オリゼの米麹発酵甘味料が、株式会社東京バルの食品ブランド『KAWAÌINE』新商品に採用
“麹のちから”が生む、やさしい甘味のサステナブルスナック誕生

日本の伝統発酵技術を用いて社会課題解決を目指す株式会社オリゼ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小泉泰英)は、株式会社東京バルが展開する「栄養と美味しさの両立を実現するアップサイクル&プラントベース食品」を基本コンセプトとした食品ブランド 『KAWAÌINE(カワイイネ)』の新商品「THIS IS SALAD “さつまいもと麹”の蜜クランチ」に、当社の米麹由来甘味料が採用されたことをお知らせいたします。自然由来の甘味と発酵の”うまみ”を活かした米麹由来甘味料は、プラントベースかつアップサイクル素材を使用した本商品の味づくりを支えています。
栄養満点と美味しさを両立する、新しいアップサイクルスイーツの形
食品加工時に発生する野菜の残渣や規格外食材を活用し、栄養と美味しさを両立させたアップサイクルフードを開発する株式会社東京バル(本社:茨城県つくば市、CEO:筒井 宏明・Co-founder:筒井玲子)より、基幹ブランド「KAWAÌINE(カワイイネ)」の新商品「THIS IS SALAD “さつまいもと麹”の蜜クランチ」が発売されました。
本商品には、株式会社オリゼが開発・提供する「米麹由来発酵甘味料」が採用されています。自然由来の甘みと発酵の旨みを生かした甘味料により、精製糖や人工甘味料に頼らず、やさしい甘さと深みのあるコクを実現しました。
共同開発の背景
今回の共同開発の背景には、“サステナブルでありながら、おいしいものを届けたい”という両社の共通の価値観があります。
東京バルは、規格外野菜を活用したアップサイクル食品に取り組み、素材の魅力を無駄なく引き出す商品づくりを実践しています。オリゼは、米麹発酵技術を通じて自然由来の甘味や循環型のものづくりを追求してきました。
さらに近年、日本の発酵技術やアップサイクルの取り組みは海外からも関心が高まっており、両社とも国内外の展示会や商談の場で、その潮流を肌で感じてきました。こうした背景から、 「日本発のサステナブルな価値をもっと広く届けたい」という思いが自然と重なり、今回の共創につながっています。
日本の伝統発酵技術とアップサイクル食品のアプローチが出会い、 “未来にやさしい、おいしい選択肢”を形にしたプロジェクトとして位置づけています。
東京バルについて

株式会社東京バルは、「日本の素材の魅力を世界へ発信する」をテーマに、アップサイクル素材や植物由来原料を活用した食品開発を行うフードブランド企業です。2019年に創業し、茨城県つくば市の「新素材加工開発LAB」を拠点に、栄養と美味しさの両立を目指したプラントベース・アップサイクル食品を企画・製造しています。
主力ブランド「KAWAÌINE(カワイイネ)」では、 “栄養と美味しさを両立するアップサイクルフード”をコンセプトに、野菜の皮や葉、規格外野菜など本来捨てられてしまう素材を活かした スナックやグラノーラなどを展開。子どもから大人まで、誰もが安心して楽しめる“やさしい美味しさ”を追求しています。
オリゼの「米麹甘味料」が担う役割
オリゼが提供する「米麹甘味料」は、米麹由来の発酵技術を用いた自然甘味料で、砂糖に代わる“やさしい甘み”と“発酵による旨み”を特徴としています。今回のコラボレーションでは、日本酒製造副産物の米をアップサイクルし、環境負荷を抑えながら自然の甘みを引き立てる原料として採用されました。
● 自然由来の甘味(黒糖と麹のやさしい甘み)
精製糖を使わず、黒糖とオリゼの米麹甘味料による自然な甘さを活かしました。
● 植物由来100%(Plant Based)
動物性原料を使わず、体にもうれしいプラントベース設計。
● アップサイクル素材の活用(Upcycled)
規格外のさつまいもやアップサイクル米を使ったオリゼの米麹由来発酵甘味料を活かし、地球にもやさしいものづくりを実現。
商品概要
商品名: THIS IS SALAD “さつまいもと麹”の蜜クランチ
内容量: 40g
希望小売価格: 298円(税込)
発売日: 2025年11月
販売場所:本商品は、全国の「KAWAÌINE」取り扱い店舗で順次発売
(取扱店舗の詳細につきましては、こちらをご覧ください:https://tokyobal.co.jp/)
茨城県産のさつまいも(規格外品)を使用し、レーズン・ナッツを加え、オリゼの米麹由来発酵甘味料でやさしくまとめたクランチスナック。自然の甘味とザクザク食感が楽しめます。
企業コメント
<株式会社東京バル>
東京バルは、アップサイクルやプラントベース、カーボンニュートラルなど食に関する社会課題に取り組みながら、栄養と美味しさの両立を実現した食アイテムをお届けすることに努めています。「日本の素材の魅力を世界へ発信する」をモットーに掲げている中、このたび株式会社オリゼ様にご協力いただき、日本酒製造副産物のお米をアップサイクルした米麹由来の発酵甘味料を使用することが実現しました。優しい甘味がさつまいもの自然の甘味を引き出した新たなフレーバーで、幅広い方に愛される商品になることを確信しています。
<株式会社オリゼ>
東京バル様とご一緒した今回の開発は、サステナブルな食品づくりの可能性を改めて感じる機会になりました。素材を丁寧に扱いながら、手に取る方の楽しさまで思いを巡らせる姿勢に共感し、その中で当社の米麹発酵による甘味を採用していただけたことを嬉しく思っています。
アップサイクルと発酵を組み合わせることで、新しい味づくりの可能性も実感しました。こうした取り組みが広がることで、日々の食の選択肢がもっと楽しく、環境にもやさしいものになっていけばと感じています。
両社の共創による「アップサイクル×発酵」の未来へ
今回のコラボレーションは、「アップサイクル」「プラントベース」「発酵」という3つの価値観を共有する両社の共創から生まれました。食材が持つポテンシャルを最大限に引き出し、“美味しいサステナブル”を形にする取り組みとして、今後もさまざまな共同開発を予定しています。
原料「米麹発酵甘味料」概要

