シンクスヘルスケア、医療サプライチェーン最適化に向けIoT在庫管理システム「スマートマットクラウド」を導入
クリニックの経営効率化と利益率向上を目指し、新たな在庫管理支援サービスの事業化を視野に
IoT在庫管理システム「スマートマットクラウド」を展開する株式会社エスマット(所在地:東京都品川区、代表取締役:志賀 隆之/林 英俊、以下:エスマット)は、海外の先進医薬品・医療機器の導入や輸入代行を行う株式会社シンクスヘルスケア(所在地:東京都港区、代表取締役:戸髙 大志、以下:シンクスヘルスケア)に「スマートマットクラウド」を導入いただいたことをお知らせします。
本導入を皮切りに、両社は美容クリニックをはじめとする自費診療領域におけるサプライチェーン全体の最適化を目指し、共同で実証実験を開始いたします。

■ 導入の背景と目的
近年、美容クリニックをはじめとする自費診療領域では、来院患者数の変動や施術内容の多様化が急速に進んでいます。これに伴い、使用される医薬品や医療資材の種類・数量も大幅に変動し、多くの医療機関で以下のような課題が顕在化していました。
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在庫切れによる施術機会の損失
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過剰在庫による保管コストや廃棄ロスの増大
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発注・棚卸など在庫管理業務におけるスタッフの負担増
シンクスヘルスケアではこれらの課題を解決し、サプライチェーン全体の効率化を実現するため、リアルタイムでの在庫可視化と発注自動化を可能にするIoT在庫管理システム「スマートマットクラウド」の導入を決定いただきました。
■ IoT在庫管理システム「スマートマットクラウド」について
「スマートマットクラウド」は、重量センサーを搭載したIoTマットの上に医薬品や医療資材などの在庫を置くだけで、残量を自動で計測し、クラウド上に記録するシステムです。在庫があらかじめ設定した発注点を下回ると、自動で発注を行う機能も備えており、在庫管理に関わるあらゆる業務をDX(デジタルトランスフォーメーション)します。
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主な特徴
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在庫の見える化: PCやタブレットからいつでもどこでも正確な在庫状況を確認可能。
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発注自動化: 発注ミスや漏れを防ぎ、人的工数を大幅に削減。
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データ活用: 在庫データの分析により、需要予測や適正在庫の維持に貢献。
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■ 今後の展望:医療機関向け在庫管理支援サービスの事業化へ
シンクスヘルスケアは、今回の「スマートマットクラウド」導入を第一歩とし、将来的には医療機関向けの在庫管理支援サービスを事業化することを目指しています。
まずはエスマットと共同で実証実験を行い、本システムの有効性を検証。将来的には「スマートマットクラウド」を基盤とした独自のサービスを構築し、クリニックの経営課題である需給マネジメントを強力に支援します。
◾️ SmartMat Cloud(スマートマットクラウド)の概要

SmartMat Cloudは、現場のあらゆるモノの実在庫をIoTで見える化し、在庫管理をかんたん自動化・工程カイゼンを進めるDXソリューション(SaaS)です。従来、多大な人手を掛けていた棚卸、人手では不可能だったリアルタイムでの実在庫把握など高度な員数管理、さらに発注まで完全自動化することで省人化・高度化を実現します。2018年冬の事業開始以降、製造業・サービス業に加え、医療機関など、幅広いお客様に採用。既に1,200社を超えるお客様に活用されています。
◾️ 株式会社エスマット(旧:スマートショッピング)
「日々のモノの流れを超スマートに」することを目指し、IoT重量計を使った在庫管理自動化・DXソリューションを開発。製造業、医療機関などのBtoB向けには、あらゆる在庫の管理・棚卸や発注を自動化するSaaS「SmartMat Cloud」(https://www.smartmat.io/)を展開しています。
会社名:株式会社エスマット(旧:スマートショッピング)
所在地:東京都品川区東五反田2丁目9−5 サウスウイング東五反田
代表者:志賀 隆之/林 英俊
設立:2014年11月
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