20~85歳女性に聞いた「家族の呼び名と関係性に関する意識調査」“おばあちゃん”の呼び名 圧倒的1位は「ば~ば」。
ママ世代が子どもに教えてもらいたいこと1位は「あそび」(49.7%)。一方シニア世代の教えたいこととしては5位(28.6%)と、ギャップあり。
(※1)日本ABC協会発行社レポート(2022年7月~12月)
【調査サマリ】
■シニア世代、ママ世代の呼び名には世代間のギャップはなかった。よく呼ばれている呼び名は「ば~ば」「おばあちゃん」。
⇒シニア世代には孫から呼ばれている呼び名を、ママ世代には子どもが義母や実母を何と呼んでいるか聞いたところ、「ば~ば」と回答した割合がともに最多で、シニア世代は41.3%、ママ世代は44.7%だった。次いで「おばあちゃん」(シニア世代22.6%、ママ世代17.3%)だった。
■してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったこと、教えたいこと⇔教えてもらいたいことにはギャップがある項目が見られた。ママ世代の回答に比べてシニア世代がしてあげたいことは「一緒に旅行やお出かけをする」、教えたいことは「道徳や不道徳の分別」、シニア世代の回答に比べてママ世代がしてもらって嬉しかったことは「身の回りのお世話をしてくれる」、教えてほしいことは「あそび」。
⇒してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったこととして両世代で最も多かったのは、「お祝い行事など祝う」(シニア世代79.2%、ママ世代75.1%)、教えたいこと⇔教えてもらいたいこととして、両世代ともに最も多かったのは「やさしさや愛情」(シニア世代65.7%、ママ世代67.8%)と回答。この点においては、世代間に大きなギャップが見られなかった。
⇒してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったことで、ママ世代と比較してシニア世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「一緒に旅行やお出かけ」。シニア世代が54.1%だったのに対し、ママ世代46.3%で、シニア世代が7.8ポイント高かった。
シニア世代と比較してママ世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「身の回りのお世話」で、ママ世代が57.0%だったのに対し、シニア世代は23.7%と、ママ世代が33.3ポイント高かった。
⇒教えたいこと⇔教えてもらいたいことで、ママ世代と比較してシニア世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「道徳や不道徳の分別」。シニア世代は42.0%だったのに対し、ママ世代は30.3%で、シニア世代が11.7ポイント高かった。
シニア世代と比較してママ世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「あそび」で、ママ世代が49.7%だったのに対し、シニア世代は28.6%とママ世代が21.1ポイント高かった。
■シニア世代は孫のしつけや子育てには口出しをしない、遠慮して頻繁に会いに行かないようにしている。一方でママ世代からは遠慮せずもっと会いに来てほしい、子どもと触れ合ってほしいとの声も。
⇒シニア世代にはママ世代に、ママ世代には実母や義母の孫への接し方について遠慮していることを聞いたところ、シニア世代からは「子育ては親がするものだから言わないようにしている」「もっと会いに行きたいが頻繁にいかないようにしている」、ママ世代からは「もっと気軽に遊びに来て沢山子ども達と触れ合って欲しい」「もっと積極的に接して欲しい」との回答が見られた。
【調査背景】
女性誌販売部数No.1の「ハルメク」は、長年にわたりシニア女性のインサイトについて調査・分析を行ってまいりました。子ども世代の晩婚化・晩産化が進んでおり、少子化にはどめがかかりません。また、シニア世代もさらに高齢化しています。ママ世代とシニア世代のつながりはどのようになっているのでしょうか。ハルメク 生きかた上手研究所とミキハウス子育て総研株式会社は、孫との関係性を通して、シニア世代とママ世代の意識や実態の違いを把握するため、「家族の呼び名と関係性に関する意識調査」を共同で実施しました。
※調査主体の「(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。
【シニア世代調査概要】
調査の方法:WEBアンケート
調査の対象:50~85歳の女性
有効回答数:283
調査実施日:2023年8月29日~9月1日
調査主体:(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所
【ママ世代調査概要】
調査の方法:メルマガを使ったアンケート
調査の対象:ミキハウスメルマガ会員
有効回答数:913
※ミキハウス子育て総研のアンケート回答者のうち、”子どもがいる20~54歳女性”の回答結果を分析
調査実施日:2023年8月24日~9月6日
調査主体:ミキハウス子育て総研(株)
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ハルメク 生きかた上手研究所・ミキハウス子育て総研調べ」と明記をお願いいたします。
シニア世代、ママ世代の呼び名には世代間のギャップはなかった。
よく呼ばれている呼び名は「ば~ば」「おばあちゃん」。
