在日イタリア商工会議所主催第14回全国イタリア料理コンクール「Gran Concorso di Cucina 」2023 準決勝大会 イベント報告 最終ファイナリスト2名決定!

11月14日・在日イタリア商工会議所にて開催。今年の栄えある最終ファイナリストは池邉 真喜さん / Il Sensoと津田 圭佑さん / オステリア楓に決定いたしました。

在日イタリア商工会議所

在日イタリア商工会議所主催全国イタリア料理コンクール準決勝大会が11月15日、在日イタリア商工会議所にて開催されました。8名のファイナリストたちが、「ジェノベーゼソース」をテーマに熱戦を繰り広げました。審査員は、イタリア料理界の巨匠たちが一同に会して、イタリア料理の本質を見極め、最終2名を厳選なる審査で選定しました。

◆全国イタリア料理コンクール「Gran Concorso di Cucina 」2023 準決勝大会開催概要

開催日時:2023年11月15日(水)11時~ 

開催会場:在日イタリア商工会議所

2023年テーマ:「PESTOを食べよう!」

ジェノヴェーゼが有名な“ペスト”。イタリアでは様々な種類のペストが食べられています。王道もあり、オリジナルもあり。


全国イタリア料理コンクール・Gran Concorso di Cucina決勝大会進出最終ファイナリスト(2名)

左・津田 圭佑さん / オステリア楓                     右・池邉 真喜 さん/ Il Senso


最終ファイナリスト

トスカーナ地方のルッカでイタリア料理を学んだ経験のある紅一点のシェフ                (池邉 真喜 / Il Senso)さんコメント

バジルペストはシンプルな味なので、チーズを2種類使うことでパンチを利かせた味にする。チーズはペコリーノとパルメジャーノレッジャーノ2種類のもの。エキストラバージンオリーブオイルも同様に2種類のものバランス良く活用。色と香りを鮮やかな緑色そしてバジルの香りも際立たせるために、すべての材料は冷やして一定温度に保つこともポイントだった。優勝目指して、12月11日は本領発揮してがんばりたい。


・津田 圭佑 / オステリア楓

バジルのジェノベーゼには、色合い鮮やかな緑を出すこともポイントのひとつ。素材のそれぞれ温度を一定に低めで設定して一気にミキサーで混ぜ合わせてペストを作る。そうすると鮮やかな緑を出すことができる。バジルの素材の香りと味を最大限引きただせるために癖のないグレプシードオイルとエキストラバージンオイルを混ぜ合わせたものを利用した。またシチリア産トラパニ・サーレ(原材料は、海と太陽と塩。紀元前から変わらない方法でシチリアのトラパニの塩田で精製される天日海塩)をパスタのゆで塩に活用している。味が上品でまろやかな味わいとなり、ペストに絡みやすいパスタになる。まさか最終進出できるとは予想していなかったが、優勝を勝ち取るために準備周到で臨みたい。


決勝大会への進出のチャンスを勝ち得た決勝大会進出最終ファイナリストには、特賞として在日イタリア商工会議所主催全国イタリア料理コンクール「Gran Concorso di Cucina 」2023準決勝大会の審査員であるカルミネ・アマランテ氏がエグゼクティブシェフを務めるアルマーニ / リストランテ(東京・銀座)にて1週間の修行体験ができるチャンスを提供します。 



全国イタリア料理コンクール・Gran Concorso di Cucinaファイナスト8名
(御名前/レストラン名)
・廣瀬 公彦 / ピッツェリア・ジターリア・ダ・フィリッポ
・伊藤 貴浩 / モダンかすてら専門店 アガヌボナード
・山口 剛司 / La Vela湘南辻堂
・本多 智哉 / bis tris
・斎藤 晴威 / Ristorante Vescovado
・池邉 真喜 / Il Senso
・津田 圭佑 / オステリア楓
・小林 諭史 / Ponte Carbo


審査委員:

カルミネ・アマランテ氏(アルマーニ / リストランテ・エグゼクティブシェフ)                パトリツィア・ディ・ベネデット氏(byebyeblues TOKYO)
クリスティアーノ・ポッツィ氏(ホテル&リゾーツ南房総)

審査員代表

カルミネ・アマランテ(アルマーニ / リストランテ エグゼクティブシェフ)コメント

イタリア料理は、シンプルを極めることに尽きると思います。今回の選ばれた2名のイタリア料理は、非常にシンプルで素材そのものの味を際立たせていました。芸術性の高い見た目も大切ではありますが、イタリア料理は、素材を生かしシンプルであることが美味しさの秘訣だと思います。例えば、材料は、3つだけでなにかイタリア料理を創造するのは非常に高い技術と優れたセンスが問われるものだ。でももっともっとシンプルなイタリア料理を追求してもらいたい。そうすれば、自己のイタリア料理の研鑽にもつながると確信している。バジルのジェノベーゼペストを作るときに最も重要なことは、シンプルで新鮮な素材と、ガーリックやパルメジャーノ・レッジ

ャーノチーズをあまり入れすぎずバジルそのものの風味を生かすことです。南イタリアのナポリ出身ということもあり、オリーブオイルは南イタリア産のものを好んで使っています。ジェノベーゼというとほどんどの日本人がバジルのジェノベーゼであるという認識をもっていますが、ナポリ出身のわたしにとってのジェノベーゼは、ナポリ

伝統料理である玉ねぎと牛肉を煮込んだペストです。緑ではなく白いもので甘い玉ねぎと牛肉の旨味が合わさったもので地元でも人気の高いパスタによく合う絶品のペストがある。


2023 SPONSORS
<バリラ ジャパン社について>

バリラは1877年にイタリア北部の町パルマで生まれました。現在では100カ国以上に展開するグローバルカンパニーへと成長し、その代表的な商品であるパスタはイタリアのパスタ市場で売上No.1を誇っています。
この信頼を築き上げるために、バリラは原料・製法の改良を進めてきました。原料においては9,000以上の農家と契約を結び、中長期的にデュラム小麦の品質向上に取り組むと共に持続可能な農業を可能にするための支援を契約農家に対して実施しています。
そして、高品質なデュラム小麦と独自の製麺技術がバリラの特長である弾力とコシを生み出し、食べ終わりまで理想のアルデンテが続くパスタを世界中にお届けしています。

<アフロンティ社について>
シチリア州パレルモにあるアフロンティ社は1912年の創業以来、3代にわたり伝統を受け継ぎ、“シチリアの宝”であるアーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオを世界に届けてきました。
シチリアは上質なアーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツの生産で知られており、夏の強烈な日差しと乾燥した空気、秋から冬にかけての一定の降雨量に加え、水はけのいい石灰岩質の土地は、ナッツに濃厚な味と香りを与えてくれます。今年の全国イタリア料理コンクールでは、シチリア産の「松の実」をテーマ食材として提供しています。



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会社概要

在日イタリア商工会議所

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URL
http://iccj.or.jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区三田4-1-27 FBR三田ビル9階
電話番号
03-6809-5802
代表者名
Davide Fantoni
上場
未上場
資本金
-
設立
1972年03月