「京都が持つ地域資源を、次代にどう承継していく?」社外の仲間と社会課題解決に挑む越境学習プログラム、参加企業募集中!
京都のプレイヤーをつないでコトを興す仕掛け人と共に、地域社会のこれからを描き、課題発見とアクション策定に挑戦する
株式会社Ridilover(所在地:東京都文京区、代表取締役:安部敏樹、以下:リディラバ)は、株式会社ツナグム(所在地:京都府京都市、代表取締役:田村篤史、以下:ツナグム)と協働して、地方都市・京都が持つ構造的な課題に向き合う延べ8日の越境学習プログラムを開催いたします。
本プログラムは、リディラバが2019年に立ち上げた越境学習プログラム「フィールドアカデミー」の一環として開催するものです。複数の会社から参加者を募り、会社混成チームで実際の社会課題解決に挑む経験を通じて成長するというコンセプトで、これまでに累計180名以上の自律型人材を輩出しております。
本プログラムでは参加企業を募集しております。
・越境学習を通じて社員に新しい経験をさせたい
・地方創生や地域経済・コミュニティに関わる課題に関心がある
・会社の風土や組織を変革する人材育成に関心がある
など、ご関心をお持ちの企業様からの問い合わせをお待ちしております。
プログラムミッション『-先人の理念や思想を受け継ぎ、まちを支えていく-
京都のプレイヤーをつないでコトを興す仕掛け人と共に、地域社会のこれからを模索する。』
「京都市は、財政破綻するかもしれない 」
2020年12 月、京都市は「このままでは『 財政再生団体(企業でいう破綻)』 に転落しかねない」というデータを公表されました。
今、京都市が抱える課題は、多層的で複雑に入り組んでいます。
山々に囲まれた地形、自然や歴史的景観等を守るために制定された景観条例(俗にいう高さ規制)、ホテル需要に伴う地価の高騰など、物理的な制約と価格の高騰が、市民の定住や新たな企業の参入を阻む大きな要因となっています。他方、京都は業歴100年を超える老舗企業が日本で最も多い自治体ですが、経営者の高齢化と後継者不足から、約半数の中小企業が存続か廃業かの岐路に立たされています。
加えて、学生を中心に回る京都の経済圏ですが、卒業後は雇用の場を求めて多くの若者が首都圏へ流出し続けている状況と、あらゆる方向で多層的で複雑な課題に直面しています。
京都では今、行政や金融機関、地元企業経営者らが連携し、次代へ地域社会を繋いでいくために、一丸となって取り組んでいます。今回は、京都に関係するあらゆるステークホルダーを繋げ、巻き込みながら、京都の新たな価値創造と課題解決の仕組みづくりに挑むパートナーと共に、京都が直面する地域社会の課題解決に挑戦します。
プログラムパートナー:株式会社ツナグム 代表取締役 田村 篤史 氏
本プログラムは、全期間を通じてテーマに関する事業を牽引する社会課題解決の第一人者をプログラムパートナーに迎え、伴走しながら、課題とアクションを構想します。
株式会社ツナグム 代表取締役 田村 篤史 氏
1984年、京都生まれ。東京の人材関連企業に就職後、3.11を契機に京都へUターンし京都移住計画を立ち上げる。2015年に「人と人、人と場のつながりを紡ぐ」をミッションにした株式会社ツナグムを創業。採用支援、企業や大学など拠点運営、地方への関係人口づくり等を通じて、人の働く・生きる選択肢を広げる。2020年、コミュニティバンク京信の共創空間QUESTIONの運営に参画。同社との共同出資の新会社(株式会社Q’s)を設立し、コミュニティキッチン事業を開始。2014年 『京都移住計画』出版。
本プログラムのスケジュール
プログラムは8日間(延べ3か月)に渡り、現地にてオフライン開催を予定しています。
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キックオフセッション(Day1): 2024年8月19日(金)
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1stセッション(Day2-Day3) : 2024年9月2日(月)-3日(火)
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2ndセッション(Day4-Day5) : 2024年9月19日(木)-20日(金)
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中間発表セッション(Day6) : 2024年10月25日(金)
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最終セッション(Day7-Day8) : 2024年11月21日(木)-22日(金)
延べ8日のプログラムで、課題の実情を体感し、様々なステークホルダーと対話しながら本質的な課題とアクションを見極め、仮説検証を重ね、最終日にはトップランナーへの提言を行います。社外の仲間と共に未知の課題へゼロから挑む一連のプロセスを通じて、新しい時代を自ら切り開く自律型人材への成長を目指すプログラムです。
フィールドアカデミーとは?
Field Academy(https://ridilover.jp/field-academy/)は、経済産業省の実証事業から生まれた、「答えのない問い」に挑む越境型の異業種合同・人材育成プログラムです。
社会・市場の変化が著しい現代。未来のビジネスを担う企業人に求められる力は、効率的に課題を解決するスキル(HOW)だけではなく、「今、向き合うべき本質的な課題は何か?」を自ら決め、周囲を巻き込んで事業をドライブさせる強い当事者意識(WHAT・WHY)です。
社会課題の現場は、多くの企業人にとって「未知」のフィールドです。未知だからこそ、業種・会社を超えてゼロベースで未来を描き、答えのない問いを本気で突き詰め、他では決して得られない当事者意識を育むことができます。
私たちリディラバは、研修会社ではありません。企業や国・自治体、社会課題のフロントランナーといった多くのステークホルダーと共に、10年以上社会課題の解決に挑み続けているプレイヤーです。企業の新しいチャレンジに向けて、ひとり一人が仕事の意味や価値を再発見しながら「未知の問いに挑む力」を、共に生み出しませんか?
フィールドアカデミーの導入実績プログラム導入実績
リディラバでは、ご紹介した越境学習プログラム以外にも、対象の裾野を広げたオンラインツアー・e-ラーニング講座など、企業の人材育成・風土改革を目的としたプログラムを、累計100社以上に導入していただいております。
詳細・お問い合わせ
リディラバでは、本プログラムを始めとして、社会課題を通じて企業様の事業課題・組織課題に対応すべく、企業研修・リーダー育成等の各種ソリューションをご提供しております。詳しくは下記のサイトをご覧いただき、同サイト末尾の問い合わせフォームよりご連絡ください。
株式会社Ridilover(リディラバ)とは?
ミッションは「社会の無関心の打破」。2009年に活動を開始し、2013年に株式会社を設立。これまで400種類以上の社会課題を取り扱い、あらゆるセクターに対して事業を展開している。
中学・高校向けのスタディツアー事業では年間10,000人以上の生徒が参加し、調査報道Webメディア「リディラバジャーナル」では『構造化』メソッドを活用して1,000本以上の記事を公開。社会課題の現場ネットワークや調査・構造化力を活かして、企業向けにはこれまで130社以上に対して越境学習や各種研修を提供、また新規事業開発支援や省庁・自治体向け調査・実証等の各種事業にも取り組んでいる。
所在地:東京都文京区本郷3-9-1 井口ビル2階
設立:2013年
代表者:代表取締役 安部敏樹
事業内容:社会問題を扱うウェブメディア・コミュニティ事業、社会問題に関する教育・研修事業、カンファレンス事業、教育事業、企業・官公庁との協働事業
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