【2023年度】建設業実態調査を発表。62.3%が週休2日確保を希望し、前年調査から9.9%増加へ。
調査結果レポート:https://souken.suke-dachi.jp/blog/202310-report01-survey01
■調査概要
調査方法:『助太刀』アプリ内におけるWebアンケート調査
調査対象:『助太刀』アプリに登録のある建設業従事者 (有効回答者:400名)
実施期間:2023年7月18日〜8月3日
実施主体:助太刀総合研究所
■調査結果
隔週で週休2日を確保できている回答は半数以上を超えているものの、4週8休(週休2日)以上休日を確保できている回答者は15.3%に留まった。
週休2日を確保したいと回答した人は全体の62.3%を占めた。なお、2022年1月に実施した調査より、週休2日希望者が9.9%増加する結果となった。
過去1年の年収の増減状況については、全体の80.3%が「過去1年で年収が上がっていない」と回答した。
年齢別では、20代では34.6%が「上がった」と回答したものの、30代以降は年代層が高齢になるに連れ、「上がった」の回答に減少傾向が見られた。
建設業界の課題として、「仕事に対する適切な単価」に対する意見が最多となった。
建設業界の魅力としては「やりがい・達成感」に関する意見が最多となった。
■まとめ
2024年問題や万博の施工について現在建設業の働き方や業界構造について関心が高まっており、職人を始めとする建設業界の収入、働き方、課題などについて調査を行いました。
調査結果から、週休2日確保の希望が1年前に比べて約10pt上昇するなど、社会潮流に沿って建設業でも働き方への関心が高まっていることが明らかになりました。
収入に関しては、20代でも1,000万円を超える収入の実現が可能である魅力的な業界である一方、30代以降は年齢上昇と収入増加に相関が見られず、収入が一定水準で停滞する傾向となりました。
建設業の課題としては「適切な単価支払」に関して多く意見が挙がりました。発注者は客観的かつ適切な支払いを行う配慮、受注者は経験をどう活用するかの考慮が重要になってくると考えられます。
さらに、調査結果からは建設業の魅力に関する意見も多く挙がりました。やりがいと達成感、モノづくりの楽しさといった業務内容そのものの魅力は建設業界にとって大きなアピールポイントになると考えられます。
■助太刀総合研究所について
『助太刀総研』は、「建設現場を魅力ある職場に。」というミッションのもと、外部の有識者および第三者機関と共に、建設業界の潮流を捉え、現状や可能性をあらゆるデータを用いながら可視化し未来における建設業界の在り方を研究する組織です。
当社が提供するサービスで得た知見を活用しながら、トレンドや実態調査を含むマーケットリサーチ、有識者を招聘しての勉強会や対談などを通じて、建設業界を魅力ある職場にするべく取り組んで参ります。
『助太刀総研』:https://suke-dachi.jp/souken/
■会社概要
社名:株式会社 助太刀
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 我妻 陽一
所在地:東京都新宿区西新宿6丁目18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー14階
設立:2017年3月30日
資本金:90,000,000円
事業内容:インターネットを利用したサービスの企画、制作及び運営
URL:https://suke-dachi.jp/company/
「助太刀」サービスサイト:https://suke-dachi.jp/
「助太刀社員」サービスサイト:https://shain.suke-dachi.jp/
運営メディア「週刊助太刀」:https://media.suke-dachi.jp/
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社 助太刀
担当:真覚
TEL:03-6258-0906
Email:pr@suke-dachi.jp
すべての画像