【受験直前の追い込みの徹夜は吉か凶か?】共通テスト直前の徹夜率は約4割!目標達成には「計画的な学習」がカギ?
〜徹夜は成果につながるのか?103名の受験生が語る、共通テスト直前のリアル〜
学習塾「武田塾」を全国に展開している株式会社A.ver(本社:東京都文京区以下「武田塾」)は、2025年1月の共通テストを受験した高校3年生103名を対象に、受験期の徹夜経験と共通テスト結果に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

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01|受験生の約4割が、「共通テスト直前に徹夜をして勉強したことがある」
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02|徹夜をした受験生の78.4%が、「体調・メンタル面に悪影響」を実感
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03|受験期の理想的なサポート、第1位「学習環境の整備」(44.7%)、第2位「学習計画の立案と進捗管理」(43.7%)
■調査概要
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調査名称:受験期の徹夜経験と共通テスト結果に関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2025年2月25日〜同年2月28日
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有効回答:2025年1月の共通テストを受験した高校3年生103名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「武田塾」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■約4割の受験生が、共通テスト直前に「徹夜勉強を経験」
「Q1.あなたは、共通テスト直前(おおよそ試験1か月前~当日まで)に、徹夜をして勉強したことはありますか。」(n=103)と質問したところ、「何度もある」が22.3%、「一度だけある」が13.6%という回答となりました

・何度もある:22.3%
・一度だけある:13.6%
・ない:61.2%
・答えられない:2.9%
■徹夜勉強の理由、「試験範囲の理解が不足しており、追いつくために徹夜で対策したため」が48.6%で最多
Q1で「何度もある」「一度だけある」と回答した方に、「Q2.徹夜をした理由を教えてください。(複数回答)」(n=37)と質問したところ、「試験範囲の理解が不足しており、追いつくために徹夜で対策したため」が48.6%、「模擬試験や過去の成績を踏まえ、追加対策が必要だと判断したため」が37.8%、「試験直前の不安やプレッシャーから、徹夜で徹底的に対策を行ったため」が29.7%という回答となりました。

・試験範囲の理解が不足しており、追いつくために徹夜で対策したため:48.6%
・模擬試験や過去の成績を踏まえ、追加対策が必要だと判断したため:37.8%
・試験直前の不安やプレッシャーから、徹夜で徹底的に対策を行ったため:29.7%
・学習進度が遅れたため、直前期に急遽補習を行う必要があったため:24.3%
・深夜の静かな環境で、より集中して取り組めると感じたため:21.6%
・学校やその他の活動との調整がつかず、夜間に学習時間を確保したため:13.5%
・その他:2.7%
ーその日にやると決めた範囲が終わらなかった
・わからない/答えられない:5.4%
■徹夜組の約8割が、徹夜後の体調・メンタル面に「悪影響あり」と実感
Q1で「何度もある」「一度だけある」と回答した方に、「Q3.徹夜をした翌日の体調・メンタル面に悪影響はありましたか。」(n=37)と質問したところ、「とてもあった」が32.4%、「ややあった」が46.0%という回答となりました。

・とてもあった:32.4%
・ややあった:46.0%
・あまりなかった:21.6%
・全くなかった:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■46.0%の徹夜組が、「目標を下回る」結果に
Q1で「何度もある」「一度だけある」と回答した方に、「Q4.共通テスト全体の目標や想定していた結果と比較して、自己採点の結果はどの程度でしたか。」(n=37)と質問したところ「大幅に目標を下回った」が16.2%、「やや目標を下回った」が29.8%という回答となりました。

・大幅に目標を下回った:16.2%
・やや目標を下回った:29.8%
・目標と同程度の結果だった:29.7%
・やや目標を上回った:18.9%
・大幅に目標を上回った:5.4%
・わからない/答えられない:0.0%
■徹夜をしなかった理由、「冷静に対策を進め、不安やプレッシャーに振り回されなかったため」や「深夜に頼らず、日中でも集中して学習に取り組めたため」など
Q1で「ない」と回答した方に、「Q5.最終追い込みの時期に徹夜をしなかった理由を教えてください。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「試験直前でも冷静に対策を進め、不安やプレッシャーに振り回されなかったため」が25.4%、「深夜に頼らず、日中でも集中して学習に取り組めたため」が20.6%、「学校やその他の活動とバランスを取り、日中に学習時間を確保できたため」が12.7%という回答となりました。

