【証券業界についての学生イメージ調査】大手企業に加えネット型の認知度も高め。収入やステータスの高さにプラスイメージの一方、全国転勤やノルマなどハードワークのイメージも。
『23・24・25・26卒生対象 業界別イメージ調査 証券業界編』2022年7月実施【株式会社インタツアー】
同調査では23卒~26卒学生を対象として、証券業界の就職先としての印象について、どのようなイメージを持っているかを調査しました。業界の良いイメージ、悪いイメージのほか、具体的な仕事のイメージや、就職先として志望しているかなどを調査しています。(調査時期:2022年7月11日~7月18日、有効回答数:913名)
調査結果では、プラスイメージとして「安定している」の回答が45.0%と最も高く、その他「優秀な人材が多い」「給料が高い」などが挙げられた一方で、マイナスとしては「全国転勤がある」「ワークライフバランスが取れない」などハードワークをイメージする声が上位を占め、志望業界として考える割合は他の人気業界と比べて少数にとどまりました。
また、知っている企業として大手証券会社に加え、ネット型証券会社の知名度も高いことが分かりました。
証券業界を受けたい学生は31.5%と低くマイナスイメージが強い-資料ダウンロード
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学生が就職活動で企業を選ぶ際は、業界研究を経て業界を選択し、その中から企業を選ぶケースが大多数を占めます。この業界選択の段階で、学生は「人気業界」「不人気業界」や「自分に向いている業界」などの情報を蓄積していきます。
当調査では、業界選択の際に判断の基礎となる「業界のイメージ」について学生にアンケートを行っています。今回の調査では、「証券業界」について学生が持っているイメージを調査しました。
- 調査結果のポイント
・証券業界のプラスのイメージは「収入面で安定しており優秀な人が多い」
・業界のマイナスのイメージは「全国転勤」「ノルマ」などハードワークをイメージする声が多数
・具体的な仕事のイメージは「株取引」「営業」の印象が強い
・選考を受ける(受けるかもしれない)学生は31.5%
・競合する志望業界は「メーカー」「総合商社」「IT」など人気業界が並ぶ
・【知っている企業名】野村証券、大和証券など大手証券会社に加え、
SBI証券などネット型証券会社の認知度が高い
- 調査概要
『23卒・24卒・25卒・26卒対象 業界別イメージ調査 証券業界編』
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:インタツアー登録の23卒・24卒・25卒・26卒大学生
調査母数:13,724名(文系学生12,231名、理系学生1,493名)
回答数:913名(23卒270名、24卒432名、25卒159名、26卒52名)
調査方法:『インタツアー』マイページまたはSNS経由によるWebアンケート
調査期間:2022年7月11日~2022年7月18日
- 業界のプラスイメージは「収入面で安定しており優秀な人が多い」
設問1では、証券業界の良いイメージについて聞きました。
最も回答が多かった選択肢は「安定している」45.0%で、「優秀な人材が多い」41.9%、「給料が高い」37.3%、「ステータスが高い」25.5%が続きました。
金融にかかわる仕事ということで、収入面で安定しており、優秀な人材が集まる、社会的ステータスが高い業界というイメージを持っていることがわかります。
一方で、学生が重視することが多い「スキルが身につく」8.9%、「将来性がある」7.7%、「ワークライフバランスがとれる」3.4%といったイメージを回答した学生は少数でした。
設問2では、プラスのイメージについて自由回答でも聞きました。
「地頭が良い」「論理的思考が身につく」といった人材についてのイメージの回答が多かったほか、「学ぶ知識量が多い」といった専門知識についての回答も目立ちました。
- 業界のマイナスイメージは「全国転勤」「ノルマ」などハードワークをイメージする声が多数
設問3では証券業界の悪いイメージについて聞きました。
最多の回答となった選択肢は「全国転勤がある」42.2%で、全国規模の企業での支店勤務がイメージされているようです。他に多かった回答は「ワークライフバランスがとれない」31.1%、「昔ながらの文化がある」26.3%で、負荷の大きい働き方や古い企業体質がイメージされたようです。
一方で「福利厚生が充実していない」5.8%、「給料が低い」2.8%といった待遇面でのマイナスのイメージは少ないようです。
設問4では証券業界の悪いイメージを記述式で聞きました。
「厳しいノルマがある」「毎日の業務が厳しそう」といった激務をイメージする声が多いほか、「社員同士の関係性がドライ」といった社風面でのマイナスイメージを持っていることがわかります。
- 具体的な仕事のイメージは「株取引」「営業」の印象が強い
設問5では証券業界の具体的な仕事のイメージについて聞きました。(自由回答からキーワードを集計)
回答が多かったキーワードは「株の取引、売買」17.7%、 「営業」15.0%といったキーワードが上位を占めました。ほか、「お金」「投資」「金銭」といったキーワードが多くみられました。また、「激務」「ノルマ」といった働き方についてのキーワードも散見されました。
その他の回答では「銀行に似た業務」「投資信託」といった銀行の業務とのイメージの混同や、「会計」のような類似性のある業務との混同がみられました。
- 選考を受ける(受けるかもしれない)学生は31.5%
設問6では証券業界の企業の選考を受けるかどうか聞きました。
「受けようと思っている(受けた)」と答えた学生は6.0%で、「受けるかもしれない」25.5%を加えると31.5%となりました。
「受けるつもりはない(受けなかった)」学生が約2/3以上となり、給与待遇やステータスの高さがイメージされているにもかかわらず志望業界としての人気はそれほど高くないことがわかります。
- 競合する志望業界は「メーカー」「総合商社」「IT」など人気業界が並ぶ
設問7では、設問6で証券業界を「受ける」「受けるかも」と回答した学生に、そのほかに志望している業界を聞きました。
上位には「メーカー」38.9%、「商社(総合)」35.7%、「IT・ソフトウェア・情報処理」24.0%、「広告・出版・マスコミ」23.3%といった、最近の人気業界が並びました。
文系学生に聞いた志望業界人気調査等の順位とほぼ似通っており、学生の志望業界選択において証券業界は、一般的な人気業界との競合が発生しているものと考えられます。
- 【知っている企業名】 野村証券、大和証券など大手証券会社に加え、SBI証券などネット型証券会社の認知度が高い
設問8では、証券業界で知っている企業名を3社挙げてもらいました。
野村證券、大和証券、SMBC日興証券といった大手証券会社の知名度が高い中、SBI証券や楽天証券など、ネット型証券会社の知名度も高くなっており、学生がWEBを中心に普段見聞きする中でネット型証券会社を認知していることが見て取れます。
同調査の詳しい結果は 「インタツアー」サービスサイトからダウンロードいただけます。
証券業界を受けたい学生は31.5%と低くマイナスイメージが強い-資料ダウンロード
https://intetour.biz/download/220921questionnaire?utm_source=prtimes&utm_medium=report&utm_campaign=07g
- 会社概要
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館16F
代表:代表取締役社長 作馬 誠大
事業内容:インタビューから始まるリレーションシップ採用プラットフォーム「インタツアー」を展開。学生と企業の新しいタイミングで新しいつながり方の採用マーケティング機能で新卒採用支援を行っている。
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- このプレスリリースについてのお問い合わせ先
担当:作馬、安田
TEL:03-6731-4455 E-MAIL:gsinfo@gssc.co.jp
問い合わせフォーム:https://intetour.co.jp/contact/
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