賃貸住まい292人のネット事情!導入時にもっとも困ったことは?
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株式会社NEXT(所在地:東京都新宿区、代表取締役:野一 亮二)が運営する情報メディア「ネットのいろは」は、アパート・マンションを含む賃貸物件のインターネット回線に関する調査を実施しました。この調査から、「賃貸でインターネット回線を利用する際は下調べがもっとも重要だ」ということが分かりました。
■調査した背景
引っ越しシーズンが近づき、インターネット回線を新規で申し込みする方が増えています。とくに賃貸アパートやマンションに引っ越す場合、「設備として光回線などの固定回線が導入されているか」は、金銭面を考えると重要視される傾向です。しかしながら、物件によって導入されていなかったり、そもそもインターネット非対応だったりと、インターネット回線自体が物件選びの障害になることも少なくありません。さらに、配線方式の違いもあり、インターネットの知見がない方にとって選ぶ際のハードルはとても高いです。
そこで、インターネット回線専門メディアである「ネットのいろは」が、専門的な視点でアンケートを集計、その結果をリリースすることで「これから賃貸へ引っ越しをする方」にとって有益な情報を発信できると考え、賃貸のネット回線事情を調査しました。
■調査サマリ
「賃貸アパート・マンション住まいの方限定◎使っているネット回線を教えてください!」
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インターネット設備の導入状況
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使っているインターネット回線の種類
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使っているインターネット回線のサービス
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利用中のインターネット回線を選んだ理由
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賃貸の配線方式
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導入までにかかった期間
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導入までに困ったこと
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利用するインターネット回線の満足度
調査内容の根拠:PDF
■調査概要
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調査期間:2025年1月16日~1月30日
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調査対象:10代~60代の男女
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調査人数:292名
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調査媒体:クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」
■賃貸物件はインターネット完備・対応・非対応がある
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賃貸物件のインターネット設備環境は、インターネット完備・対応・非対応の3種類が一般的です。これらは物件のチラシやWEBページなど、賃貸情報に記載されています。
アンケートでもっとも多かったのは「インターネット対応」で、175名/292名(全体の60%)でした。インターネット対応物件とは、インターネットを導入するための設備が導入されている物件のことをさします。光回線やケーブルテレビなど、いずれかの固定回線が利用できる状況ですが、回線の契約自体は自分でおこなう必要があります。また、インターネット料金自体は自ら負担しなくてはいけません。
次に多かったのが「インターネット完備」で、84名/292名(全体の29%)でした。インターネット導入設備はもちろん、インターネット回線自体が導入された物件になります。入居と同時にインターネットが無料で利用できる環境のため、もっとも人気のある物件環境です。しかし、自らインターネット回線の種類を選べないデメリットもあります。決められたインターネット回線を利用しなくてはならないため、使い心地に満足できず後悔する方も少なくありません。そのため、インターネット完備物件を検討する際は、事前にどんなインターネット回線が導入されているのかを確認することが重要です。
一番少なかったのは「インターネット非対応」で、17名/292名(全体の6%)でした。インターネット非対応とは、光回線やケーブルテレビなどの固定回線が利用できない物件のことです。このような非対応物件ではホームルーターやポケット型Wi-Fiなど、工事不要のモバイル回線を利用する方が大半でした。
どのインターネット設備環境を選ぶにしても、賃貸を選ぶ際に併せてインターネット環境の状況を把握する必要があります。
■賃貸物件でもっとも利用者数が多かったインターネット回線は「光回線」
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利用しているインターネット回線でもっとも多かったのは固定回線の代表格「光回線」で、322回答中206回答(全体の約64%)でした。光回線は、インターネット回線のなかでも通信速度の速さに定評があり、多くのインターネット完備物件で導入されています。
次に多かったのはホームルーターで、322回答中53回答(全体の約16%)でした。ホームルーターはコンセントに挿すだけでネット回線が利用できるため、インターネット非対応の物件に住んでいる方でも利用可能です。
3番目に多かったのは「ケーブルテレビ」の322回答中41回答(全体の約13%)でした。ケーブルテレビは、同軸ケーブルを使用したインターネット回線で、光回線ほど通信速度は出ませんが、固定回線として利用する方も多いです。
■インターネット設備状況別で見てみると意外な結果に
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インターネット完備・対応物件で利用者数がもっとも多かったのは「光回線」でした。光回線や、光回線を使用するための設備が導入されているため、自ずと利用者数が多くなるのも頷けます。
次に多かったのは工事不要の「ホームルーター」です。インターネット完備・対応物件でのホームルーター利用者を見たところ、設備として導入されていたインターネット回線に何らかの不満を抱いた結果、別のインターネット回線としてホームルーターを選択していることも明らかになりました。
■賃貸で光回線の通信速度を出すためには「配線方式」がカギになる
