本気でバナナペーパーを広げるために。877人の名刺を無償でバナナペーパーに変える「877人から始めるバナナ名刺プロジェクト」を始動。11/15の「OPPフェス東京」にて第1回募集

第1回募集は11月15日(金)開催の「ワンプラネット・ペーパー®フェス2024東京」にて。6種類のデザインからおひとつ選んでいただき、無償で名刺をご提供いたします。

株式会社 高速オフセット

株式会社高速オフセット(本社:大阪市西区、代表:島田 智、以下高速オフセット)のKAMIKENチームでは、SDGs17項目すべてに関わる用紙・バナナペーパーの更なる使用拡大を目指し、名刺を無償で作る「877人から始めるバナナ名刺プロジェクト」を企画。まずは877人分の達成に向けて活動を開始します。

第1回募集概要

お選びいただけるデザインは計6種。

名刺デザインをPDFで見る

d90597-134-e872f7a4de882428c7c9abda94c2991a.pdf

※デザインは予告なく変更する場合がございます。

●BUSINESS

様々なビジネスシーンでお使いいただけるデザインです。

●CULTURE

バナナペーパー工場のあるザンビア・エンフエ村で見かけた柄や、現地の挨拶言葉「こんにちは」を印字しています。

●NATURE

ザンビア・エンフエ村の風景や、生息する動物のイラストが入ったデザインです。

応募方法

展示会など対面でのイベント時に募集いたします。第1回は11月15日(金)開催の「ワンプラネット・ペーパー®・フェス2024」高速オフセットブースにて対面でのみ承ります。

※第2回は未定(決まり次第ご案内いたします)。

※ご応募の際、お名前や社名等の個人情報を頂戴いたします。個人情報の取り扱いにつきまして、また詳細の応募条件につきましては、現地でご案内する応募フォームの規約をご確認ください。

ワンプラネット・ペーパー®・フェス2024 開催概要はこちら

https://www.kousoku-offset.co.jp/magazine/column-oneplanet-paper-event2024/

「触ってみること、使ってみることをまずは体感してほしい」。プロジェクト開始の背景

高速オフセットでは、「サステナブル紙を使ったワクワクする紙製品で、持続可能な世界を作る」ことをビジョンとした取り組み「KAMIKEN」を進めています。

KAMIKENの取り組みの1つに、普及を進める「バナナペーパー」という用紙があります。

▲バナナペーパーの拡大図。ザンビア・エンフエ村で育ったオーガニックバナナの茎から採取される茎繊維を使用

環境面だけではなく、貧困、教育、女性支援にもつながり、SDGs17項目に貢献することができます。

※参考:サステナブルを紙から取り組む。人と地球にやさしいバナナペーパーの魅力を知ろう! ( https://www.kousoku-offset.co.jp/magazine/column-service-20201015/ )

バナナペーパーは高校1年生向け英語の教科書「Power On」(東京書籍発行・文部科学省認定)に題材として登場するなど、徐々に認知が拡大してきていると認識しています。

一方で、展示会やイベント等で企業の皆様に話を聞くと、「個人的に使用したいが、費用の観点で会社からの許可が出ない」という声を多々お聞きします。

そこで、「個人的にバナナペーパーが好き」という方向けに、普段お使いの名刺とは別に「セカンド名刺」としてバナナペーパーをご活用いただくことで、バナナペーパーを知る機会を増やしたり、渡すときの手触りをご体感いただきたいと考えました。

バナナペーパー普及の始まりは、若手社員の一声から。

私たちがバナナペーパー普及の取り組みをはじめたきっかけは、当時入社3年目だった営業社員の一声でした。廃棄される素材を使うことだけではなく、フェアトレードの観点にも着目し、貧困や教育、女性の雇用支援にもつながる…。

こんなにも素敵な用紙があるなんて!

