TD SYNNEXが初のコーポレート・シチズンシップ・レポートを発表
カリフォルニア州フリーモント、フロリダ州クリアウォーター -2023年2月13日 - TD SYNNEX (NYSE:SNX)は当社のビジネス、従業員、コミュニティ、顧客、投資家に長期的価値をもたらすESG (環境、社会、ガバナンス)戦略イニシアチブに関する進捗状況をまとめた初のコーポレート・シチズンシップ・レポートを発表しました。
今回のレポートでは、昨年TD SYNNEXがコーポレート・シチズンシップ・プログラムを開始した際に発表した枠組みや、企業方針に沿ったグローバル組織全体の戦略を説明します。また、TD SYNNEXの目指すより良い地球環境や、労働環境における多様性、テクノロジーを必要としている人々にスムーズなアクセスを提供するというコミットメントを強化するものです。
TD SYNNEXのCEOである Rich Humeは次のように述べています。
「当社の事業成長への取り組みは、サステナビリティを事業運営の中核に据えるまでに発展しました。また、イノベーション、人々、地球に対する深いコミットメントは、当社のパーパスを達成するために不可欠です。私たちは、お客様、従業員、地域社会に貢献するため投資を拡大するのと同時に、レガシーカンパニーがこのようなグローバルでも統合された地点まで推進することができました」
2021年末から2022年にかけて実施した、TD SYNNEXの事業およびステークホルダーにとって最も重要なESG課題の特定と優先順位付けを行ったマテリアリティ・アセスメントに続き、コーポレート・シチズンシップの定着に向けた取り組みなど、グローバル組織全体でESG戦略の運用に積極的に取り組んでいます。この報告書はベンチマークとして活用され、TD SYNNEXが国連の持続可能な開発目標(SDGs)にどのように貢献しているかに関し、詳細なデータとともに示すために利用いたします。
TD SYNNEXのグローバル レスポンシビリティ ディレクターのAdam Rutsteinは次のように述べています。
「この1年間、私たちは、当社のパーパスに沿った ESG の枠組みを慎重に構築してきました。この報告書は、私たちの現在の状況と、有意義な目標を達成するための重要なマイルストーンとなります」
TD SYNNEXとTech Dataのアジア太平洋日本地域プレジデントのJaideep Malhotraは、本レポートの発行について次のように述べています。
「アジア太平洋日本地域全体で、ESGレポートは成熟してきており、企業はサステナビリティ関連の問題を戦略や財務計画に組み込む傾向が強まってきています(※1)。2024年までに、アジア太平洋地域の主要企業の40%が、サステナビリティを完全に自社の業務に組み込んでいることでしょう。この取り組みが実を結ぶのを見るのは、私にとって大きな喜びです。このレポートは、ESGに対する私たちのコミットメントと、Tech DataならびにTD SYNNEXがいかに有意義な影響を及ぼすかを証明するものです」
2022年の企業市民活動のハイライトは以下の通りです。
環境対応:
TD SYNNEXは、気候への配慮と温室効果ガス排出削減の取り組みの一環として、2045年までに全世界で温室効果ガス排出量を正味ゼロにすることを含むScience Based Targetsイニシアティブ(SBTi)のビジネス アンビション誓約書に署名しました。当社は2022年に初めてCDPに報告し、EcoVadisからブロンズメダルを授与されました。さらに、環境マネジメントシステムを展開し、ISO14001などの国際規格を追求することで、環境への影響を最小限に抑えています。
TD SYNNEXは、「Sustainability Essentials」と「Circular Economy」に焦点を当てたコースを含むモジュールベースのサステナビリティ研修プログラムを開始し、TD SYNNEXの12拠点がエナジースター、LEEDまたはBREEAM認定オフィスとして認定されました。また、持続可能な輸送方法とロジスティクス、サーキュラーエコノミーに焦点を当てたグローバル サステナビリティ ワーキンググループと専門的組織を編成しました。
また、TD SYNNEXは、TD SYNNEX Renewモバイル下取りプログラムを通じて、約35万台のモバイル機器を埋め立て処理場より回収しました。
