社会的インパクトを与える新規事業の共通点を探る『コンセプトフェス』、2024年11月20日に東京・丸の内で開催

9名の起業家、経営者がトークセッションで登壇。移動スーパー「とくし丸」創業の住友達也氏、住まいのサブスク「ADDress」代表の佐別当隆志氏ら

GOB株式会社

起業家の世界観に投資するGOB株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:高岡泰仁、以下「GOB」)は、2024年11月20日に、東京・丸の内にて『コンセプトフェス - こわせ、常識、つくれ、常識。-』を開催します。コンセプトフェスでは、独創的な事業コンセプトで、世の中の常識を変えようとしている起業家・経営者が登壇します。新規事業開発の成功を左右する鍵である「コンセプト」の創造をテーマに、5つのトークセッションを行います。

ウェブサイト:https://gob-ip.net/lp-conceptfest

開催の背景

新規事業に求められるのは、世の中の既存の常識やバイアスを打ち破ることです。しかし、事業アイデアを市場に適応させる過程でその独自性は薄れ、丸くなってしまうケースも多く見られます。その結果、事業は頓挫するか、ありきたりな“既存事業”に着地してしまいます。

当社GOBでは、社会価値と経済価値を両立させたインパクトスタートアップをプロデュースする会社として、創業から10年を迎えました。これまで社内事業の立ち上げや、企業の事業開発に伴走する中で得た仮説は、事業初期におけるコンセプト創造こそが、新規事業の独創性やスケーラビリティを担保する鍵となるということです。

このコンセプトフェスでは、さまざまな業界の「コンセプター」を招き、新規事業において見過ごされがちな「コンセプト」の重要性を捉え直したいと考えています。

トークセッション概要

#1:大反対にあった「とくし丸」のビジネスモデルに込められたコンセプトとは

15:30 – 16:15

買い物難民の課題を解決する移動スーパーの「とくし丸」は現在、全国17万人に 商品を届けている。創業前は⼤反対にあったという同社の「テイガク制」や「10 円ルール」など、関わる人全てが幸せになるビジネスモデルに込められたコンセ プトを深掘りします。

#2: ミナデインの仕掛けに⾒る、コンセプトと事業成功の関係

16:20 – 17:05

さまざまな業態の飲食店を直営・プロデュースしているミナデイン。ミナデイン は、タイミーとの連携による店舗運営や、他店舗の商品をセレクトして自店舗の メニューに組み込むなど、外食産業でこれまでにない仕掛けを展開しているのが 特徴です。そんなミナデインの「コンセプト」に迫ります。

#3: 世の中に“新しい常識“を提案する「PROJECT SOLIT」「at FOREST」

17:20 – 18:05

PROJECT SOLITは、インクルーシブファッションの自主ブランド「SOLIT!」をはじめ、「オール・インクルーシブ経済圏」という壮大なビジョンに向けて活動しています。またat FORESTは、死と森づくりを掛け合わせた「循環葬」という新たな葬儀スタイルを提唱しています。ともに注目を集める二人の起業家を招き、事業のコンセプトを探ります。

#4:「ADDress」の社会インパクトを実現しているコンセプト

18:10 – 18:55

国内外300以上の拠点を構える「ADDress」は、事業を通じて多拠点居住という 新しいライフスタイルを浸透させています。 代表の佐別当氏を招き、社会的インパクトを生み出し続けられている理由を、コ ンセプトの観点から探ります。

#5: 日本唯一、祭りのサポート専門会社「オマツリジャパン」のコンセプト

19:00 – 19:45

人口減少など市場環境の変化によって、継続にハードルを抱える全国のお祭り。そんな地域のお祭りに対して、オマツリジャパンは独自の視点から、見落とされていた価値を見出し、ビジネスの力で支えています。祭りという伝統文化を再解釈し、ビジネスとして成立させた戦略を探ります。

登壇者プロフィール

住友達也(株式会社とくし丸 取締役ファウンダー)

徳島の阿波市土成町出身。1981年に徳島にてタウン情報誌「あわわ」を創刊。1984年に株式会社あわわ、1988年に株式会社アーサを設立し、2003年にM&Aにて両社を売却。そして2012年に、買い物難民問題の深刻さを実感し、移動スーパーを手掛ける株式会社とくし丸を設立。2016年にはオイシックス・ラ・大地と提携するなど成長を続け、現在では移動スーパーの数が全国で1,200台を突破した。 2020年には社長を退任し、新規事業開発担当の取締役に就任。2023年からは「ぐ~す~月刊とくし丸」を創刊し、編集長も務めている。著書に『ザッソー・ベンチャー 移動スーパーとくし丸のキセキ』(西日本出版社)など。

https://www.tokushimaru.jp/

大久保伸隆(株式会社ミナデイン 代表取締役)

2006年に大手不動産会社にて資産運用の営業に従事した後、2007年に居酒屋「塚田農場」などを展開する株式会社エー・ピーカンパニー入社。2011年に取締役 営業本部長、2014年には取締役 副社長を務める。その間、同社は2012年に東京証券取引所 マザーズ上場、2013年に東京証券取引所 第一部上場を果たす。そして2018年に株式会社ミナデインを設立。全国各地の名店の完成品を取り寄せて提供する「烏森百薬」、トップシェフの味を1店舗にいながら体験できる「STAND BY Mi」などなど、まったく異なる業態・店名で多店舗を展開し、まちづくりに取り組んでいる。

https://minadein.com/

山中哲男(株式会社トイトマ 代表取締役社長)

