＜国立市立学校給食センター×エコール 辻󠄀 東京＞市立中学校3校に学生考案「お祝いクッキー」を提供！

　食のプロを育成する教育機関 エコール 辻󠄀 東京（東京都国立市、校長：百野浩史、辻󠄀調グループ）は、国立市立学校給食センターとのコラボレーション企画で、同市内にある市立中学校3校の全生徒を対象に、卒業や進級のお祝い献立として「お祝いクッキー」1500人分を提供しました。中学3年生の最後の給食日にあたる3月16日には、本校の学生が市立国立第一中学校にお邪魔して、クッキーの製造工程をまとめたビデオを各教室で上映し、お祝いメッセージも添えました。

　本企画は、国立市内の学校給食を一手に引き受ける国立市立学校給食センターから「学校給食のよい思い出になるように」と依頼をいただいたもので、給食に適した安全性や品質について同センターと打合せを重ねながら、本校の学生が野菜を使った焼菓子「ビーツの絞り出しクッキー」を考案しました。ビーツは“ボルシチ”にも使われている鮮やかな赤色が特徴の野菜で、飲む輸血と言われるくらい栄養豊富です。このビーツの粉末を練り込んだ赤色のクッキーにホワイトチョコレートをかけて、お祝いの紅白をイメージして仕上げました。本校の学生はすでに卒業式を終えていましたが、2年間学んだ実習室に再び集合して約5000個のクッキーを焼き、袋詰めの作業を行いました。「学生最後のイベントで、中学生たち1500名のために焼き菓子を作れたことはとてもいい思い出になりました」と語ってくれました。