JTBコミュニケーションデザインとアペルザ、『展示会DX』の実証実験の取り組み 展示会の新しい体験創出を目指す
2021年10月27日~29日、東京ビッグサイトで開催する『Smart Sensing 2021』で実証実験
アペルザとJTBコミュニケーションデザインは、2020年10月の業務提携を機に協力体制を構築し、オンラインイベント「未来のクルマ Technology ONLINE」の共同主催など、製造業分野における新たなビジネス機会の創出に取り組んでまいりました。今回の実証実験では、新型コロナウイルス感染症拡大後に必要となった会場での感染症対策だけでなく、従来の展示会で課題とされてきた来場者に対するブース回遊の促進など、新たな展示会スタイルの確立に向けて様々な観点で実証実験を行います。
(1)QRコードを活用したカタログ提供方法で感染症対策
企業ブースで製品パンフレット等を提供する場合、感染症対策の観点から、手渡し以外の手段による配布が必要とされています。そこで、アペルザが運営する『アペルザカタログ』(https://www.aperza.com/catalog/ )の機能を拡張し、QRコードの読み取りだけで、簡単にデジタルカタログを入手できる『スキャン de カタログ』( https://lp.aperza.com/scandecatalog )を開発いたしました。来場者は、カタログ毎に用意されたQRコードを自身のスマートフォン等のデバイスで読み取り、デジタルカタログを手軽に持ち帰ることが可能です。この実証実験では、接触感染等のリスク低減だけでなく、カタログ等印刷物の廃棄削減の効果も期待されています。
(2)ユーザー行動のリアルタイムトラッキングによるブース回遊促進
上記『スキャン de カタログ』の活用により、「どのブースで、どのようなカタログが、何人に対して提供されているか」をリアルタイムに集計することができます。この集計結果をランキング形式にし、会場内で運営する特設パビリオンで提供いたします。来場者は、この情報を参考にすることで人気のある展示物の見逃しを防ぐことができます。また特設パビリオンでは、注目コンテンツのランキング情報の提供に加えて、各展示ブースを紹介するガイドブックも配布し、来場者のブース回遊を促進します。
(3)『リモート出展』による新たな出展スタイル創出の試み
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、感染リスクを避けるために出展を控える企業が増えている他、展示会場では無人ブースが目立っています。そこで今回は、新たな出展スタイル創出の試みとして、アペルザのオンラインプラットフォームを活用した『リモート出展』を行います。この試みにより、出展企業は現地会場に出向くことなく自社製品をアピールすることができます。既に30社以上の企業が『リモート出展』に出展する予定です。
《実証実験と並行して行うハイブリッド型の展示会》
今回は『リモート出展』と並行し、オンライン上での展示会も同時に実施いたします。『リモート出展』に出展する企業は、アペルザが運営する動画プラットフォーム『アペルザTV』(https://tv.aperza.com/)内で、『リモート出展』と連動した動画配信を行います。なお今回は、初の連動企画を記念し、元ソニー社長の出井氏を招いた特別講演コンテンツを配信する予定です。
【Smart Sensing 2021の開催概要】
- Smart Sensing 2021 は最新のセンサ、センシング技術が集まる展示会です。「センシング技術が創造する近未来社会。~S2Xセンサーがつなぐ新社会イノベーションの展示会~」をコンセプトに、センシング技術と新たな価値創造をつなぐ展示会を目指します。
- 名称:Smart Sensing 2021
- 日時:2021年10月27日(水)~29日(金) 午前10時~午後5時(予定)
- 会場:東京ビッグサイト南展示棟
- 入場料:1,000円(事前登録者は無料)
- 公式サイト:https://www.smartsensingexpo.com/index.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像