エナーバンク、約5.8億円のシリーズBラウンド資金調達を実施

企業・自治体向け脱炭素プラットフォームへの事業投資および採用活動を強化

株式会社エナーバンク

 株式会社エナーバンク(代表取締役共同創業者:村中健⼀・佐藤丞吾、取締役CTO共同創業者:関根⼤輔、本社:東京都中央区)は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社をリード投資家として、日本ベンチャーキャピタル株式会社、Spiral Capital株式会社、株式会社あきぎんキャピタルパートナーズから、シリーズBラウンドのファーストクローズで総額約5.8億円の調達を実施しました。なお、セカンドクローズについては2025年1月中を予定しております。

・調達の目的

 エナーバンクは「エネルギーをもっとシンプルに、もっと身近に」をビジョンに掲げ、複雑化するエネルギー調達をシンプルにし、企業や自治体が抱える脱炭素への課題解決を目指しています。

 2019年に電力オークション「エネオク」のサービス提供を開始し、2021年には環境省「再エネ調達実践ガイド」に掲載されたことで業界の知名度を獲得、独自データやプロダクトの拡張、UI/UX改善を重ねることで、現在では全国64自治体へと採用が拡大しました。

 また、エンタープライズ企業での採用や、銀行やリース、保険業界との営業パートナーシップの加速により、エネオクの総取扱高は1,319億円、総オークション数は13,020施設の大台を突破しました。

 この度調達した資金は、エナーバンクが脱炭素No.1プラットフォーマーを目指すうえで、既存事業のさらなるグロースと新規事業の立ち上げに必要な事業投資および採用活動に充てます。

「エネオク」「グリーンチケット」「ソラレコ」「エネパーク」の機能強化やユーザー向けサポート体制の充実を図ることで、「誰も」が「簡単」に「最適な」エネルギー調達を調べ・実行できるサービスの実現を目指します。また、全国の自治体との連携をさらに強化し、共同調達事業の規模拡大に取り組みます。


 エナーバンクは脱炭素社会の実現に寄与するプロダクトをステークホルダーの皆様に届けることで、プロダクトの域を超えた社会システムへの発展を目指していきます。

・採用情報について

 【オンライン会社採用説明会について】

 エナーバンクではセールス、開発、事業企画、オペレーション、バックオフィス等の幅広いポジションで積極採用中です。この度、初めての試みとして、全ポジション向け会社説明会をオンラインにて開催し、弊社経営陣からエナーバンクのビジョンや今後の事業展望を直接ご説明します。エナーバンクの事業やプロダクトにご興味をお持ちの方、脱炭素社会の実現に貢献したい方はぜひ下記リンクよりお申し込みください。

 また、今後採用サイトにて事業や働き方に関する様々なコンテンツも展開していきます。

全ポジション向け説明会

【日程】

2024年12月13日(金)12時〜13時

【参加URL】

URL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSenaUNnz4BWyYuJs2OaZEe5m0vVgisU1tgLFF7_Ird9fxyKmA/viewform

【採用サイト】

URL:https://www.enerbank.co.jp/recruit/

■投資家コメント

 JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社 末永 聡 氏

 多くの企業や官公庁・地方自治体等の需要家にとって脱炭素に向けた取組みを行うことは今や重要な課題となっていますが、脱炭素の実現手法は多岐にわたる上、市場の変化も急速であるため、情報の非対称性も相俟って各需要家が自らに最適な脱炭素手法を選択することは困難です。

 エナーバンクの提供するサービスは、いずれも電力需要家の立場に立って最適な脱炭素実現のためのソリューションを提案するために開発されたものであり、今後益々需要が拡大するものと確信し、投資させて頂きました。

 エナーバンクへのご支援を通じて日本におけるカーボンニュートラル達成に貢献して参りたいです。

日本ベンチャーキャピタル株式会社 米澤 剛 氏

 日々、刻々と変わる電力・エネルギー業界のニーズ、環境変化を捉え事業を展開されるエナーバンク社の経営チーム、社員の皆様の行動力に感銘を受けました。市場は拡大が見込まれますが、エナーバンクの事業を利用することでメリットを享受する多くの企業が存在すると感じています。既存のサービスのみならずサービスを拡充し、自ら市場を広げていこうという経営陣、社員の皆様の姿勢に共感致します。

 エネルギー業界のパイオニアである皆様と共に、ファイナンス面をはじめとする各種サポートを通じて、伴走できることを楽しみにしています。

Spiral Capital株式会社 直井 聡友 氏

 この度、エナーバンクのシリーズBラウンドにて追加出資をさせて頂きました。

 エナーバンクは、前回のシリーズAにてリード投資をさせて頂いてから、順調に事業成長を遂げています。自治体領域から民間領域への事業ドメインの拡張、グリーンチケットやソラレコといったエネオク以外のサービスラインナップの強化など、顧客への提供価値向上に邁進してまいりました。

 直近では、脱炭素化や電力調達について無料で相談・情報収集可能なエネパークをローンチしており、益々の提供価値向上に努めております(※1)。

 私は元々コンサルティング会社で脱炭素・ESG関連の案件を担当していたのですが、エネパークは元コンサルタントの目線で見ても素晴らしいサービス内容となっておりますので、ご関心ある方は是非一度ご利用してみて頂けると幸いです。

