Diversity&Inclusionの一歩先をつくりだす 新しい形のAllyコミュニティ、『E&Jラボ!』が大丸有エリアに誕生!
三菱地所株式会社、農林中央金庫、株式会社日本経済新聞社及び株式会社日経BP等で構成する大丸有SDGs ACT5実行委員会※1は、Diversity&Inclusion(ダイバーシティ アンド インクルージョン)の一歩先を考え、大丸有エリアの「心のバリアフリーが溢れる街づくりの実現」(誰もが働きやすい街)を目的にしたAlly※2コミュニティ「E&Jラボ!」(エンジョイ アンド ジョイン)を11月末頃からスタートさせます。
- 「D&I」とは?
「D&I」は大丸有SDGs ACT5のテーマのひとつであり、昨年来、様々なアクションを行っていますが、D&Iを切り口としたイベントにはなかなか人が集まらず、「気軽に参加する、取り組もうという機運が醸成されていない」「より自分事にしていく必要がある」という課題を認識しています。また、取り組みが一部の企業に留まっている、何から取り組めば良いか分からない、自社の現状を把握していない、当事者の声が反映された制度・環境になっていない等の企業レベルの課題や、職場や身近に相談できる人や場が少ない、周辺の人の理解・意識に差がある、といった個人レベルでの課題もいろいろ聞こえてきますが、このような課題について誰もが気軽に参加し、話し合い、アクションに移すことができる場がまだ十分にない、という状況です。
- そこでD&Iの一歩先を作り出す新しいAllyコミュニティ「E&Jラボ!」をスタート
- 「E&Jラボ!」のスタートに先立ち、11月2日に「E&Jラボ!」開設記念イベントを開催
- 「E&Jラボ!」 について
「E&Jラボ!」は、多様な人と人が気軽に繋がり、みんなでD&Iについて探求していくコミュニティです。「E&Jラボ!」に集う人々のことを研究員と呼びます。
研究員たちは「どうやったらD&I の課題を乗り越えられるのか」、「どうやったら楽しくてみんなが参加したくなる仕掛けを作れるのか」「どうやったら自社のD&I推進が盛り上がるのか」を日夜探求し、実証実験を繰り返していきます。
回によっては専門のゲスト(博士(仮))を招きます。「E&Jラボ!」は、D&I をあかるく、たのしく、おもしろくみんなで考え、未来の多様性について考えるコミュニティです。
- 「E&Jラボ!」 開催概要(予定)
◆開催方法:リアル開催 or オンライン
◆日 程:2021年11月末頃から開始予定。毎月1回程度
◆対 象:大丸有エリア内外の企業人事・D&I推進担当者、当事者、テーマに関心のある個人の方
◆参 加 費:無料
◆ゲスト(予定):
<LGBTQテーマ> 女優、モデル、タレント、乙女塾代表 西原 さつき氏
<障がい者テーマ> 株式会社ミライロ 講師 原口 淳氏
さらに、「E&Jラボ!」の中から、関心のあるテーマごとに取り組める場として、「ミニラボ」を開催致します。まずは企業の人事・D&I推進担当者のミニラボを立ち上げ、自社の取り組み促進のヒントや事例を学べる機会を提供します。
- 「E&J ミニラボ」企業担当者サークル 開催概要(予定)
◆開催方法:リアル開催 or オンライン
◆日 程:2021年11月末頃から開始予定。毎月1回程度
◆対 象:大丸有エリア内外の企業人事・D&I推進担当者
◆モデレーター:堀川 歩氏(株式会社アカルク代表取締役社長)
◆参 加 費:無料
- 「E&Jカンファレンス」 開催概要
◆概 要:E&Jラボ!を立ち上げるにあたり、キックオフイベントを開催します。グローバル視点、障がい者、LGBTQ、女性、Z世代によるD&Iの発信等、国内外の多様性に関する事例に精通する豪華ゲストを招き、SDGsの視点から考えるこれからのD&I推進のあり方について考えます。
◆日 時:2021年11月2日(火)13:00~15:00(開場12:30/オンライン12:50入室開始)
◆参加方法:会場参加&オンライン視聴(zoom)
◆場 所:3×3 Lab Future(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階)
(https://www.33lab-future.jp/access.html)
◆登 壇 者:基調講演 デイビッド・マローン氏(国連大学学長)
パネリスト 垣内 俊哉氏(株式会社ミライロ代表取締役社長)
辻 愛沙子氏(株式会社arca CEO / Creative Director)
星 賢人氏(株式会社JobRainbow代表取締役CEO)
モデレーター:堀川 歩氏(株式会社アカルク代表取締役社長)
◆タイムテーブル(予定):
13:00 開始
13:05 基調講演「SDGsの視点から考える日本企業におけるD&I推進のあり方」(デイビッ
ド・マローン氏)〔※同時通訳あり〕
13:25 各登壇者による講演(垣内氏、辻氏、星氏)
14:30 パネルディスカッション(垣内氏、辻氏、星氏)
15:00 終了
◆参 加 費:無料
◆定 員:会場:30名/オンライン:170名
◆お申込み:予約制/
詳細はこちらから(https://act-5.jp/act/2021act4-4)
◆主 催:大丸有SDGs ACT5実行委員会(https://act-5.jp)
◆事 務 局:株式会社アカルク(https://akaruku.co.jp/)
◆登壇者プロフィール:
デイビッド・マローン氏(国連大学学長)
2013年に第6代国連大学学長および国連事務次長に就任。
