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株式会社日本能率協会マネジメントセンター
会社概要

「投資対効果の把握」や「経営陣のリスキル」が進んでいないと回答

人的資本経営を重視している企業は6割弱

JMAM(ジェイマム)

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、J.H.倶楽部セミナー「人的資本経営がつくる創造する組織」の参加者を対象に、アンケート調査を実施しました。その結果、人的資本経営を重視している企業は6割弱、課題は「投資対効果の把握」「経営陣のリスキル」にあることがわかりました。(回答者数75名、調査日2023年5月16日~17日)。
  • 主な調査結果

■人的資本経営を重視している企業は6割弱
「あなたの会社は、人的資本経営を重視していると思いますか」という質問に対し、33.3%が「重視している」と回答。「やや重視している」と回答した24%と合わせると、およそ57%の企業が人的資本経営を重視していることがわかりました。
また、「人的資本経営実践のための課題や、悩んでいること」を質問したところ、「人材育成と組織づくりの困難さ」「データ分析と情報の開示」「人事制度と育成プログラムの改革」に関するコメントが多く挙げられました。

●あなたの会社は、人的資本経営を重視していると思いますか

■人材戦略3つの視点で取り組みが進んでいるのは「重要な人材課題の特定」、進んでいないのは「投資対効果の把握」
「人材版伊藤レポート」における「人材戦略に求められる3つの視点と5つの共通要素」について、それぞれの取り組みの進捗を伺いました。3つの視点において取り組みが特に進んでいるのは、「重要な人材課題の特定(「進んでいる」「やや進んでいる」の合計:55.3%)」、「企業文化の醸成(同51.1%)」、続いて「経営戦略との連動(同51.0%)」でした。
一方、もっとも取り組みが進んでいないのは「投資対効果の把握」で、進んでいないと回答した企業は42.5%。「あまり進んでいない」と回答した42.5%と合わせると、約85%の企業が課題を感じている結果となりました。この結果は、令和4年5月に経済産業省が上場企業の従業員・経営者を対象に行った調査結果とも合致しています。
前述の「人的資本経営実践のための課題や、悩んでいること」に挙げられていた、「データ分析と情報の開示」のなかでは、データの把握やその効果的な見せ方に課題があるといった記述もあったことから、施策と結果がどう連動するか把握や計測が難しいと考えている企業が多いことが推測されます。

●「人材戦略に求められる3つの視点」の取り組み度合いをお聞かせください

■人材戦略5つの共通要素で取り組みが進んでいるのは「多様な働き方の環境整備」、進んでいないのは「経営陣のリスキル」
5つの共通要素について、特に取り組みが進んでいるのは「多様な働き方の環境整備」で、72.4%が進んでいる(「進んでいる」「やや進んでいる」の合計)と回答しています。コロナ禍にテレワークの導入が増えたことも、取り組みを推し進めた理由の1つだと考えられるでしょう。続いて、「自律的なキャリア構築の支援(同46.8%)」、「多様な価値観の取り込み(同42.5%)」、「必要な人材の要件定義(同42.5%)」となりました。
一方、もっとも取り組みが進んでいないのは「経営陣のリスキル」で、80.8%が進んでいない(「あまり進んでいない」「進んでいない」の合計)と回答しています。次いで「リスキルの機会提供(同72.4%)」「適時・適量な配置・獲得(72.3%)」でした。経営陣のリスキルについては、回答者である人事部門が把握できていない可能性も考えられますが、経営陣がリスキルの状況をオープンにし率先垂範して先導していくことも、社内の学び直しを推進するのに有効だと言えるかもしれません。
また、前述の通り「投資対効果の把握」が困難なことが、「リスキルの機会提供」にブレーキをかけている可能性も考えられます。


●「人材戦略に求められる5つの共通要素」の取り組み度合いをお聞かせください


■人材開発に関する専門誌『Learning Design』では、上記のような人材育成に関する調査を行い、その結果を分析・紹介しています。人事・人材開発関連業務に携わる方を対象にした無料の会員制度「J.H.倶楽部」にご入会いただければ、『Learning Design』の記事もご覧いただけます。

https://jhclub.jmam.co.jp/index.html

【アンケート概要】
調査形式:Webアンケート方式
調査時期:2023年5月16日~17日
調査対象:J.H.倶楽部セミナー「人的資本経営がつくる創造する組織」参加者75名

■日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、創立。主な事業は、通信教育・研修・アセスメント・eラーニングを柱とした人材育成支援事業、『NOLTY』や『PAGEM』を代表とする手帳事業、ビジネス書籍の発行を中心とした出版事業。JMAMは、一人ひとりが成長することを通じて、自分らしい豊かな人生と幸せを感じられる社会をつくりたい。そのために、「思い描く未来」に向かって一歩踏み出す人のパートナーとして伴走することを目指します。

■会員制度「J.H.倶楽部」
JMAMが運営する企業の人事・人材開発関連業務に携わる方を対象とした会員制度。皆様の未来の人材育成や組織開発を共に考えていきたいとの想いから2018年に発足しました。HR情報メディア「J.H.倶楽部」会員サイトやセミナー、交流会などを通じて実務に役立つ有益な情報を発信しています。
・ホームページ:https://jhclub.jmam.co.jp/index.html 

■人材開発専門誌「Learning Design」
「人と企業の成長に寄与する有益な情報をお届けする」ことをミッションに1989年に創刊した『人材教育』を前身とする人材開発専門誌。2018年にリニューアルし、現在は『Learning Design』として隔月5日ごろに発刊しています。「J.H.倶楽部」会員サイトで最新号からバックナンバーまでお読みいただけます。
・ホームページ:https://jhclub.jmam.co.jp/learning-design.html
・Facebook:https://www.facebook.com/jinzaikyoiku
・Twitter:https://twitter.com/jinzaikyoiku

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会社概要

株式会社日本能率協会マネジメントセンターRSS
URL
https://www.jmam.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー9階
電話番号
03-6362-4361
代表者名
張 士洛
上場
未上場
資本金
-
設立
1991年08月
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