・シニア世代には孫から呼ばれている呼び名を、ママ世代には子どもが義母や実母を何と呼んでいるか聞いたところ、「ば~ば」と回答した割合がともに最多で、シニア世代は41.3%、ママ世代は44.7%だった。次いで「おばあちゃん」(シニア世代22.6%、ママ世代17.3%)だった。
・シニア世代に孫から呼ばれている呼び名は気に入っているかを聞いたところ、「気に入っている」と回答した割合は45.3%、「まあ気に入っている」と回答した割合は47.6%で、92.9%が気に入っていると回答。
シニア世代がしてあげたいことは「一緒に旅行やお出かけをする」、
教えたいことは「道徳や不道徳の分別」、
ママ世代がしてもらって嬉しかったことは「身の回りのお世話をしてくれる」、
教えてほしいことは「あそび」。
してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったこと、
教えたいこと⇔教えてもらいたいことにはギャップがある項目が見られた。
・してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったこととして、両世代ともに最も多かったのは「お祝い行事など祝う」(シニア世代79.2%、ママ世代75.1%)、教えたいこと⇔教えてもらいたいこととして、両世代ともに最も多かったのは「やさしさや愛情」(シニア世代65.7%、ママ世代67.8%)と回答。この点においては、世代間に大きなギャップが見られなかった。
・してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったことで、ママ世代と比較してシニア世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「一緒に旅行やお出かけ」。シニア世代が54.1%だったのに対し、ママ世代46.3%で、シニア世代が7.8ポイント高かった。
シニア世代と比較してママ世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「身の回りのお世話」で、ママ世代が57.0%だったのに対し、シニア世代は23.7%と、ママ世代が33.3ポイント高かった。
・教えたいこと⇔教えてもらいたいことで、ママ世代と比較してシニア世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「道徳や不道徳の分別」。シニア世代は42.0%だったのに対し、ママ世代は30.3%で、シニア世代が11.7ポイント高かった。
シニア世代と比較してママ世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「あそび」で、ママ世代が49.7%だったのに対し、シニア世代は28.6%とママ世代が21.1ポイント高かった。
シニア世代は孫のしつけや子育てには口出しをせず、
遠慮して頻繁に会いに行かないようにしている。一方でママ世代からは
「遠慮せずもっと会いに来てほしい、子どもと触れ合ってほしい」との声も。
・ シニア世代にはママ世代に、ママ世代には実母や義母の孫への接し方について遠慮していることを聞いたところ、シニア世代からは「子育ては親がするものだから言わないようにしている」「もっと会いに行きたいが頻繁にいかないようにしている」、ママ世代からは「もっと気軽に遊びに来て沢山子ども達と触れ合って欲しい」「もっと積極的に接して欲しい」との回答が見られた。
【専門家の見解】
ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)
16年3月から現職。主に年間約900人の50歳以上のシニア女性を対象にインタビューや取材、ワークショップを実施
「ば~ば」も「ママ」も遠慮せず、3世代の触れ合う時間・楽しい思い出を増やそう
シニア世代の多くが孫から「ば~ば」と呼ばれ、92.9%が気に入っている、まぁ気に入っていると回答しました。子・孫世代も「ば~ば」と呼んでいます。「おばあちゃんよりかわいい」「ばばより柔らかい」「小さい子でも発音しやすい」などの自由記述が見られます。シニア世代の「おばあちゃんと呼ばれることへの抵抗」、子世代の「親しみ」、孫世代の「呼びやすさ」のちょうど良いあんばいが「ば~ば」だったのでしょう。
3世代が共通の呼び名で語りかけ、お互いにやさしさと愛情をもってお祝い行事を祝ったり、遊んだりしている様子が伺えました。「ば~ば」がしてあげたいことと「ママ」がしてもらって嬉しかったことがほぼ一致。世代間(親世代と子世代)ギャップが小さいことに、胸をなでおろしました。「ば~ば」は道徳や分別の教育への関与を、「ママ」は身の回りの世話や金銭的サポートを求めるだけではなかったのです。
一方、お互い遠慮しながら接している様子が垣間見られました。「ば~ば」はしつけや子育てに口出ししないよう、「ママ」は孫の相手は疲れると思うと頻繁には会わないようにしていました。本当は「もっと孫と会いたい(親)」「もっと孫と触れ合ってほしい(子)」とコメントしています。
少子高齢化の社会では、世代間のギャップを越えて、お互いが助け合うことが大切です。まず、呼び名の工夫で距離が縮まり、幸せな関係を築けることが今回の調査で分かりました。ポストコロナ時代で、リアルに会うことができるようになりました。お互い遠慮せずに本音で語り合い、一緒に楽しく遊び、触れ合う時間・思い出を増やしてはどうでしょうか。
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