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株式会社Freewill
会社概要

「屋久島シドッティ記念館」設立プロジェクト、SPINにてファンディング挑戦中

300年を超える“歴史と自然と人をつなぐ空間”の創造と、その歴史文化遺産を次世代まで伝え遺していくことを目指す

株式会社Freewill

ICTとデザインの力でサステナブルな世界の実現を目指す株式会社Freewill (本社:東京都港区、代表取締役:麻場 俊行(Toshi Asaba)) が運営する地球の才能を育むストーリーファンディング『SPIN』(スピン)にて、「屋久島シドッティ記念館」設立プロジェクトが、10月11日(水)より開始しております。目標金額は¥11,700,000、募集期間は2024年2月29日までとなっております。
  • 「屋久島シドッティ記念館プロジェクト」とは

1) 屋久島の歴史と自然と人をつなぐ共感空間の構築

2) シドッティ神父の生涯とその偉業を国内外の多くの方に知ってもらうこと

3)地域の歴史を顕彰することで屋久島の島おこしにつなげること 


の3つを目的として、屋久島の「シドッティ記念教会」の敷地内​​に記念館を設立するプロジェクトです。


今から300余年前の1708年、宣教師シドッティはローマを出てから5年目にマニラを経由して、サムライ姿で密かに屋久島に単独で上陸しました。江戸で尋問にあたった将軍側近の学者新井白石はシドッティから得た情報をもとに『西洋紀聞』を記し、その後の日本人の世界認識を変えました。


この日本史に大きな影響を与えた出来事の発端の地、屋久島におけるシドッティの足跡をしっかりと顕彰し、その歴史文化遺産の価値を多くの人に知ってもらうことを目的に「屋久島シドッティ記念館」の設立を目指します。異国人と村人との交流の一幕をメッセージ性のある「物語」として捉え、“多様性“”融和”といったSDGsの理念に通じる現代的な課題についても発信していきたいと思います。記念館はカフェも併設し、地域住民や訪問客の交流の場と時間を提供していきます。プロジェクト全体のテーマは、“歴史と自然と人をつなぐ空間”の創造です。


  • 「屋久島シドッティ記念館プロジェクト」のきっかけ

 2014年にシドッティの遺骨が発掘された経緯は実に奇跡的なものでした。マンション建設のために重機が入ったことで偶然に発見されたわけですが、そこが昔「切支丹屋敷」があった場所であることも知る人も少ない東京中心部の閑静な住宅地で、なぜかその一画だけがずっと手つかずの状態であったこと、また歯の裏にかすかに残っていた細胞を手がかりに最新のDNA鑑定技術を駆使した結果、シドッティの遺骨であることが特定されたこと、さらには頭部の遺骨から顔を復元することができたこと。そして、それが彼の死後ちょうど300年にあたる年であったことで、驚きのニュースが世界中に広まり、今やシドッティを聖人に列福する動きがバチカン内部で起こっています。


そこにはキリスト教徒ではない人間にも摂理的なものを感じざるを得ないものがあり、何か大きなメッセージが隠されているのではないかと考えた時に、シドッティの足跡を顕彰する場所が必要であり、それは彼が最初の一歩を刻んだ屋久島がふさわしいと強く思ったのがきっかけです。


何よりもこの発案に共感を寄せ、プロジェクトを一緒に進めようとする仲間がたくさん屋久島及び島外にはいることが大きな励みとなっています。​​

移住当時の NPO法人やくしま未来工房「屋久島シドッティ記念館設立委員会」理事長 古居智子​​氏 と家族

  • シドッティとは

本名:ジョヴァンニ・バッティスタ・シドッティ(以下 シドッティ)
イタリアのカトリック司祭(しさい)。 シチリア島の中核都市パレルモ​​にて貴族の家の次男に生まれ​​、「パレルモ大聖堂」併設の神学校で22歳まで学ぶ。

1703年にローマを出立し、マニラで日本の風習・言語を学んだ後に、​​1708年10月11日深夜にサムライ姿で屋久島に単身上陸。薩摩藩の命令で捕縛されるまでの約10日間、島の藤兵衞と呼ばれる者の家で過ごした。キリシタン禁制化の日本に忍び入った最後の宣教師と言われています。


  • なぜ屋久島でこのプロジェクトを行うのか

1993年にユネスコの世界自然遺産地に登録されて以来、屋久島はその稀にみる自然だけが注目されがちです。しかしながら、屋久島の魅力は自然だけではありません。里にも人々の営みの歴史があります。その埋もれた島の歴史に光を当てることで、自然だけではない新しい屋久島の魅力、つまり今まで伝わってこなかった「新たな物語」を、国内外の多くの人に発信し、広く社会教育の場を提供したいと思います。