・試験直前でも冷静に対策を進め、不安やプレッシャーに振り回されなかったため:25.4%
・深夜に頼らず、日中でも集中して学習に取り組めたため:20.6%
・学校やその他の活動とバランスを取り、日中に学習時間を確保できたため:12.7%
・試験範囲の理解が十分にあり、徹夜せずに対策を進めたため:11.1%
・計画的に学習を進め、直前期に補習を行う必要がなかったため:6.3%
・模擬試験や過去の成績を踏まえ、追加対策の必要がなかったため:1.6%
・その他:31.7%
ー生活リズムを崩さないため。
ー翌日に悪影響が出るから。
ー体調を崩さないことを第1優先にしたから。
ー点数を取る必要がなかったから。
ー徹夜をすると睡眠不足になってしまうから。
ー徹夜で勉強をした経験がないから、元々体調を崩しやすい身体だから、無理をしないため。
ー睡眠時間をきちんと摂るため。
ー生活習慣を崩したくなかったから。
ー夜は眠くなってしまい集中できないから。
ーやる気が出なかったから。
ー寝たら次の日集中できないから。
・わからない/答えられない:11.1%
■6割以上の受験生が、受験勉強において「モチベーションの維持の難しさ」を痛感
「Q6.受験勉強をする上で課題に感じたことを教えてください。(複数回答)」(n=103)と質問したところ、「モチベーションの維持の難しさ」が60.2%、「集中力の維持・向上の難しさ」が55.3%、「ストレスや不安、プレッシャーへの対処の難しさ」が41.7%という回答となりました。

・モチベーションの維持の難しさ:60.2%
・集中力の維持・向上の難しさ:55.3%
・ストレスや不安、プレッシャーへの対処の難しさ:41.7%
・学習計画の立案と時間管理の難しさ:36.9%
・効果的な学習方法の模索の難しさ:30.1%
・教材や情報の選定の難しさ:26.2%
・健康管理・休息の取り方の難しさ:26.2%
・自己評価とフィードバックの不足:14.6%
・その他:0.0%
・特にない:1.0%
・わからない/答えられない:6.8%
■「自分がしっかり理解できているのかわからなかった点」や「苦手教科の対策で得意科目が後回しになって伸びない」などの課題も
Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、受験勉強をする上で課題に感じたことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=95)と質問したところ、「自分がしっかり理解できているのかわからなかった点」や「苦手教科の対策で得意科目が後回しになって伸びない」など55の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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自分がしっかり理解できているのかわからなかった点。
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苦手教科の対策で得意科目が後回しになって伸びない。
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苦手な科目を1番重点的に勉強しなければいけないのに、得意な教科の過去問を解くことで高得点を取り、安心してしまって、他の教科の勉強から逃げがちになってしまったこと。
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年内受験で合格している人の配慮によって集中力やモチベーションが変わる。
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英語をどれだけやれるか。
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通信制の高校に通っていたため周りの友人と比べると対面授業を受ける機会がなかなか無く、独学で試験に挑んだような感覚だった。
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遊びなどをどれだけ我慢できるか。
■受験期に理想的なサポート、第1位「学習環境の整備」、第2位「学習計画の立案と進捗管理のサポート」
「Q8.受験期において、どのようなサポートが理想的ですか。重要だと思うものを全て選んでください。(複数選択)」(n=103)と質問したところ、「学習環境の整備」が44.7%、「学習計画の立案と進捗管理のサポート」が43.7%、「メンタルヘルスケアおよびモチベーション維持のためのカウンセリング」が38.8%という回答となりました。