紙を使わないという選択肢ではなく、「使うこと」で、世界の課題解決に繋がることができる。そんな優しく、温かいストーリーに共感し、この紙を広めていくことを決めました。

さっそく、取引先に紹介したり、公式サイトにて記事を掲載したところ、ぽつぽつと問い合わせが。1枚の紙に込められた希望を「素敵だ」と共感してくださる方が他にもいるのだと、心が熱くなりました。

営業活動だけではなく、正しい知識をお客様に還元したいと「ワンプラネット・ペーパー®協議会(バナナペーパーを推進する団体)」へ入会。また、どのような製品が作れるのかをイメージしてもらうべく、数々のバナナペーパー製品を企画製造してまいりました。そして、2024年1月には当社全体の名刺を順次バナナペーパーに切り替えていくこととなり、社会課題解決に社員全員で関わることができるようになりました。

▲公式サイトに初めて掲載した記事。この記事をきっかけにぽつぽつと問い合わせが入る
▲2024年 1月に当社の名刺を順次バナナペーパーに変更

▲2023年開催「エコプロ」に出展し、バナナペーパーを解説(https://www.kousoku-offset.co.jp/magazine/column-ecopro2023/)
▲子どもたちに渡した「紙研究所認定証」。バナナペーパーでできていることを知ると、においをかぐ子どもたちも
▲2024年開催の「ワンプラネット・ペーパー®・フェス2024 in大阪」にて配布したバナナペーパー・チームボイス集
▲現地でヒアリングした内容に加え、これまで当社がバナナペーパーを取り扱うことで起きた日本国内での変化を収録。個々の声をベースに仕上げており、KAMIKENチーム内では「おことばブック」の愛称で呼ぶことも

SDGs貢献だけではない、「やりがい」をも生み出す力を持つ用紙

若手社員1人ではじめた企画でしたが、今ではサステナブル紙全体を研究するチーム「KAMIKEN」として運営。試作品製造や広報・啓発活動を行い、「紙から持続可能な世界を作る」ことを目指しています。

2024年には、「本当にバナナペーパーはザンビア現地のためになっているのか」「安心して企業の皆様にお使いいただける紙なのか」を把握すべく、若手社員が調査ツアーに参加。

商流の確認はもちろん、現地で働く職員から「この仕事を本当に誇りに思っています」という声を聞き、サステナブルなアプローチだけではなく、人々に新たな価値をもたらしている用紙だということが分かりました。

※参考:【バナナペーパーと私たち vol.1】ザンビア現地視察レポート~茎繊維工場編~

https://www.kousoku-offset.co.jp/magazine/column-zambia-report/ )

▲商流、製造工程を確認。「自信をもって企業の皆様にご提供できるサステナブル紙」
▲工場で働くメンバーと交流。バナナペーパー工場で働きたいという現地住民はたくさんいるが、雇用を生み出すためには日本での需要を増やす必要があることを再確認
▲バナナペーパーの普及活動を始めた若手社員がザンビア・エンフエ村工場の視察へ

はじまりは個人の思いでしたが、続けることで社内・社外に「サステナブルな輪」が広がっていると感じています。

「877人から始めるバナナ名刺プロジェクト」を実行することで、バナナペーパーが好きという方にまずは名刺からご使用いただき、個人から社会へ「サステナブルな輪」が広がることを目指します。

高速オフセットについて

■特許・表彰など

・1986年 毎日新聞社とその関連会社の出資により設立

・2008年 FSC®-COC認証(FSC-C020167)取得

・2012年 持ち株会社・毎日新聞グループホールディングスが100%株式を保有する子会社となる

・2015年 ISO14001 認証取得(東京支社、京都営業所)

・2017年 ISO14001 自主運営へ切り替え

・2018年 ショールーム兼新商品開発などを行う「プリントラボラトリー」が誕生

・2020年 バナナペーパー取り扱いスタート

・2023年 ワンプラネット・ペーパー®協議会入会。「エコプロ2023」にて紙研究所を初出展。KAMIKENプロジェクトを本格始動

・2024年 バナナペーパーの原料となる茎繊維をつくるザンビアを現地視察。大阪初開催のワンプラネット・ペーパー®フェスに初出展。子ども環境教育情報紙「エコチル」オフィシャルパートナープログラム2024に参画。小学生向けに工場見学を実施。「877人から始めるバナナ名刺プロジェクト」を開始

■会社概要

会社名:株式会社高速オフセット

本社所在地:大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビル

https://www.kousoku-offset.co.jp/

※PRTimesを見ての営業メール等はお控えください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社 高速オフセット

3フォロワー

RSS
URL
https://www.kousoku-offset.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビル
電話番号
06-6556-6500
代表者名
島田 智
上場
未上場
資本金
9100万円
設立
1986年12月