【バレンタイン肌荒れ調査】チョコでニキビは74.7%が誤解!皮膚科医が解説する本当の原因と3つの予防策
〜300名調査で判明、バレンタイン時期の肌荒れの真犯人は「糖質」ではなく「○○」だった〜
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、チョコレート自体がニキビの直接的な原因になることは科学的に証明されていません。バレンタイン時期に肌荒れが増えるのは、チョコレートに含まれる糖質や脂質の過剰摂取、睡眠不足、ストレスなど複合的な要因が重なるためです。適量のダークチョコレートであれば、むしろ抗酸化作用による肌への好影響も期待できます。
・74.7%が「チョコレートを食べるとニキビができる」と誤解している
・バレンタイン時期に肌荒れを経験した人の68.3%が睡眠時間の減少を自覚
・チョコレート摂取量と肌荒れの相関より、ストレスレベルとの相関が2.1倍高い結果に
用語解説
■ 大人ニキビ(吹き出物)とは
大人ニキビとは、20代以降に発症するニキビのことである。思春期ニキビとは異なり、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、睡眠不足、食生活の偏りなど複合的な要因で発症する。主にフェイスライン、顎、口周りに発生しやすく、治りにくく跡が残りやすい特徴を持つ。
■ GI値(グリセミック・インデックス)とは
GI値とは、食品に含まれる糖質の吸収速度を示す指標である。数値が高いほど血糖値が急上昇しやすく、インスリンの過剰分泌を招いて皮脂分泌を促進する可能性がある。低GI食品(55以下)の摂取がニキビ予防に有効とされる。
■ カカオポリフェノールとは
カカオポリフェノールとは、チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれる抗酸化物質である。活性酸素を抑制し、肌の老化防止や炎症軽減に寄与する。カカオ含有量70%以上のダークチョコレートに多く含まれる。
チョコレート種類別の肌への影響比較

|
比較項目 |
ダークチョコ(カカオ70%以上) |
ミルクチョコ |
ホワイトチョコ |
|
カカオポリフェノール |
多い(抗酸化作用) |
少なめ |
ほぼなし |
|
糖質量(100gあたり) |
約25〜30g |
約50〜55g |
約55〜60g |
|
GI値目安 |
約22(低GI) |
約51(中GI) |
約44(中GI) |
|
乳脂肪分 |
少ない |
多い |
非常に多い |
|
肌への影響(適量摂取時) |
良い影響の可能性 |
やや注意 |
注意が必要 |
|
推奨摂取量 |
1日25g程度 |
1日15g程度 |
少量に抑える |
※一般的な目安であり、個人差があります。
皮膚科・美容皮膚科を展開する医療法人社団鉄結会 アイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、バレンタインシーズンを前に「チョコレートと肌荒れに関する意識調査」を実施しました。本調査では、長年信じられてきた「チョコレートを食べるとニキビができる」という通説の真偽と、バレンタイン時期特有の肌荒れの本当の原因について、300名の調査結果をもとに皮膚科医が医学的見解を交えて解説します。
調査背景
バレンタインシーズンになると、チョコレートの消費量が増加すると同時に、「肌荒れが気になる」という声が毎年多く聞かれます。「チョコレートを食べるとニキビができる」という説は広く信じられていますが、実際の医学的根拠はどうなのでしょうか。当院には毎年この時期、肌荒れやニキビの相談が増加する傾向がありますが、その原因がチョコレートの直接的な影響なのか、それとも他の要因なのかを明らかにするため、今回の調査を実施しました。正しい知識を持つことで、バレンタインを楽しみながら美肌を維持していただきたいという思いから、本プレスリリースを発行いたします。
調査概要
調査対象:全国の20〜50代でチョコレートを月に1回以上食べる男女
調査期間:2026年1月13日〜1月22日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】74.7%が「チョコレートでニキビができる」と誤解していることが判明
設問:「チョコレートを食べるとニキビができやすくなる」という説を信じていますか?

7割以上がチョコレートとニキビの因果関係を信じているという結果になりました。この通説は科学的根拠が乏しいにもかかわらず、世代を超えて広く浸透していることが明らかになりました。正しい知識の普及が急務といえます。
【調査結果】6割以上がバレンタイン時期に肌荒れを経験、その原因は複合的
設問:バレンタインシーズン(2月前後)に肌荒れやニキビが増えたと感じたことはありますか?