当社が合併し1周年の際には、Treedomとのパートナーシップを確立し、TD SYNNEXの正社員1人につき1本の木を植え、これまでに東アフリカに30,256本の木を植えてきました。今後も新入社員全員を対象に1人1本の木を植える予定です。
ソーシャル:
TD SYNNEXの社会的責任へのコミットメントは、従業員とリーダーシップチームから始まります。TD SYNNEXは、2030年までに、従業員の50%の割合を女性として自認している人々にすること、リーダーシップの役職の40%を女性として自認している人々にし、報酬、手当、昇進の平等プログラムを拡充することを約束しています。
TD SYNNEXのDE&I戦略の重要な構成要素は、ビジネスリソースグループ(BRG)の支援と拡大です。BRGは、同様の経歴や関心を持つ従業員が共通の経験について話し合い、目標を設定して達成するためのフォーラムを提供するものです。この1年間で、既存のグループの拡大と2つの新しいBRGの設立により、BRGへの従業員の参加は増加しました。( 文化的、民族的、宗教的な違いを尊重し、歓迎と公平な職場づくりを目指す「エンブレイス」と、アジア・太平洋諸島出身の従業員を尊重し、支援し、昇進を目指す「ライズ」です。)
TD SYNNEXは、デジタルデバイドの解消に向けた取り組みの一環として、十分なサービスを受けていないコミュニティにIT機器、デジタルスキルのトレーニング、インターネット接続、テクニカルサポートを提供しています。具体的には2022年、Human I-Tとのパートナーシップにより、TD SYNNEXは2万世帯、約6万人の人々を支援しました。
ガバナンス:
TD SYNNEXの価値観である「インクルージョン、コラボレーション、誠実さ、卓越性」に忠実に、各地域、従業員、顧客の皆様、投資家のニーズに基づいた堅実なコーポレートガバナンスを実現しています。
TD SYNNEXは、2022年にアクションモデルである「サーバント リーダーシップ」のもとで1つの文化を醸成し、グローバル責任チームやサステナビリティ作業部会を含む企業市民リーダーシップとガバナンス体制を確立し、グローバル責任ディレクターとグローバル・サステナビリティ・マネージャーの役割を創設しました。
2022 Corporate Citizenship Reportをダウンロードし、TD SYNNEXの地域社会やステークホルダーに対するコミットメント、ESGの目標とロードマップについて詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。
(日本語) https://www.synnex.co.jp/company/corporate-citizenship/
(英語) https://www.tdsynnex.com/us/en/about-us/corporate-citizenship.html
コーポレート・シチズンシップ・レポートの進捗状況を報告する際、国連の持続可能な開発目標(SDGs)、サステナビリティ会計基準審議会(SASB)基準、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)など、国際的に認められた基準、ガイドライン、参照フレームワークを考慮します。同社は、CDPとEcoVadisを通じて、トピック別のESGデータを追加で公開しています。
※1最新レポートによると、長期的な影響力を持つためには、強力な財務的成果とサステナビリティに焦点を当てたリーダーシップが必要です。
TD SYNNEXについて
TD SYNNEX株式会社は、世界トップクラスのITディストリビューターである米国TD SYNNEX Corporationの日本法人です。世界100カ国、取引メーカー数1500社を超えるグローバルネットワークを強みに、従来の卸売ビジネスに加え、国内外の製品やサービスを組み合わせて、お客さまのビジネスの課題に最適なITソリューションを提供するソリューションアグリゲーターです。
私たちはテクノロジーを通じ、日本のお客さまや地域社会に貢献してまいります。
(WEB) https://www.synnex.co.jp/
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デジタルトランスフォーメーション&マーケティング部門 マーケティング本部
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