株式会社KAKEAI「隔週休3日制・1日あたり8.5時間・出社金曜日は1on1」開始のお知らせ

株式会社KAKEAI

1on1ミーティングをはじめとする面談サポートシステム「Kakeai(カケアイ)」を開発・運営する株式会社KAKEAI(本社:東京都港区 代表取締役 本田英貴、以下KAKEAI)は「隔週休3日制・1日あたり8.5時間・出社金曜日は1on1」を開始したことをお知らせします。

制度概要(隔週休3日制・1日あたり8.5時間・出社金曜日は1on1)

休日

これまでの土・日・祝日・年末年始に加え、隔週金曜日(※)を会社の定める休日へ追加

※各月の祝日により変動あり

勤務時間 

勤務日の1日あたり所定労働時間は、これまでの8.0時間から8.5時間へ変更(月あたりの所定総労働時間は約4.5%減)

※各月の祝日を加味したカレンダーにより月毎の変動あり。上記は2025年の全体を制度変更前と比較した場合の減少率

給与

制度変更前と同じ給与

出社形態

制度変更前と同じ完全出社

出社の金曜日   

本制度によって休日となる金曜日以外の「出社の金曜日」については、

お客様対応は行わず、1on1ミーティングや全社ミーティングに時間をあてる

※祝日が含まれる週の金曜日は通常通りの業務

株式会社KAKEAIについて

  • 2018年創業(2020年サービスローンチ)

  • 従業員数80名(2025年4月時点)

  • ベンチャーキャピタル等から累計24億を調達(資金調達時のプレスリリースはこちら

  • 1on1ミーティングをはじめとした面談サポートシステム「Kakeai」の開発・運営・販売・ご利用サポートを行うスタートアップ企業

  • 1on1・面談サポートシステム「Kakeai」ご利用企業の一部

アサヒ飲料、旭化成ホームズ、アサヒグループジャパン、朝日生命、出光興産、伊藤忠商事、インテック、SCSK、NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、ENEOSマテリアル、大林組、奥村組、小野薬品工業、オリックス自動車、キヤノンマーケティングジャパン、キユーピー、キリンビバレッジ、KDDI、小林製薬、Cygames、三機工業、資生堂、シャープ、新日本空調、住友商事、センコーグループホールディングス、大成建設、大日本印刷、大鵬薬品工業、高砂熱学工業、宝ホールディングス、竹中工務店、タツノ、DTS、TDK、帝人ファーマ、電源開発、トヨタ自動車、豊田自動織機、日本電信電話、日本郵便、日本たばこ産業、ネオキャリア、農林中央金庫、パーソルキャリア、阪急阪神ホールディングス、日野自動車、富士通、ブリヂストン、三井住友ファイナンス&リース、三井物産、三菱商事、三菱電機、ヤマハ発動機、楽天グループ、LIXIL、リコージャパン、他

検討の背景・経緯

2020年のサービスローンチ以来、当社は高い成長を続けてまいりましたが、限られた人員の中で、より早く・大きな社会的アウトカムを生み出せる企業となるべく、生産性向上を目的に、働き方の進化を検討してまいりました。

3ヶ月間の「週休3日、1日あたり9.5時間」の試行(2024年5月〜7月)

まず2024年5月から7月の3ヶ月間、「週休3日・1日あたり9.5時間勤務(休日を増やしつつ、所定の総労働時間は維持)」という働き方を試行しました。

この取り組みの結果、下記が確認されました。

ほぼ全ての組織で

生産性が向上                           

期間中の1人あたり労働時間は試行前と同等(微減※)であったにも関わらず、営業、カスタマーサポート部門、プロダクト企画部門で、各種KGI・KPIが試行前に比べて改善。開発部門のみ生産量が減少。

※1人あたりの労働時間は微減:試行開始前の2024年1月〜4月平均と、試行期間中の5月〜7月平均を比較すると、1日あたり5分・月あたり約1時間の減少

1日の疲労感の増大

×

上記の通り生産性が向上した一方で、1日あたりが8時間から9.5時間になったことにより、社員からは「1日あたりが長いことによる疲労や集中力維持の難しさ」「休日が1日増えたものの、蓄積した疲れによって有効活用しきれない」という声が生まれた。

重要な対話やミーティング時間の減少

×

緊急度の高い仕事に時間が割かれる/割くことが増え、「非常に重要だが、相対的に緊急度が低い」下記のような時間が減った。

  • お互いを理解し合ったり、仕事を振り返ったり、将来のことを語ったり、信用・信頼関係を高めるための対話(1on1ミーティング)

  • 部門横断のミーティングや、全社の方針やビジョン、大切にしている価値観等についてのミーティング

試行を踏まえ、「隔週休3日制・1日あたり8.5時間・出社金曜日は1on1や部門横断/全社のミーティング」への改訂

「週休3日、1日あたり9.5時間(休日を増やすが、所定総労働時間は変えない)」の試行を踏まえ、2024年(昨年)の8月〜12月の5ヶ月間「隔週休3日制・1日あたり8.5時間・出社金曜日は1on1や部門横断/全社のミーティング」という働き方へ取り組みました。