現在2018年~2023年の2期目を務めている。カナダ出身のマローン学長は、ハーバード大学ケネディ行政大学院から行政学修士号、オックスフォード大学から国際関係の博士号を取得。前職は、カナダ国際開発研究センター総裁。それ以前は、国連経済社会理事会のカナダ代表、国連のカナダ大使および代表部次席代表、カナダ外務・国際貿易省の政策・国際機関・地球規模問題局局長、ニューヨークの国際平和アカデミー(現国際平和研究所)所長、カナダ外務・国際貿易省次官補、カナダ駐インド高等弁務官、ブータンおよびネパールの非常駐大使を歴任。平和と安全保障問題に関して幅広く論文等も発表している。
垣内 俊哉氏(株式会社ミライロ代表取締役社長)
1989年に愛知県安城市で生まれ、岐阜県中津川市で育つ。生まれつき骨が脆く折れやすいため、車いすで生活を送る。自身の経験に基づくビジネスプランを考案し、国内で13の賞を獲得。障害を価値に変える「バリアバリュー」を提唱し、大学在学中に株式会社ミライロを設立した。高齢者や障害者など誰もが快適なユニバーサルデザインの事業を開始、障害のある当事者視点を取り入れた設計監修・製品開発・教育研修を提供する。
辻 愛沙子氏(株式会社arca CEO / Creative Director)
社会派クリエイティブを掲げ、「思想と社会性のある事業作り」と「世界観に拘る作品作り」の二つを軸として広告から商品プロデュースまで領域を問わず手がける越境クリエイター。リアルイベント、商品企画、ブランドプロデュースまで、幅広いジャンルでクリエイティブディレクションを手がける。2019年春、女性のエンパワメントやヘルスケアをテーマとした「Ladyknows」プロジェクトを発足。2019年秋より報道番組 news zero にて水曜パートナーとしてレギュラー出演し、作り手と発信者の両軸で社会課題へのアプローチに挑戦している。
星 賢人氏(株式会社JobRainbow 代表取締役CEO)
東京大学大学院情報学環教育部修了。Forbes 30 Under 30 Asia / JAPAN 選出。孫正義育英財団1期生。板橋区男女平等参画審議会委員。御茶の水美術専門学校 学校関係者評価委員。『LGBTの就活・転職の不安が解消する本(2020/3,翔泳社)』を出版。サステナブル・ブランド国際会議2021横浜におけるセッションに登壇。日本のインパクト・アントレプレナー35に選出。 NewYorkTimes/日経新聞/朝日新聞/日本テレビ「news zero」/フジテレビ「ホウドウキョク」/テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」など多数メディアに出演。これまでに上場企業を中心とし、500社以上のダイバーシティコンサルティングを実施。
モデレーター:堀川 歩氏(株式会社アカルク代表取締役社長)
1990年生まれ。大阪府出身。心の性は男性、身体的な性は女性として生まれる。高校卒業後に陸上自衛隊に入隊し、任期満了後は自分の目で世界の現状を確かめる為に世界一周の旅に出る。帰国後はLGBTの方の総合サポート事業を個人で立ち上げる。その後、ユニバーサルデザインのコンサルティング会社で人事部長を務め株式会社アカルクを設立。現大和ハウス工業株式会社のD&I/LGBT活躍推進アドバイザーや関西学院大学で非常勤講師も務める。
◆新型コロナウイルス感染症対応策について
客席数は、各会場キャパシティの 50%前後を目途に設定し、参加者が密集状態にならないよう配慮いたします。また、入場時の体温検査や、参加を事前予約制にして万一の場合にもトレースできるようにするなど、感染予防については入念な体制を整えて実施いたします。なお、感染拡大による緊急事態宣言発令等でやむを得ず、イベントの開催が、縮小、延期または中止となる場合がございます。
※1 <大丸有SDGs ACT5とは>
大丸有を起点として、大丸有内外の企業・団体が連携し、SDGs達成に向けた活動を推進するプロジェクトとして、昨年2020年に始動しました。
「サステナブル・フード」「気候変動と資源循環」「WELL-BEING」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」の5つのテーマを設定し、具体的なアクションを通じて、社会課題の構造的な問題を明らかにするとともに、社会課題解決型コミュニティの形成をミッションとしています。今後も、5つのテーマをベースに本取り組み発の様々なプロジェクトやソリューションが生まれていく姿を目指します。また、本年度は個人の行動変容促進を目的とした「ACT5メンバーポイントアプリ」も導入し、より多くの方々がアクションに参加できる仕組みを構築しています。
大丸有SDGs ACT5公式サイト:https://act-5.jp
【実行委員会構成企業・団体】
三菱地所株式会社(委員長)、農林中央金庫(副委員長)、株式会社日本経済新聞社(副委員長)、株式会社日経BP、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、大丸有エリアマネジメント協会、大丸有環境共生型まちづくり推進協会、丸の内熱供給株式会社、株式会社三菱総合研究所
※2 Ally(アライ)とは
「味方」や「仲間」、「同盟」を意味する英単語「ally」が由来で、一般的にはLGBTQ当事者に寄り添い、理解する支援者を指して使われますが、ここでは、LGBTQに限らず、D&Iの様々な当事者を理解・応援する人、として位置付けています。
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