【訪問看護経営の開放】経営経験の有無に左右されず 誰もが論理的な判断ができる経営分析ツール「iBowボード」をeWeLLが提供開始
~累計9,000万件超の「実績データ」を有するiBowが、”看護師経営者”の意思決定を支え、持続可能なステーション運営へ~
「在宅医療のプラットフォーマー」として訪問看護支援サービスを提供する株式会社eWeLL(イーウェル 証券コード:5038 本社:大阪市中央区)は、2026年2月、訪問看護ステーション向け経営分析ツール「iBowボード」をリリースいたしました。

本サービスは、日々の看護記録から経営課題を可視化し、経験の浅い経営者でもエビデンスに基づいた意思決定を可能にする、「確かな経営分析が、すべての経営者の手に渡る世界」を目指すものです。
■ 背景:「倒産 過去最多」が示す、訪問看護経営の難易度
急速な高齢化に伴い、在宅医療の要である訪問看護への需要は拡大の一途をたどっています。
一方で、担い手となる訪問看護ステーションの経営環境は厳しさを増しており、全国訪問看護事業協会 の調査によると、2025年度の訪問看護ステーションの廃止・休止数は1,241件と過去最多で、廃業率は6.6%と、一般中小企業の廃業率3.4%と比べて高い水準にあるのが実情です。(※1)
■ あるべき姿:在宅医療に関わるすべての人の幸せのために
こうした現状に対し、eWeLLは「訪問看護ステーションが正しい判断により安定した経営を行い、適切な在宅医療を地域に提供し続けること」こそがあるべき姿だと考えています。
健全な経営基盤があってこそ、従業員への適切な給与支払いや物価上昇に応じた賃上げが可能となり、働く人たちの生活とやりがいを守ることができます。令和8年度診療報酬改正の議論において、看護師のベースアップや処遇改善が国の重要施策として挙がっていることにも表れているとおり、医療従事者の労働環境を守ることは、持続可能な医療提供体制に不可欠です。
私たちは、在宅医療に関わるすべての人が幸せになれる世界を目指し、本サービスの開発に至りました。
■ 課題:「経営実務への不慣れ」と「正しい元データ」の壁
訪問看護業界は、多くのステーション経営者が看護師出身であり、臨床のプロフェッショナルである反面、財務やマーケティングなどの経営実務に不慣れであるという特有の課題があります。
具体的には、「売上の変化に気づくのが遅れて」対応が後手に回ってしまったり、「数字に基づかない人員配置」で無理や無駄が生じて現場の効率が悪化してしまうことなどが、経営を圧迫する一因となっています。
しかし、従来の経営支援サービスの多くは、専門的な知識を持つ経営層向けに設計されており、経営経験の浅い経営者が使いこなすにはハードルが高いものとなっていました。
また、分析の元となるデータが実績ベースではない場合(訪問予定やスケジュールベースなど)は、キャンセルや変更が加味されず現場の実態(実績)と乖離が生じやすいという課題がありました。
eWeLLはこれらの課題に対し、「すべての経営者に、経営の見える化を」と掲げました。
専門知識がなくても、誰もが・正確な数字に基づき・論理的に正しい経営判断ができる環境を提供することで、ステーションの存続と発展を支援します。
■ 「iBowボード」の特徴:日々の記録がそのまま「経営の羅針盤」に
「iBowボード」は、訪問看護専用電子カルテ「iBow(アイボウ)」に入力された日々の看護記録(実績データ)と連動し、経営に必要な数値をグラフ化・分析します。
iBowが蓄積しているのは、国のガイドラインに準拠した「医療水準」の真正な記録データです。2014年のリリース以来、累計9,000万件以上(2025年12月時点)にのぼる膨大かつ高品質な実績データを蓄積し続けており、圧倒的な情報の「質」と「量」が経営判断の確度を高めます。
1. 圧倒的なデータ基盤:「予定」ではなく「実績」に基づく分析
「iBowボード」は、iBowの訪問看護記録データを基盤としています。不確定な「予定データ」ではなく、カルテに記録された確定的な「実績データ」を用いることで、極めて精度の高い現状分析が可能になります。
2. 経営を可視化する「6つの羅針盤」
複雑な数値を追うのではなく、経営判断に直結する6つの重要指標に絞って可視化します。

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訪問記録件数 / レセプト売上:サービス別(医療・介護)の構成比を一目で把握し、収益構造の変化を特定。
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利用者数 / 利用者継続期間:利用者の離脱予兆を早期に発見し、先手の対策を可能に。
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指示書枚数:医師ごとの指示書発行状況を分析し、地域連携や営業戦略の立案に活用。
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勤務売上:スタッフごとの生産性を可視化し、公平な人事評価と業務効率化を実現。
これらの機能により、例えば「見た目の訪問件数は維持しているのに、最近売上が落ちている気がする」といった漠然とした不安に対し、「医療保険の利用者の訪問件数が減っている」といった具体的な原因を特定できます。勘や経験に頼らない、データドリブンな経営戦略の立案を可能にします 。






■ 今後の展望:「正しい経営」が支える、看護の質と持続可能な地域医療
eWeLLは「iBowボード」を通じて、経営経験の有無に関わらず安定したステーション運営ができる環境を実現し、経営者を「経営の悩み」から解放します。
正しい経営判断によって生まれた利益と時間は、従業員の処遇改善や、本来の使命である「看護の質向上」へ還元されます。
今後もeWeLLは、現場の本質的な課題に着目し、医療水準のデータとテクノロジーの力で訪問看護を支え、在宅療養者とご家族のQOL向上、そして地域医療全体の持続可能な発展に貢献してまいります。
■eWeLLについて
「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、DXで在宅医療の業務支援を推進し、医療従事者の業務効率化と患者QOLの向上を実現するサービスを提供しています。
訪問看護向け電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」等を展開し、全国47都道府県で6万3千人以上の看護師等(※2)の業務で日々利用され、延べ92万人以上の在宅患者(※3)の療養を支えています。

社名 :株式会社eWeLL
上場市場 :東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者 :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社 :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立 :2012年6月11日
事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)
URL:eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報 https://ewell.co.jp/ir
iBow公式サイト https://ewellibow.jp
けあログっと公式 https://carelogood.jp
受賞歴:
2021年『第16回ニッポン新事業創出大賞 経済産業大臣賞 最優秀賞』
2022年『第21回Japan Venture Awards 中小機構理事長賞』
2023年『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2023 ジャパン』
2024年『KANSAI DX AWARD 2024 近畿総合通信局長賞(総務省)』
2025年『経済産業省 DXセレクション2025 優良事例賞』
同年 『看護DXアワード2025 home nursing賞』
同年 『ポーター賞 2025』
※1 一般社団法人全国訪問看護事業協会 「 令和7年度 訪問看護ステーション数 調査結果」
中小企業庁 中小企業白書2021 第2章 中小企業・小規模事業者の実態より。
※2 2025年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。
※3 2025年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の延べ対象患者数。
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