宿泊施設に特化したAI電話エージェント「talkappi IVR」、ホテルでの実証実験を開始
AIが電話の一次対応を担い、フロント業務の中断を削減。チャット・電話・メールを共通ナレッジでつなぎ、2026年内の本番リリースを目指す。
株式会社アクティバリューズ(本社:東京都渋谷区)は、宿泊施設向けAI活用プラットフォーム「talkappi(トーカッピ)」において、チャット・電話・メールを共通ナレッジで運用するAI電話エージェント 「talkappi IVR(トーカッピ アイブイアール)」の基本機能の開発を完了し、2026年9月15日より宿泊施設での実証実験を開始します。
実際の運用環境で応答精度・自動化率・運用性を検証し、2026年内の本番リリース・提供開始を目指します。また、本年10月・11月より実証実験に参加いただける宿泊施設を追加で募集します。

開発の背景
宿泊施設では、チェックイン・チェックアウト時の着信集中や夜間・早朝の人手不足、同じ問い合わせへの繰り返し対応など、電話対応がフロントスタッフの大きな業務負担となっています。特に電話は、目の前のゲスト対応やフロント業務を中断させてしまうことが、現場にとって大きな課題です。
アクティバリューズは、宿泊施設の問い合わせ削減を目的に、多言語AIチャットボットを提供し、現在は全国2,200以上の宿泊施設で活用されています。チャットボットは定型的な質問やFAQへの問い合わせを自動化し、電話件数の削減に貢献してきました。
一方で、チャットだけでは電話問い合わせをゼロにすることはできません。宿泊施設の問い合わせ対応全体を効率化するためには、チャット・電話・メールを分断せず、一貫した情報で運用できる仕組みが必要でした。
そこで当社は、新たなサービスとして、「talkappi IVR」の開発を進めてきました。
「talkappi KNOWLEDGE」を共通情報源として活用
「talkappi IVR」の最大の特徴は、宿泊施設向け自律更新型AIナレッジ基盤「talkappi KNOWLEDGE」を共通情報源として活用することです。
館内情報やFAQ、各種マニュアルなどを一元管理し、チャット・電話・メールが同じ情報を参照することで、チャネルごとに情報を管理する手間を削減し、ゲストへ常に一貫した案内を提供できます。
すでに「talkappi ChatAgent(旧 talkappi CHATBOT)」を利用している宿泊施設では、チャットで活用しているFAQや館内情報をそのままIVRでも活用できるため、電話専用にFAQやシナリオを作り直す必要がありません。
限られた人的リソースでも、情報更新と問い合わせ対応を効率よく両立できる運用を実現します。

電話対応の負担を4つの観点から軽減
「talkappi IVR」は、宿泊施設が抱える電話対応の課題を、次の4つの観点から解決することを目指します。

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量(着信の集中):AIが一次対応し、人による対応が必要な電話のみスタッフへ接続
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時間帯(夜間・早朝の人手不足):24時間365日AIが応答。対応できない場合は録音で受付
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繰り返し対応(同じ問い合わせの反復):KNOWLEDGEとFAQを参照し、よくある問い合わせへ自動回答
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不要対応(営業電話など):AIが用件を仕分けし、取り次ぎ不要な電話を削減
電話対応をAIと人で最適に分担することで、スタッフが本来注力すべき接客やおもてなしの時間を生み出します。
こんな宿泊施設におすすめ
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すでにtalkappi ChatAgent(旧 talkappi CHATBOT)をご利用中の施設
既存のFAQ・館内情報をそのまま電話でも活用でき、追加運用を最小限にIVRを導入できます。 -
電話問い合わせが多いホテル・旅館
チェックイン前後の着信集中や夜間対応をAIが一次受付し、フロント業務の中断を削減します。 -
訪日ゲストへの電話対応を強化したい施設
日本語・英語・中国語・韓国語に24時間対応し、多言語での電話案内を実現します。
開発完了した基本機能
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24時間365日、AIが一次対応
→ フロント業務の中断を削減し、営業時間外も自動受付 -
問い合わせ内容に応じた電話の振り分け・スタッフ取り次ぎ
→ 必要な電話だけをスタッフへ接続し、対応効率を向上 -
多言語対応
→ 日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語で訪日ゲストにも対応 -
SMS自動送信
→ 館内案内・アクセス・忘れ物・送迎予約フォームなどをURLで案内 -
通話録音・文字起こし・AI要約
→ 管理画面で履歴を確認でき、引き継ぎ漏れを防止 -
有人応答内容のAIナレッジ自律更新
→ スタッフが対応した電話内容をAIがFAQ・ナレッジ候補として蓄積し、継続的に案内品質を向上
※各機能の詳細は、本番リリース時にあらためて発表予定です。
今後の予定
今回の実証実験では、実際の宿泊施設でAIの応答精度や自動化率、現場での運用性を検証し、本番リリースに向けた改善を進めます。
さらに、PMSやサイトコントローラーとの連携開発を進め、問い合わせ対応に加え、将来的には予約確認・変更・空室案内・宿泊予約・決済まで、電話自動応答で完結させることを目指します。
アクティバリューズは、チャット・電話・メールをAIでつなぎ、宿泊施設の業務効率化とゲスト体験の向上を支援してまいります。
代表コメント
株式会社アクティバリューズ 代表取締役社長 陳 適
宿泊施設の現場では、電話が鳴るたびにフロント業務や目の前のお客様への対応が中断されます。人手不足が深刻化する中、この繰り返しこそが現場を疲弊させる大きな要因です。私たちが「talkappi IVR」で解決したいのは、電話の件数を減らすことではなく、この“業務の中断”そのものです。
「talkappi」は10年にわたり、宿泊施設の問い合わせ対応に特化したサービスを提供し、日本全国2,200以上の宿泊施設でノウハウを蓄積してきました。その知見とナレッジを活用することで、電話でもチャットやメールと変わらない、施設ごとに最適化された案内を実現します。
さらに今後は、予約エンジン・PMS・サイトコントローラーと連携し、AIによる電話対応の完結率を現在の3〜4割から8割以上へ高めることを目指します。予約確認や変更だけでなく、会員・リピーターのお客様の電話予約までAIが完結できるようになれば、電話は“業務を止める存在”から“売上を生み出すチャネル”へと進化します。
今回の実証実験では、現場の声を丁寧に取り入れながら、本当に宿泊施設で使いやすいAI電話エージェントへと磨き上げ、年内の本番リリースを目指します。これは電話対応の効率化にとどまらず、宿泊業の顧客接点全体を再設計する第一歩だと考えています。
◎ IVRを検討中の施設
◎まずはチャットから始めたい施設
【会社概要】
会社名:株式会社アクティバリューズ
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目23−15 A-PLACE代々木9階
会社設立:2016年6月17日
代表取締役社長:陳 適
資本金:4億9,645万円(資本準備金を含む)
URL:https://activalues.com
株式会社アクティバリューズは、2026年6月、宿泊業界向けAI活用プラットフォーム「talkappi」のブランドメッセージを「すべてが、つながりはじめる。」へ刷新しました。このブランドメッセージのもと、talkappiは単なる業務効率化にとどまらず、現場に蓄積される知見や接客経験を“資産”として活かすことで、顧客体験と施設運営の進化を支援しています。宿泊施設内に分散する予約情報、館内案内、接客履歴、各種システムデータを横断的に統合・整理し、AIを活用しながら、一貫した接客と継続的な価値創出を実現します。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社アクティバリューズ
info@activalues.com
担当:西田(営業)、李(広報)
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