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インターネット完備・対応物件(光回線の場合)を検討する際は、「配線方式」に目を向けることも重要です。賃貸物件の光回線には3つの配線方式(光配線・LAN配線・VDSL)があります。
通信速度がもっとも速いのは「光配線方式」で、最大通信速度はおおむね1Gbps(理論値)です。一方で「LAN配線方式」はおおむね100Mbps~1Gbps、「VDSL方式」はおおむね100Mbpsと光配線方式に比べ遅くなる傾向にあります。
配線方式は通信速度に大きく影響するため、検討している物件はどの配線方式なのかを事前に把握することが重要です。しかし、実態は「どの配線方式か分からないまま入居している」という方が218名中86名(全体の39%)でした。
この結果から、通信速度が遅い原因は配線方式にあることに気付けない利用者も少なからずいることが読み解けます。配線方式はコンセントの形状を確認すればすぐに分かりますが、念のため物件のオーナーや管理会社に確認しましょう。
■光回線を導入する際に困ったこと1位は「開通までに時間がかかった」
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光回線を開通する際にもっとも困ったことは、「開通までに時間がかかりネットが使えない期間があった」でした。光回線の開通には1〜3ヶ月程度かかることが一般的です。したがって、入居までの期間を逆算して開通スケジュールを組む必要があるでしょう。
事業者によっては光回線導入までWi-Fiルーターを貸し出してくれる「開通前レンタル」サービスがあります。もし開通までの時間がかかるようなら、開通前レンタルの利用も検討すると良いでしょう。ちなみに、「時間がかかりネットが使えない期間があった」と回答した方の68%は「1ヶ月以内」に工事が完了しています。
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期間 |
人数 |
割合 |
1ヶ月以内 |
44名 |
68% |
1~2ヶ月 |
16名 |
25% |
3~4カ月 |
2名 |
3% |
7ヶ月以上 |
3名 |
5% |
賃貸のインターネット回線を検討する際は、導入までの期間を事前に把握しておき、前もって準備をしておくことが重要です。
■賃貸で利用者数が多かった光回線
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賃貸物件で導入されている光回線でもっとも利用者数が多かったのはフレッツ光(206名中54名)でした。次に多かったのはソフトバンク光(206名中32名)です。フレッツ光に関しては、インターネット完備物件ですでに導入されていた方が29名だったため、自分自身で選択したインターネット回線ではありません。
インターネット完備物件では通信速度に対する不満は基本的に少ないものの、自ら選択できない点には不満を抱く方も一定数いました。月額料金がかからない点を加味すると、優先したい項目(月額料金や通信速度など)によって完備物件か対応物件かを決めるのが良さそうです。
仮に通信速度を優先するなら利用者が6番目に多かったNURO光がおすすめです。月額料金の安さであれば業界でもトップクラスの安さを誇る「enひかり」や「スマート光」になります。
いずれにせよ、どんなインターネット回線が導入されているか・導入できるのかを入居前に確認することが重要です。
■賃貸で利用者数が多かったホームルーターやポケット型Wi-Fi
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賃貸物件で導入されているホームルーターでもっとも多かったのは「ソフトバンクエアー」でした。スマートフォンキャリアとしても知名度の高い「SoftBank」が提供していることから、利用者数が多いのも頷けます。次に多かったのは通信速度の速さでは定評のある「WiMAX +5G」でした。
ホームルーターは地域によって光回線よりも速い通信速度を計測する場合もあります。大容量のデータアップロードや動画配信などには不向きですが、一般的なインターネット利用であれば満足できる可能性は高いといえるでしょう。※通信速度は地域や自宅環境によって異なるため注意
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ポケット型Wi-Fiでもっとも多かったのは「WiMAX +5G」でした。ホームルーターと同じく通信速度の速さでは定評があり、インターネット非対応物件では3分の1の方がこのWiMAX +5Gを利用していました。
次に多かった楽天Wi-Fiポケットは、無制限プランの安さで人気の高いポケット型Wi-Fiです。ポケット型Wi-Fiを選ぶ際は、「ギガ無制限プランの料金プランがいくらか」がカギになります。
■今回の調査からわかったことは「下調べ」の重要性
今回の調査では、物件のインターネット環境を把握しないままインターネット回線を利用している方が予想よりも多かったことが明らかになりました。
インターネット完備・対応・非対応など、設備環境を把握し、自分に合う選択をすればコストパフォーマンスの良いインターネット回線を利用することができます。また、賃貸契約前に配線方式を確認することで、そもそも通信速度が出る環境なのかどうかも把握できます。
インターネット回線は毎月の固定費として家計に影響を与えており、近年の物価上昇でその負担はさらに増しています。今後もインフレが続く見込みの中、インターネット回線の見直しを先延ばしにすることは、生活全体の質を損なうリスクがあります。今回のアンケート結果を踏まえ、より快適で経済的なインターネット環境を構築しましょう。
■光回線の相談はインターネットメディア「ネットのいろは」まで
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「ネットのいろは」は、@スマート光・MONSTER MOBILEを提供する「株式会社NEXT」が運営するインターネット回線専門メディアです。インターネット回線の基礎知識や利用者レビューなど、価値のあるコンテンツを世に提供することをモットーに、情報発信しています。光回線を含むインターネット回線の乗り換えなどでお悩みの方は、ぜひネットのいろは、あるいは運営元のNEXTまでお気軽にお問合せください。
■会社情報
株式会社NEXT
会社URL:https://www.next-company.co.jp/
ネットのいろは:https://www.next-company.co.jp/internet/
参照元記事:「賃貸アパートのネット回線は下調べが大事!292人に聞いたインターネット事情」
https://www.next-company.co.jp/internet/hikarikaisen/apartment-questionnaire/
お問合せ:https://www.next-company.co.jp/form/
■本プレスリリース内容の引用条件
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引用元:株式会社NEXT「賃貸アパートのネット回線調査」
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