1982年兵庫県生まれ。事業開発、事業戦略立案を専門としている。新規事業開発支援、既存事業の戦略立案をハンズオンで支援するトイトマを創業し、 代表取締役に就任。同時期、米国ハワイ州にて日本企業に対し、海外進出支援、店舗M&A仲介にも従事し、丸亀製麺の海外1号店などを支援。地域開発 の新たなファイナンススキームを構築し展開するため、NECキャピタルソリューションと共にクラフィットを創業し代表取締役に就任。ヒューマンライ フコード、ダイブ、バルニバービ、フィット、ミナデインの社外取締役も務める。大阪・関西万博2025での様々な取り組みをレガシーとして残すため、 経産省、内閣官房、博覧会協会と連携し、支援チームを発足。

https://toitoma.com/

田中 美咲(PROJECT SOLIT 代表)

社会起業家・ソーシャルデザイナー。1988年生まれ。立命館大学卒業後、株式会社サイバーエージェントにてソーシャルゲームのプランナーとして従事。東日本大震災をきっかけとして福島県における県外避難者向けの情報支援事業を責任担当。2013年「防災をアップデートする」をモットーに「一般社団法人防災ガール」を設立、2020年に事業継承済。2018年2月より社会課題解決に特化したPR会社である株式会社morning after cutting my hair創設。そして2020年にSOLIT株式会社を設立。インクルーシブファッションの自主ブランド「SOLIT!」をはじめ、「オール・インクルーシブ経済圏」を実現するためのプロジェクトを手掛ける。2024年6月に、株式会社morning after cutting my hairと合併し、現在は同社内でPROJECT SOLITの活動を展開している。

https://solit-japan.com/

小池友紀(at FOREST 株式会社 代表取締役CEO)

広告クリエイティブの世界に入り、フリーランスのコピーライターとして15年活動。ホテル、メーカー、子ども園など様々な企業・団体の課題と向き合い、コピーライティング、コンセプトメイキングを手がける。先輩や祖父母の死、両親の改葬(お墓の引越し)をきっかけに、「死」の選択肢について考えはじめ、死と森づくりを掛け合わせた「循環葬®RETURN TO NATURE」を創案。2022年5月にat FOREST 株式会社を設立した。

https://returntonature.jp/

佐別当 隆志(株式会社アドレス 代表取締役社長)

2000年に株式会社ガイアックスに入社し、新規事業開発に携わる。2013年に都心に一軒家を購入し、家族とともにシェアハウス「Miraie」(ミライエ)の運営を開始。2016年にはシェアリングエコノミーの普及・推進と共助社会を実現するため、シェアリングエコノミー協会を設立し、事務局長に就任する。そして2018年に、定額の多拠点移住サービスを展開する株式会社アドレスを設立。現在は初月9,800円から多拠点生活できる住まいのサブスクとして、国内外に約300の拠点を展開している。

https://address.love/

加藤 優子(株式会社オマツリジャパン 代表取締役)

1987年生まれ。練馬区出身。武蔵野美術⼤学油絵科卒業後、(株)ピックルスコーポレーションに⼊社。商品開発とデザインを担当。震災直後の⻘森ねぶた祭に⾏った際、地元の⼈が⼼の底から楽しんでいる様⼦を⾒てお祭りの持つ⼒に気付く。同時に多くのお祭りが課題を抱えていることを知り、2014年に全国のお祭りを多面的にサポートする団体「オマツリジャパン」を創業。2児の母。

https://omatsurijapan.com/

■高岡 泰仁(GOB株式会社 代表取締役社長CEO)

前職での新規事業の立ち上げ経験と新規事業創出のプログラムを企画・運営等を含む事業戦略を担った経験も生かして、起業家及び企業内起業家の事業開発にメンターとして伴走。また創業後の組織経営の支援を行い、社会価値と経済価値を両立した事業経営に共に行う。現在は地域を起点にした事業開発にも注力して活動している。

■山口 高弘(GOB株式会社 取締役Founder)

これまで延べ100の起業・事業開発を支援。 ビジョンをビジネスを通じて社会に実装する支援を行うためGOBを創業。前職は野村総合研究所ビジネスイノベーション室長。 自身も起業家・事業売却経験者であり実務的支援を展開。著書:『いちばんやさしいビジネスモデルの教本』(インプレス)、『アイデアメーカー』(東洋経済新報社)

開催概要

日時:2024年11月20日(水)15:00-20:00
場所:丸の内vacans(東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル 2F)

定員:100名

参加費:現地参加3,500円、オンライン配信3,000円など(詳細はお申し込みページをご確認ください)

詳細・お申し込み:https://gob-ip.net/lp-conceptfest

GOB株式会社について

GOBは、起業家の世界観に投資する会社です。常識からは外れ、経済的には非合理であるがために見逃されがちな、世界観が持つ価値を事業を通じて社会へ広げていきます。そのためにGOBでは、起業家を社内に迎え入れて事業立ち上げを進める「客員起業家制度」を採用しています。これにより、短期的な利益追及のプレッシャーにさらされることなく、世界観ファーストでの事業立ち上げを可能にしています。また客員起業家制度による起業家への伴走で蓄積した事業立ち上げのノウハウは、企業や自治体における事業開発向けに提供しています。

  • 所在地:東京都渋谷区初台2丁目14−9木田ビル201号

  • 代表者:代表取締役社長CEO 高岡泰仁

  • 設立:2014年8月19日

  • 事業内容:起業支援(事業創造、教育)、スタートアップ投資、企業・自治体向け支援(アクセラレーションプログラムの開発運営、コンサルティング、ワークショップなど)

  • 資本金:1,000万円

  • ウェブサイト:https://gob-ip.net/

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会社概要

GOB株式会社

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URL
http://gob-ip.net/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区初台2丁目14−9 木田ビル201号
電話番号
-
代表者名
高岡 泰仁
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2014年08月