同時に里の自然環境も歴史研究の中に取り入れ、自然と歴史と人がつながるゾーニングを構築することで、村づくりや地域活性化にも貢献したいと考えています。


記念館設立後は、周辺環境の保全、無農薬野菜や米などエコロジカルな地域特産物の開発など、地域住民との共同作業で、屋久島の自然・歴史・人の有機的な結合をかたちにする事業展開を考えています。


将来的に新たな里のエコツーリズムを生み出すと同時に、島の子供たちへの教育、人々の意識の啓発といった次世代につながる屋久島のSDGs活動を続けていく基点として今回の「屋久島シドッティ記念館」の設立を行います。


  • プロジェクト創設者の想い

アメリカ、ボストンおよびサンフランシスコを拠点にジャーナリストとして活躍後、1994年に一目惚れに近い衝動で家族と共に屋久島に移住、作家活動を開始。家を建てるために入手した土地がシドッティ上陸地のすぐそばであったこと、シドッティ研究家であったイタリア人のコンタリーニ神父と知り合ったことから、シドッティの伝記執筆に心血を注ぎ、2010年に「密行―最後の伴天連シドッティ」を出版しました。


並行して “屋久島から未来へ”をコンセプトにNPOを設立し、屋久島における持続可能な社会の構築に向けてCO2フリー推進事業などに力を注ぎ、日本と欧米の交流史や屋久島の歴史、文化、自然などをテーマに執筆活動を続けてきました。


2014年のシドッティの遺骨発見のニュースで再び、著書「密行」が脚光を浴び、2017年にはイタリア語翻訳・フランス語翻訳、翌年には日本語増補版を出版する運びになりました。この一連の出来事からシドッティとなみなみならぬつながりを感じ、2022年5月に新たにNPO法人やくしま未来工房を設立し、「屋久島シドッティ記念館設立」プロジェクトを本格的に立ち上げました。


クラウドファンディングプロジェクト概要

・プロジェクト名:「屋久島シドッティ記念館」設立プロジェクト

・プロジェクトURL:https://spin-project.org/projects/92

・目標総額:¥11,700,000

・募集期間:2023年10月11日~2024年2月29日

・利用用途:「屋久島シドッティ記念館」の建設資材手配、詳細設計

・リターン:入場ご招待券、オリジナルトートバッグ、

        書籍「密行 最後の伴天連シドッティ」 など


◆ プロジェクト発起団体について

NPO法人やくしま未来工房


代表:古居 智子(屋久島在住ノンフィクション作家)

当法人の前身NPOにおいて20年にわたり世界自然遺産登録地、屋久島における持続可能な社会の構築に向けてCO2フリー推進事業や環境教育、島の歴史発掘などに力を注いできました。さらに屋久島ゆかりのイタリア人宣教師シドッティの功績を後世に残し、広く島の歴史・文化を顕彰・保全する活動を推進するため、「屋久島シドッティ記念館」設立実行委員会を立ち上げ、任意団体としての7ヶ月の活動期間を経て2022年5月に新たにNPO法人やくしま未来工房を設立しました。江戸中期に屋久島に上陸し、新井白石の『西洋紀聞』の基となったシドッティの屋久島における足跡の調査研究に取り組むと同時に、ホームページや展示会開催による記念館設立のための資金集め、島内外の後援・支援・協力への呼びかけなどを積極的に推進しています。また、シドッティを訪ねて屋久島に訪れる人たちを対象に講演会や交流会を開催して、屋久島の歴史文化を発信する活動を続けています。

webサイト https://www.yakushima-sidotti-museum.com/about-npo


■SPINについて

「SPIN」は、業界最安級手数料で世界中から共感と支援を募ることができる新しいクラウドファンディングサービスです。“地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービスとなっており、世界各地の社会貢献型プロジェクトの数々が、心に響く「ストーリー」となって、プロジェクト発起人と支援者を繋ぎます。ブロックチェーン技術を用いて寄付金の流れを見える化、寄付金の不正利用を防ぎ、透明性を担保することで安心して支援者の皆さまに寄付して頂けます。

Webサイト:https://spin-project.org/



 ■会社概要

所在地:東京都港区北青山一丁目4-5 VORT青山一丁目Dual's301

代表:麻場 俊行(Toshi Asaba)

HP:https://www.free-will.co

Sustainable eco Society公式サイト:https://sustainable-eco-society.com/


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会社概要

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URL
https://www.free-will.co/
業種
情報通信
本社所在地
港区北青山一丁目4-5 VORT青山一丁目Dual's301
電話番号
03-6721-1840
代表者名
麻場俊行
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2019年01月
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