|
素材 |
米麹・米 |
|
特長 |
自然な甘みとコク/色・香りの汎用性が高く配合自由度が大きい砂糖不使用訴求や乳幼児向け※の設計にも活用しやすい(※はちみつ不使用の観点)アップサイクル製造に対応(古米・規格外米を原料化する共同スキーム可) |
|
用途例 |
グラノーラ、焼菓子、チョコ/糖衣、アイス・冷菓ソース、ドレッシング/惣菜だれ、飲料ベース、発酵スイーツ、プロテインバー 等 |
|
品質・製造 |
国内製造、各種証明・規格票の提出可。アレルゲン/表示設計は目的商品に応じて個別相談 |
|
健康ニーズとサステナビリティの両立を求める食品・菓子・飲料各社の開発現場に向け、風味設計のしやすい液体形状とアップサイクル対応を強みに共同開発を推進します。 |
オリゼ甘味料(米麹発酵糖分)について

オリゼ甘味料(米麹発酵糖分)は、米麹発酵によってお米から引き出したやさしい甘さが特徴で、おいしさと健康の両立を可能にする砂糖代替甘味料です。自社ブランド「フードコスメ ORYZAE」をはじめ飲食店や菓子製造メーカーなど幅広くご活用いただいています。古米や規格外の米をアップサイクルして製造することも可能で、サステナブルな甘味料を生み出す技術として企業コラボなども実施しています。
株式会社オリゼについて

私たちは、米麹由来の発酵甘味料「オリゼ甘味料」を通じて、人々の健康増進や社会課題の解決に取り組み、未来の子どもたちや地球にとってより良い環境を作る、循環型社会を作り出すことを目指しています。当社のミッションである「FIVE WIN」は、生活者・生産者・地球環境・伝統文化、企業成長を目指す”五方よし”の実現に向けた価値提供を行っています。発酵技術を駆使して社会課題を解決し、食だけにとどまらないイノベーションを起こしていきます。
過去のメディア掲載例
WITH(2022年9月)
新R25(2022年9月)
売り上げは1年で16倍に。発酵食品D2Cベンチャー「ORYZAE」が熱狂的"口コミ"を生み出せるワケ
下野新聞(2024年4月)
米麹専用工場を確保 宇大発ベンチャーのオリゼ 主力のグラノーラ増産も|県内主要,経済
電通報(2024年7月)
日本の「発酵文化」を、「発酵哲学」へ昇華させたい | ウェブ電通報
日経MJ(2024年9月)
「まるで卵」食品広がる 調味料やスイーツで開発続々 - 日本経済新聞
会社概要
会社名 :株式会社オリゼ
代表 :代表取締役 小泉泰英
住所 :東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
企業サイト:https://www.oryzae.site/
メール :info@oryzae.site
電話番号 :080-9537-6584
■会社概要
会社名 : 株式会社東京バル
代表 : CEO 筒井 宏明・Co-founder 筒井 玲子
所在地 : 茨城県つくば市研究学園 5-15-7
企業サイト: https://tokyobal.co.jp/
ブランドサイト: KAWAÌNE(https://tokyobal.co.jp/)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