・学習環境の整備:44.7%
・学習計画の立案と進捗管理のサポート:43.7%
・メンタルヘルスケアおよびモチベーション維持のためのカウンセリング:38.8%
・試験前のストレス管理やリラクゼーション法の提供:34.0%
・模試や過去問題の解説とフィードバックによる実践力向上のサポート:31.1%
・最新の受験情報と進路選択に関するアドバイス:27.2%
・個別指導やチューターによるパーソナルサポート:24.3%
・その他:1.9%
・特にない:6.8%
・わからない/答えられない:4.9%
■まとめ
今回は、2025年1月の共通テストを受験した高校3年生103名を対象に、受験期の徹夜経験と共通テスト結果に関する実態調査を実施しました。
まず、約4割の受験生が、共通テスト直前に「徹夜をして勉強したことがある」と回答し、その理由として「試験範囲の理解が不足しており、追いつくために徹夜で対策した」が48.6%を占めました。しかし、徹夜を経験した受験生の78.4%が「体調やメンタル面に悪影響があった」と感じ、そのうち32.4%は「とても悪影響があった」と実感しています。また、自己採点の結果、46.0%の徹夜経験者が「目標を下回った」と回答し、大幅に下回った受験生も16.2%にのぼっています。一方、徹夜をしなかった受験生の主な理由としては、「試験直前でも冷静に対策を進めたため」(25.4%)や「日中でも集中して学習できたため」(20.6%)が挙げられています。さらに、受験勉強における最も大きな課題として「モチベーションの維持」(60.2%)が指摘されました。最後に、受験期に求められるサポートを伺ったところ、「学習環境の整備」(44.7%)と「学習計画の立案と進捗管理」(43.7%)が上位に挙がる結果となりました。
今回の調査では、共通テスト直前の徹夜が体調やメンタル面に悪影響を及ぼし、試験結果にも影響する可能性が示唆されました。試験前の追い込みニーズが一定数ある一方で、睡眠不足による集中力の低下やパフォーマンスの低下は避けられず、徹夜が必ずしも効果的な学習法ではないことが浮き彫りになっています。近年、受験勉強の効率化が求められる中で、計画的な学習習慣の重要性が高まっています。受験生が無理なく知識を積み重ね、最大限の実力を発揮できる環境を整えることが、今後ますます重要になるでしょう。
■受験勉強は「計画的にコツコツ」と!

受験生にとって「勉強量」はもちろん重要な要素です。しかし、一方で生活習慣、とりわけ「睡眠」が乱れると、疲労や集中力・記憶力の低下、さらにはメンタル面での不調へとつながり、せっかくの努力が報われないケースも多々見受けられます。だからこそ、計画的な自学自習を徹底し、直前に徹夜せずに済む学習習慣を身につけることが合格への近道となります。
武田塾では「授業をしない」独自のスタイルを採用し、一人ひとりに合わせた学習計画をきめ細かく作成。その計画に沿って参考書を1冊ずつ完璧に仕上げる指導を行うことで、着実に学力を積み上げていきます。さらに、無駄な季節講習や追加授業を設けないことで、負担の大きい詰め込み勉強や夜通しの勉強から生徒を解放し、しっかり睡眠を取ってコンディションを最適に保てるようサポートいたします。
「直前になって慌てるのではなく、コツコツと勉強を積み重ね、万全の状態で本番に臨む」武田塾のサポートを通じて、その理想をぜひ実現してください。
■日本初!授業をしない「武田塾」とは

武田塾は、日本で初めての授業をしない塾です。授業をしても成績は上がりませんし、ほかの生徒と差がつきません。自主学習が最も大切だと考え、「独学」の方法を伝えます。
武田塾では他の塾と全く違った指導法によって、劇的な逆転合格者を続出させています。
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■会社概要
会社名 :株式会社A.ver
設立 :2004年12月7日
本社 :〒113-0033 東京都文京区本郷2丁目8-3 天野ビル本館4階
TEL :03-5840-7678
事業内容:学習塾「武田塾」の運営
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