世界平和を実現し、テラ・ルネッサンスが活動を終了します。
4月1日はApril Dream。テラ・ルネッサンスが本気で目指す夢は「世界平和の実現」です。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当会は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは認定NPO法人テラ・ルネッサンスの夢です。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市)は、団体ビジョン『すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現』を達成し、活動を終了します。世界平和が実現された世の中では、すべての生命がその安全や尊厳を脅かされることなく安心して生活することができ、次世代を担う若者が、自らの生き方を制限されることなく、未来に希望をもって生きています。
その夢がいつか実現する日を、テラ・ルネッサンスは本気で目指し、活動を続けています。
テラ・ルネッサンスが目指す「世界平和」とは
認定NPO法人テラ・ルネッサンスは「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目的に2001年10月に設立されました。「世界平和」とは、戦争がないだけの消極的な状態ではありません。貧困や飢餓、人権侵害など、人の尊厳を脅かすものがない状態、つまり「あらゆる不安がなく、安心して生活できる社会」だと考えています。
現代社会は、紛争・貧困・環境破壊など、地球規模で様々な問題を抱えています。とりわけ、次世代を担う子どもたちを取り巻く環境は年々悪化している状況です。こうした環境の中、すべての子どもたち、そして生命が安心して生活できる社会の実現が、現代社会に生きる私たちの次世代に対する責任であり、人類共通の理想であると考えています。テラ・ルネッサンスでは、国、性別、民族、宗教、職業の区別なく、「ひとり一人に未来をつくる力がある」ことを信じて活動しています。
私たちの取り組み
団体設立以来、課題に直接対処する「支援」、課題を知ってもらう「啓発」、課題を仕組みから解決する「政策提言」の三つの柱をもって活動を行ってきました。
[支援]
カンボジア、ラオスでは、地雷・不発弾撤去支援、被害防止の啓発活動、また地雷・不発弾被害者等の生活再建支援、学校建設による教育支援を展開。ウガンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国では、元子ども兵社会復帰支援、紛争被害者や社会的弱者の自立支援を実施。2022年にはウクライナ危機に伴い、新たにウクライナ及びハンガリーでウクライナ難民(避難民)支援を開始。東日本大震災以降は国内外を問わず、被災者・被災地域の復興をみすえた支援を行っています。
参考
2020年6月20日:[世界難民の日]京都のNPO コロナ禍における南スーダン難民へ感染予防のための石鹸や手洗い設備など緊急支援を実施
2022年5月17日:NPO法人テラ・ルネッサンスがウクライナ難民(避難民)支援を本格化。隣国ハンガリーに事務所を開設、緊急支援だけではなく中長期的な支援を開始。
[啓発]
現場支援と同時に、主に鉱物、エネルギー等の大量消費がテラ・ルネッサンスの取り組む課題の根本的な原因になっていると考え、日本国内に住む人々のライフスタイルの変化の必要性を平和教育(講演、セミナー活動など)を通して訴えてきました。資源消費国である日本において、リサイクルを行う企業と協働し収益の一部が平和構築を行う支援活動に寄付される仕組みを確立するなど、市民や企業が国際協力に参画するための多様な機会をつくっています。
参考
2023年9月20日: IT機器の売却によって紛争鉱物問題の解決を支援、株式会社ゲットイットとの共同で「サーバーforコンゴ」を開始
2023年11月17日:不要になったスマホの回収支援でゴリラの保全を呼びかけ、上野動物園など日本でゴリラを飼育する6園のうち4園で実施
[政策提言]
市民社会セクターとして、条約形成過程からキャンペーン参加を通じて武器貿易条約やクラスター爆弾禁止条約の成立に寄与するとともに、より実効的な実施プロセスを求めるなど、仕組みから世界平和を目指す政策提言活動も行っています。
参考
2021年4月26日:京都のNGO、創設20年を機に「政策提言推進室」を新設 政策提言活動の強化により、平和と持続可能な社会への貢献を
2022年11月15日:【NPO法人テラ・ルネッサンス】「タイ国際ボランティア財団」の経営に参画 タイでの政策提言や平和教育、若者支援への取り組みを実施することに 薬物関連受刑者を親にもつ子どもへ奨学金を11月7日に供与
「世界平和」実現までのステップ
すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現。テラ・ルネッサンスを設立するときに掲げたビジョンです。このビジョンを追求するために、テラ・ルネッサンスのあらゆる活動があります。
テラ・ルネッサンスに関わる人が健全に活動できるための基盤を整えること(基盤整備)、一人ひとりの実情にできるだけ配慮した支援を通じて、支援対象者や地域の自立を促進すること(現場支援の質の向上)は、世界平和を実現するうえで欠かせません。
しかし、世界平和を実現するにあたってもっとも欠かせないものがあります。それが、世界平和という「夢」を「現実」にしようと本気で願い、一緒に目指してくれる「仲間」の存在です。
その「仲間」とは、紛争による困難を抱えながらも自立に向けてたくましく歩む元子ども兵や難民の皆さん、日本や台湾でテラ・ルネッサンスを応援してくださる皆さん、そして、共に働く国内外スタッフなど、テラ・ルネッサンスに関わるすべての人のことを指します。
その仲間を増やしていくことで、きっと、世界平和を実現すると、私達は信じています。
人間一人にできることは限りがあります。けれども、微力は決して無力ではありません。一人の力がわずかなものであるからこそ、異なる立場、信条を超えて、個人、団体が連帯していくことで、きっと世界は変えられるはず。微力も集まると、勢力になるはずです。
世界平和が実現すれば、テラ・ルネッサンスは役割を果たし、解散します。それがわたしたちの最大の願い(夢)です。テラ・ルネッサンスを必要としない、すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現を目指して、これからも実直に世界中での活動を続けていきます。
世界平和実現までのステップとその意気込みを、設立からの経緯や活動紹介も含めて創設者(鬼丸昌也)が語っています。
https://youtu.be/pA7bHJkt_VQ?si=bu7w_ddGPwIBlGc9
*2024年2月22日(金)「Industry Co-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2024「ソーシャルグッド・カタパルト – 社会課題の解決への挑戦 -」にて優勝したスピーチ
世界平和という「夢」の実現を目指して、私達と平和をつくる活動を共にする仲間を募集しています。お気軽にお声掛けください。
・ご寄付のお申込み:https://www.terra-r.jp/member.html
・講演に関するご依頼・お問い合わせ:https://www.terra-r.jp/lectureform.html
・企業連携や、その他お問い合わせ:https://www.terra-r.jp/contactus.html
「微力」だけど「無力」じゃない。
それぞれが自分の持ち場で「世界平和」を目指しています。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。
名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など
「April Dream」は、4月1日に企業・団体がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
すべての画像