AIがカメラの映像から室内の混み具合を判定する「混雑判定システム」の提供開始~新型コロナウイルス感染症対策と現場の業務負担軽減に~
自治体および企業向けの業務システムを手掛ける西菱電機株式会社(本社事務所:大阪府大阪市、代表取締役社長:西井希伊、以下「西菱電機」)は、2021年2月17日より、室内の適正な密度を管理する「混雑判定システム」の提供を開始いたします。「混雑判定システム」は、カメラの映像からAIで室内の混雑状況を判定し、ウェブサイトから判定結果をリアルタイムに確認することができます。別途、モニターを設置いただければ、混雑状況を従業員や来客者と共有することができます。
■混雑判定システムの概要
<背景>
新型コロナウイルスの感染拡大により、人が集まる場所での感染リスク低減とそれに伴う業務負担軽減の必要性が高まっています。混雑判定システムでは、AIを使った画像解析により、特定エリア内の人数をカウントし、その結果をエリアごとに混雑状況として表示するので、従業員やお客様が混雑状況を確認して行動することができ、それにより感染リスク低減と入場規制などの業務負担軽減が可能となります。
<概要>
混雑状況の可視化をしたいが、高額になりやすいシステム開発の発注はなかなかできず、導入を見送られてきたお客様のために、必要な機器と混雑状況を確認できるシステムをパッケージで提供いたします。
<特長>
- 人型のアイコン、色分け、文字情報で、混雑状況が視覚的にすぐに分かります
- 動画から人数を解析し、解析結果のみクラウドに送信するため、クラウドで個人情報を保持しません
- 検知した情報(人数、検出精度、など)はデータ化されるので、傾向分析に利用できます
<構成>
- 混雑判定ユニット(本体、ウェブカメラ、LTE通信ドングル(SIM付き))
- 混雑状況表示ウェブアプリケーション
- 混雑状況を5段階または3段階で表示できます
- IoTサービスのダッシュボード
- 検出した人数、精度、などを数値で表示できます
- 検出したデータをCSVファイルとして出力できます
<用途>
- オフィスの休憩所や食堂、小売店や施設など、人が集まる場所での利用
<料金>
- 初期費用:25万円
- 提供機器:混雑判定ユニット、ウェブカメラ、LTE通信ドングル(SIM付き)
- サービス利用料:初期費用に3か月分の利用料含む、4か月目以降はカメラ1台あたり月額1万円
- オプション:カメラの変更、独自ウェブアプリケーションの制作、検出精度の向上など
■西菱電機のIoTサービス
西菱電機のIoTサービスには、3つの特長があります。
- IoTサービス導入までにかかる期間やコストを抑えるためのIoTプラットフォーム
- 多様なメーカーのIoT機器が接続できるオープンで柔軟なプラットフォームとサービス設計
- 監視をしたいセンサーの種類、グラフのタイプなどを自由に選択できるIoT管理画面
■西菱電機のIoT事業
「デジタル技術で成長する組織に変革する」を事業コンセプトに、自治体および企業向けに、業務システムの受託開発、自社開発のパッケージ商品の提供、コンサルティングをしております。業務効率化など、お客様が抱えている多様な課題を丁寧にヒアリングさせていただき、コスト、機能、品質の3つのバランス、そしてサービス導入後の運用のしやすさまで考慮して、お客様にとって最適なサービスをご提案いたします。
■西菱電機株式会社
IoTサービス及びコミュニケーションサービスを手がける「IoT事業」、携帯情報通信端末の販売及び修理再生などを手がける「情報通信端末事業」、情報通信機器及びシステムの開発、販売、保守、運用を手がける「情報通信システム事業」を展開する ICT ソリューション企業です。
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