61.7%がバレンタイン時期に肌荒れを経験していることがわかりました。この時期は気温や湿度の変化、年度末に向けた仕事のストレス、イベント準備による睡眠不足など、肌に影響を与える要因が重なりやすい時期であることが関係していると考えられます。
【調査結果】肌荒れ経験者の68.3%が睡眠不足を自覚、チョコ摂取より影響大
設問:バレンタイン時期に肌荒れを感じた方にお聞きします。その時期、以下のうち心当たりがあるものをすべてお選びください(複数回答可・上位5項目を抜粋)

肌荒れを経験した人の約7割が睡眠不足を、6割以上がストレスを自覚していました。「甘いものを多く食べた」は3番目に多い回答でしたが、睡眠やストレスなど生活習慣の乱れがより大きな影響を与えていることが示唆されます。
【調査結果】58.0%がニキビ予防でチョコを控えた経験あり、誤解に基づく行動が多数
設問:肌荒れを防ぐためにチョコレートの摂取を控えたことはありますか?

約6割がニキビや肌荒れを心配してチョコレートの摂取を控えた経験があると回答しました。科学的根拠が乏しい通説に基づいて、不必要な食事制限を行っている人が多いことが明らかになりました。
【調査結果】81.3%がチョコレートの種類による肌への影響の違いを知らない
設問:チョコレートの種類によって肌への影響が異なることを知っていましたか?