株式会社あきぎんキャピタルパートナーズ 川村 浩二 氏

 秋田県の地域資源を活用した新しいビジネスや産業づくりにチャレンジしている企業をサポートするあきぎんNEXTファンドより、エナーバンク様に出資をさせていただきました。

 秋田県では、日本海から吹く強い風を資源として、全国に先駆けて港湾区域における大型洋上風力発電の商業運転が開始されたほか、一般海域における洋上風力発電の事業開発が進捗するなど再生可能エネルギーの先進地として注目されています。本県の再エネ発電による電力供給が今後も増加するなかで、電力の需要側の取組みも加速させていく必要があり、電力需要家の脱炭素化を支援するエナーバンク様のサービス内容に魅力を感じました。

 また、エナーバンク様と八峰町が連携のうえ展開している県内の電力需要家と発電事業者をマッチングする仕組みづくり(※2)は、再エネの地産地消や地域還元につながるものと期待しております。

※1 エナーバンク、脱炭素化・電力コストの課題を解決する無料コンシェルジュサービス「エネパーク」をリリース

 (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000038798.html)

※2 秋田県内初!秋田県八峰町と協定を締結し、再エネの地産地消・都市間流通を通じた地域活性化支援をスタート

 (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000038798.html

■株式会社エナーバンク

代表取締役 村中 健一

 「需要家目線のエネルギーサービスを実現する」と志し創業メンバー3名でエナーバンクを起業し7年目に入りました。変化の早い電力業界や脱炭素の環境に真摯に向き合いながら、お客様やメンバーと共にプラットフォームを育ててきた結果として今回のシリーズBラウンドを達成することができました。

 カーボンニュートラルの中間目標である2030年の脱炭素実行フェーズに向かって、エネオク、グリーンチケット、ソラレコ、エネパークとなくてはならない調達ソリューションと仕掛けを、引き続き推進していきます。

 既存の投資家に加え、新たな投資家と一緒に、エナーバンクのプロダクトを世の中に届けていくことにワクワクしています。

代表取締役 佐藤 丞吾

 2022年の電力高騰がひとつの後押しとなり、官公庁や民間企業の方々からの脱炭素や調達の相談がこれまで以上に増え、需要家に寄り添い公平公正をいうポジションを崩さず信念を貫いた結果、こうして事業拡大につながり、多くのステークホルダーからの支持獲得につながりました。

 今回の資金調達では、さらなる飛躍に向け、需要家やサプライヤーに対してより脱炭素やエネルギー調達を効率化させるいくつかの新規プロダクトを開発する機会も得ることができました。

 既存プロダクトを含め、より相互の連動性を高める仕掛けも引き続き行い、事業拡大とともに脱炭素プラットフォーマーとしての地位を確立してまいります。

取締役CTO 関根大輔

 今回の資金調達の実現にあたり、関与・応援してくださったみなさまに深く感謝申し上げます。

 前回の資金調達以降も、最適な電力調達や脱炭素化の重要性および複雑性は加速しており、エナーバンクが取り組むべきフィールドはどんどん広がっていると感じます。 

 この広がりに対するソリューションの一つとして、今年、脱炭素化・電力コストの課題を解決する無料コンシェルジュサービス「エネパーク」を企画・開発し、リリースをしました。引き続き、これまで培ったWebやクラウドなどのテクノロジーの活用はもちろん、今後は機械学習やLLMなどの活用も視野にいれて、プロダクトのアップデートをしていきます。

 これからも様々な方々と協力し、脱炭素No.1パートナーとして需要家目線でのエネルギーサービスの実現に邁進してまいります。

株式会社エナーバンクについて

株式会社エナーバンクは、「エネルギー調達をもっとシンプルに」をビジョンに、エネルギー・環境・デジタルテクノロジーの専門力で、脱炭素実現やエネルギー問題解決に取り組む自治体や企業を支援しています。

・電⼒オークション「エネオク」の開発、運営

 https://www.enerbank.co.jp/eneoku/

・環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」の企画、販売 

 https://www.enerbank.co.jp/greenticket/

・太陽光発電設備導⼊⽀援事業「ソラレコ」の開発、運営

 https://www.enerbank.co.jp/sorareco/

・エネルギー調達・脱炭素のためのコンシェルジュ「エネパーク」の開発、運営

 https://www.enerbank.co.jp/enepark/

【本件に関するお問合せは下記窓⼝からご連絡ください】

問い合わせ先:https://form.run/@enerbank-hp

【会社概要】

会社名:株式会社エナーバンク

代表取締役:村中健⼀/共同創業者 ⺠間事業責任者

代表取締役:佐藤丞吾/共同創業者 官公庁⾃治体事業責任者

取締役CTO:関根⼤輔/共同創業者

所在地:103-0027東京都中央区⽇本橋2丁⽬1-17丹⽣ビル2階

設⽴:2018年7⽉

電話:03-6868-8463

事業内容:電力オークション「エネオク」の開発、運営

     環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」の企画、販売

     太陽光発電設備導入支援事業「ソラレコ」の企画、販売

     エネルギー調達・脱炭素のためのコンシェルジュ「エネパーク」の企画、運営

     グリーン電力証書発行事業者 事業者コードA65

     非化石価値取引会員番号 Q96

URL:https://www.enerbank.co.jp/

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会社概要

株式会社エナーバンク

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URL
https://www.enerbank.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋2丁目1−17 丹生ビル2階
電話番号
03-6868-8463
代表者名
村中健一
上場
未上場
資本金
2億7500万円
設立
2018年07月