沢や美しさが特徴です。

素材：絹100％

カラー：薄墨／蒼白／木蘭／深緑

価格：207,900円（税込・仕立て付き）

江戸小紋　行儀×万筋　赤墨

江戸小紋の中でも格が高いと言われる五役（5つの柄）のうち、「行儀」と「万筋」の柄を5対5の割合になるよう、型から製作したTHE YARDオリジナルの江戸小紋です。生地は滋賀県・長浜のちりめんを使用。対照的な2つの柄を組み合わせていることから、まるでバイカラーのように色の濃淡が分かれているためシックな装いとしても楽しんでいただけます。

素材：絹100％

カラー：赤墨／納戸

価格：229,900円（税込・仕立て付き）

SW　ストライプヘリンボン　瓶覗

織り方や模様に特徴を持たず、幅広い素材、質感の生地作りに対応する高い技術力を持つ浜松、遠州の生地を使用。細いストライプの間にへリンボン柄を施し、可能な限り細い柄に仕上げたことでスーツ地のような上品な仕上がりとなりました。程よいハリ、コシを備えながらも、着ていくごとに独特の柔らかさを感じていただけます。

素材：絹40%、ウール60％

カラー：瓶覗

価格：68,200円（税込・仕立て付き）

久留米　十字絣　真空色

福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている久留米絣。澄んだ鮮やかな青のきものは、大河と山々に囲まれ、緑豊かで広大な平野が広がる久留米地域の高く澄んだ晴天の空をイメージしました。

素材：綿100%

カラー：真空色

価格：70,400円（税込・仕立て付き）

片貝木綿　三筋縞　灰

地色に合わせた同系色の糸を使用することで、シンプルかつ立体的なデザインとなりました。わずかに濃淡の異なる3本の縞模様は、幅広いコーディネートに合わせてご着用いただけます。

素材：綿100％

カラー：灰／茶

価格：58,300円（税込・仕立て付き）

結城紬　白百合

軽くて柔らかい着心地に加え、渋みのある味わいと嵩高な生地のぬくもりが特徴の結城紬。「高貴」の花言葉を持つ白百合をイメージしたカラーで、真綿のほっこりした風合いと気品ある雰囲気を兼ね備えた紬です。

素材：絹100％

カラー：白百合／鳥の子／灰桜／藤袴／水色／薄緑／鼠／濃灰／墨黒

価格：239,800円（税込・仕立て付き）

米沢　鳳雅御召　浅黄

織りは山形県米沢にて創業明治29年の「東匠猪俣」。生地の風合いを柔らかくすることで、御召特有のハリは控えめで、体のラインに沿うような素材感にこだわりました。一見無地に見えますが、織りの柄や凹凸があるため光の加減で光沢感溢れるデザインです。

素材：絹100％

カラー：浅黄

価格：174,900円（税込・仕立て付き）

十日町紬　経絣　ピンク

十日町紬特有の、節のある糸が醸し出すほっこりした風合いと柔らかな手触りが魅力の生地に、縦のすっきりとした絣模様をあしらいました。存在感のある模様は、着姿を美しくさせる効果もあります。

素材：絹100％

カラー：ピンク

価格：119,900円（税込・仕立て付き）

十日町紬　乱格子　錆納戸

なるべく節の少ない糸を使用したことで、なめらかな手触りに。また格子の線の間隔をあえて不均一にすることで、生地から仕立てた際の柄行までこだわった、遊び心のあるデザインとなりました。

素材：絹100％

カラー：錆納戸／桜

価格：119,900円（税込・仕立て付き）

• SIRI SIRIとのコラボレーション商品

＜SIRI SIRI＞
「鎖」を意味するスワヒリ語「silisili」に由来を持つ＜SIRI SIRI＞。意外性のあるマテリアルと伝統的な職人技術との融合で、コンテンポラリーな作品を発信しています。独自のスタイルは、既成概念に縛られず自分の美意識に忠実な人の生き方に呼応します。繊細で有機的な印象のジュエリーは、端正なつくりと美しさで人を魅了し、また身につける人の心も凛とさせます。

羽織紐　SIRI SIRI × THE YARD「KAWANE」

透明で豊かな水がまっすぐに川から湖へと流れていく際の川音を表現。ガラス部分はその素直な水流を、タッセルの淡い水色は空が水面に反射した色を描いています。

素材：耐熱ガラス、SV925(ロジウムメッキ)、ガラスビーズ、ポリエステル、シルク

価格：38,500円（税込）

帯留　SIRI SIRI × THE YARD 「KIRIKO MOC MOC」

SIRI SIRIの代表的な作品の切子を用いた帯留めです。雲のようにもくもくした形は四つ菱の家紋のようにも見えます。切子の磨きをおさえ、和紙のような曇りのある表情にし、ささやかな光に包まれた作品に仕上がりました。

素材：耐熱ガラス

価格：27,500円（税込）

帯留　SIRI SIRI × THE YARD「TOWA」

途切れのない時間の輪をテーマとし、ガラスの帯が結びのように重なり合い、その恒久の時を表現しています。
クリアのガラスで、それを帯〆に合わせた部分がかすかに屈折したような錯覚を起こします。

素材：耐熱ガラス

価格：16,500円（税込）

• 概要

THE YARD 2023秋冬コレクション −水の こおる−

■販売開始日

2023年9月1日(金)より販売開始

※SIRI SIRI × THE YARD帯留2種は10月下旬に入荷予定

■取り扱い店

THE YARD外苑前店

住所：〒150-0001　東京都渋谷区神宮前3丁目36-26

TEL：[phone]

営業時間：11時〜19時（火曜・水曜定休日）

※やまとオンラインストア（https://store.kimono-yamato.com/）でも一部商品を展開

■＜THE YARD＞

“白シャツのように着る新しい日常をつくるきもの”をテーマに株式会社やまとから生まれたブランド。現代のライフスタイルやカルチャーに溶け込む新しい「きもの文化」を目指し、“日本”だからこそ実現できる着物の伝統と魅力を大切にしながら、きものの世界に新しい風を吹き込みます。これまできものとは無縁だと思っていた人にこそ、＜THE YARD＞のきものを身につけて、新しいライフスタイルを体験していただきたいと考えています。

■Instagram

@theyard_jp（https://www.instagram.com/theyard_jp/）

■使用画像のダウンロードはこちら

https://www.dropbox.com/scl/fo/nm8fz4furjvpid796uz6l/h?rlkey=k4by9510y769xho3yhahgnlkj&dl=0