8割以上がダークチョコレートとミルクチョコレートで肌への影響が異なることを知りませんでした。カカオ含有量の高いダークチョコレートには抗酸化作用があり、適量であれば肌に良い影響を与える可能性があることが認知されていない現状が浮き彫りになりました。
調査まとめ
今回の調査により、「チョコレートを食べるとニキビができる」という通説が7割以上の人に信じられている一方、バレンタイン時期の肌荒れの本当の原因は睡眠不足(68.3%)やストレス(64.7%)など生活習慣の乱れにあることが明らかになりました。また、チョコレートの種類による肌への影響の違いについては8割以上が認知しておらず、正しい知識の普及が必要であることがわかりました。チョコレートそのものを過度に恐れるのではなく、バレンタインシーズン特有の生活リズムの乱れに注意することが、肌荒れ予防の鍵といえます。
医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、チョコレートを食べただけでニキビができるという科学的根拠は現時点では確立されていません。
「チョコレート=ニキビ」という通説は、1960年代のアメリカでの研究に端を発しますが、その後の多くの研究で明確な因果関係は証明されていません。むしろ、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには抗酸化作用があり、適量摂取であれば肌の健康維持に寄与する可能性すらあります。
ただし、注意が必要なのは「どんなチョコレートをどれだけ食べるか」という点です。ミルクチョコレートやホワイトチョコレートには糖質や乳脂肪分が多く含まれており、これらを過剰に摂取すると血糖値の急上昇を招き、インスリンの過剰分泌によって皮脂分泌が促進される可能性があります。これがニキビの間接的な原因となりうるのです。
また、バレンタイン時期は年度末の繁忙期と重なり、仕事のストレス増加や睡眠時間の減少が起こりやすい時期です。今回の調査でも肌荒れ経験者の68.3%が睡眠不足を自覚しており、これらの生活習慣の乱れがホルモンバランスに影響を与え、結果として肌荒れを引き起こしている可能性が高いと考えられます。
私が診療で患者さまにお伝えしているのは、チョコレートを我慢するストレスよりも、適量を楽しみながら睡眠をしっかり取り、スキンケアを怠らないことの方がはるかに肌にとって重要だということです。
【エビデンス】日本皮膚科学会の尋常性ざ瘡(ニキビ)治療ガイドラインにおいても、特定の食品とニキビの直接的な因果関係については「科学的根拠が不十分」とされています。ただし、高GI食品(血糖値を急上昇させる食品)の過剰摂取はニキビを悪化させる可能性があるとの報告もあり、バランスの取れた食生活を心がけることは推奨されています。
バレンタイン時期の肌荒れ予防3つのポイント
・睡眠時間の確保(最低6時間以上を目標に)
・ストレス管理(適度なリラックスタイムを設ける)
・スキンケアの継続(忙しくても洗顔・保湿は欠かさない)
チョコレートの賢い選び方・食べ方
・カカオ70%以上のダークチョコレートを選ぶ
・1日の摂取量は25g程度(板チョコ約5かけ)を目安に
・空腹時を避け、食後のデザートとして楽しむ
髙桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. チョコレートを食べるとニキビができるのは本当ですか?
A. チョコレート単体がニキビの直接的な原因になるという科学的根拠は確立されていません。
今回の調査では74.7%がこの通説を信じていましたが、これは医学的には証明されていない都市伝説です。肌荒れの原因として多かったのは睡眠不足(68.3%)やストレス(64.7%)で、チョコレートの摂取よりも生活習慣の乱れが大きく影響しています。ただし、糖質の多いチョコレートを大量に摂取すると間接的に皮脂分泌を促す可能性はあります。
Q2. 肌に良いチョコレートの種類はありますか?
A. カカオ70%以上のダークチョコレートは、抗酸化作用により肌に良い影響を与える可能性があります。
調査では81.3%がチョコレートの種類による肌への影響の違いを知りませんでした。ダークチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには抗酸化作用があり、適量摂取であれば肌の老化防止に寄与する可能性があります。一方、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートは糖質や乳脂肪分が多いため、摂取量に注意が必要です。
Q3. バレンタイン時期に肌荒れしやすいのはなぜですか?
A. 年度末の繁忙期と重なり、睡眠不足やストレスなど複合的な要因が重なりやすいためです。
今回の調査で61.7%がバレンタイン時期に肌荒れを経験していると回答しました。この時期は仕事の繁忙期であり、イベント準備による睡眠不足、気温や湿度の変化による肌ストレスなど、複数の要因が重なります。チョコレートを食べる機会が増えることより、これらの生活習慣の乱れが肌荒れの主な原因と考えられます。
Q4. チョコレートを食べても肌荒れしない人と肌荒れする人の違いは何ですか?
A. 肌質や腸内環境、生活習慣の違いが影響している可能性があります。
同じ量のチョコレートを食べても肌への影響には個人差があります。これは皮脂の分泌量や毛穴の状態などの肌質、糖質の代謝能力、腸内環境の違いなどが関係しています。今回の調査でも肌荒れを「まったく感じない」人が12.0%いました。自分の肌の状態を観察しながら、適量を見つけることが大切です。
Q5. ニキビができてしまった場合、いつ皮膚科を受診すべきですか?
A. 市販薬で1〜2週間改善しない場合や、赤く腫れて痛みがある場合は早めの受診をお勧めします。
軽度のニキビは適切なスキンケアで改善することが多いですが、炎症を伴う赤ニキビや膿を持つニキビが複数できている場合、同じ場所に繰り返しできる場合、跡が気になる場合は皮膚科受診を検討してください。特に大人ニキビは適切な治療を行わないと色素沈着やクレーターなどの跡が残りやすいため、早めの対処が重要です。
放置のリスク
・繰り返すニキビを放置すると、色素沈着やクレーター状の凹み跡が残る可能性がある
・大人ニキビはホルモンバランスの乱れや内臓疾患のサインである場合もあり、原因究明が重要
・誤ったセルフケア(過度な洗顔、潰すなど)により炎症が悪化し、治りにくくなることがある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・市販のニキビ薬を1〜2週間使用しても改善しない場合
・赤く腫れて痛みを伴うニキビが複数できている場合
・同じ場所に繰り返しニキビができる場合
・ニキビ跡(色素沈着・凹み)が気になる場合
・生理周期に関係なく大人ニキビが続く場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚科・美容皮膚科の両面からニキビ・肌荒れにアプローチする総合的な治療を提供
・保険診療と自由診療を組み合わせた患者様に最適な治療プランをご提案
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開で通いやすい立地
・土日祝日も診療可能で、忙しい方でも継続的な治療が可能
各院情報
アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
診療予約は以下より承っております。お気軽にご利用ください。
ご予約はこちら
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック新宿院 皮膚科・形成外科
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック渋谷院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック上野院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック池袋院
すべての画像
