クリーニング最大手の白洋舍、直営全店にClipLineを導入
研修や店舗管理をオンライン化し、DXによる店舗力と収益性向上を図る
■導入背景と課題
白洋舍は日本で初めてドライクリーニングを導入し、100余年にわたり日本のクリーニング業をけん引してきました。現在ではクリーニング最大手の企業として知られ、高品質のサービスを提供し続けています。
白洋舍のサービス形態はクリーンリビングパートナー(以下「CLP」)という専任スタッフが、お客様宅にお伺いするルートセールスと、お客様が店舗へお持込になる店舗サービスに分かれますが、本部から従業員への情報共有の仕組みが大きく異なります。CLPは営業所において所長職による対面での情報共有を行うのに対し、店舗では、管理監督者は、スタッフへ電話や文書などの手段によっての個別コミュニケーションに依存しており、情報共有や指示伝達の徹底が困難な状況でした。また、きめ細かいスタッフ指導や現場の状況把握が難しいといった課題もあり、これらを改善するため、ClipLineの導入を決定しました。
動画伝達でオペレーションの均質化や正確性を担保し、顧客満足度向上や新たな付加価値創出に向けた取り組みを支援してまいります。
■活用方法
まずはスタッフ教育、店舗管理、意志・指示伝達の3点について取り組みます。
スタッフ教育はトレーナーや先輩スタッフが付き添い指導を行って、独り立ちに約2ヶ月かかっていましたが、動画研修を併用することにより、効率化とバラツキ抑制を促進します。
また、管理職は勤務時間の約4割を移動が占めるケースもあり、生産性の向上が課題となっていたため、業務整理を行うとともにリモート管理への置換を進めます。
さらに、クリーニング事業は地域戦略が重要なため、現場の情報が動画で共有される仕組みも整えます。
■動画事例
1テーマにつき30秒~1分程度の短尺で作成し、複数の動画をカリキュラムとして組み合わせて使用します。
■株式会社白洋舍ご担当者のコメント
クリーニング事業部 部長 小田 洋大 氏
当社は、日本全国に10の営業統括支店があり、その下に店舗や営業所が連なっています。昨今、この統括支店の営業範囲が拡大していることもあり、地理的な要因などから管理・監督者による店舗巡視が頻繁に行えないことで、スタッフとのコミュニケーションが不足しやすい状況となっていました。Cliplineを導入したことで、店舗の状況やスタッフのスキルなどを、現地に行かなくても確認することができるようになり、業務効率がよくなったことは、大きなポイントの一つです。また、今までは、施策などの内容についても、通達など紙ベースでスタッフに指示をすることが中心でしたが、全員が読んでくれたのか?また、その内容を理解できたのか?など、情報の共有に不明なことが多々ありました。この点についても、Cliplineを使うことにより、施策を決定した理由など熱い想いを直接スタッフに語りかけることができるため、施策の理解度や取り組み姿勢に変化が出てきたと感じています。
当社は、年配のスタッフも多いことから、IT関連の導入には苦労することも多いですが、Cliplineさんはカスタマーサクセスのスタッフサポートも力強く、こちらの不安な点や困っている点なども親身に相談に乗ってくれるので、導入・運用にいつも寄り添ってくれることも、とても感謝しています。
■「ClipLine」について
ClipLineは動画とクラウドで多店舗展開ビジネスの生産性を改善するサービスです。OJTを1対1ではなく、1対多人数へ拡張し、24時間いつでもどこでも新人がひとりでトレーニングできる環境を構築し、指導者の拘束時間を削減します。また、マネジメントをリモート化し、ミドルマネージャーの負荷削減を通じた販売管理費の抑制や、暗黙知の形式知化による店舗間での理念体現・ノウハウ共有などの実績があり、約15,000店舗、42万人に利用されています(2021年8月31日現在)。
サービス紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=yVNFTRuDzI4&t=2s
■ClipLine株式会社について
代表者 :代表取締役社長 高橋 勇人
設立 :2013年7月11日
所在地 :〒141-0031 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル7F 20号室
資本金 :9億220万2,040円(資本準備金含む 2020年8月31日現在)
主要株主 :経営陣、インキュベイトファンド、株式会社INCJ、株式会社アニヴェルセルHOLDINGS、みずほキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、キャナルベンチャーズ株式会社、DBJキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社サンブリッジコーポレーション 他
企業URL :https://corp.clipline.com/
事業内容 :「ClipLine(クリップライン)」の開発・運営、及び経営コンサルティング
■本件に関するお問い合わせ
ClipLine株式会社
担当:井上、小原(こばら)
TEL:03-6809-3305 Email: pr@clipline.jp
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