その結果、「週休3日、1日あたり9.5時間」施行で課題となった事象は解消されながら、生産性向上は継続されました。

社員の全員が「賛成」、全体の61%が「とても賛成」

「隔週休3日制・1日あたり8.5時間・出社金曜日は1on1や部門横断/全社のミーティング」にどの程度賛成ですか?という質問に対しては、社員の全員が「賛成」であり、全体の61%が「とても賛成」

労働時間が減った一方で、「自分自身がこなせる仕事の量が〝減った〟」と感じる社員は0%

45%の社員が〝増えた〟と回答

「週休2日の時と比べ、自分自身がこなせる仕事の量はどのように変わったと感じますか?」という質問に対しては、「減った」は0%、「増えた」は約45%(とても増えた2%、増えた20%、やや増えた23%)、「変わらない」も55%

個人の成長のための時間、家族との時間、副業や学習、健康管理に充てている

「お休みの金曜日や、お休み金曜日を含む3連休の過ごし方を教えてください」

週末の3日間は、生産性とリラックスのバランスを取るようにしている。休みの金曜日は、何か新しいことを学んだり、趣味に取り組んだりするなど、個人的な成長に集中することが多い。土曜日は用事を済ませたり、友人や家族と過ごしたり、好きなことをして過ごしている。日曜日は、映画鑑賞や読書をしたり翌週の準備をしたりとリラックスして自分を充電している。

国内の温泉旅館に2泊3日で出かけて、会社のシゴトと個人のシゴトと遊びにバランスよく、心地よく、時間を使っています!!!

金曜日がお休みになった時点で、計画をたくさん立てました!

平日のうちに買い物を済ませる。土日混んでいる温泉に行く。興味のある分野の技術習得。など

もっぱら子育てですが、土日だと混んでいる行楽地に空いているタイミングにいけるので、とても助かっています。

親の介護などに時間を使っています。

体を休めること以外に使えていると思います。

読書や運動、休日には行きづらいところ(役所など)に充てたりしています。

会社の同僚と遊んだり、英語の勉強をしたり、本を読んだりしています。

平日に行きやすい場所に行く(病院、美容院、クリニック、人気の飲食店など)

産休中や育休中など平日にしか会えない友達と過ごす。

平日にしかできない役所手続きや通院。リフレッシュや仕事以外のインプットとして、美術館、新しい場所などへの訪問や読書など。

副業をする時間にも充てることができて個人のスキルを伸ばすことに時間を充てている。

お休みの金曜日は、読書や語学の勉強の時間、日頃の仕事の振り返りや将来を考える時間に充てられています。お休みの金曜日を含む3連休では、実家の関西への帰省や旅行など心身共にリフレッシュする時間を過ごせています。

複業をしている他の仕事をしています。

買い物やドライブ探索等。人や車が少ないのでストレスなく行動できるのが利点。

技術学習、平日ゴルフ(に参加できるようになった)、子供の習い事の送迎、妻とランチ。

休日金曜は「これまで出来なかったこと」に過ごすようにしています。例えば定期的なサイクルに入っていない家事に専念する、仕事関連で中長期的な視点の考えごとをする、平日しか空いていないお店でランチを食べる、何もせずゆっくりする等です。金曜は妻が仕事なので3連休全てを一緒に過ごすことはできませんが、金曜夜に待ち合わせて食事すること等はこれまで作れなかった時間の使い方なので、そうした意味でも隔週3日制は満足しています。

家事や家族との時間、通院や役所に行くなどの用事(平日なので予約や調整がしやすい)や、心身の休養(3連休の喜びもある)、日ごろ忙しい中だとなかなか落ち着いて取れない振り返りやマインドセットなど内省の時間。

代表取締役 本田英貴より

本制度の検討・実装の背景にあるのは、「既成概念にとらわれることなく、いかにして継続的な事業成長を実現し続けるか」という一点です。

私たちはこれまで、事業そのもの、そして組織の両側面において、「組織の成長と、そこにいる人との関係」に向き合ってきました。

目指すべき事業の成長があり、その前提となる環境や状況は、絶えず変化し続けています。

同時に、働く個人にとっても、働き方を含むキャリアの選択肢は多様化しています。

こうした中で、当社が取りうる最適なかたちは何か――その問いに、私たちはこれからも継続的に向き合い続ける必要があると考えます。

本制度は、それ自体で完結するものではありません。

今後も、企業の成長と、当社で働く一人ひとりの「今、ここで働く意味の創出」に向き合い、人事制度に限らない取り組みを、継続的に検討・実行してまいります。

株式会社KAKEAIについて

パーパス

あなたがどこで誰と共に生きようとも、
あなたの持つ人生の可能性を絶対に毀損させない。

企業概要

本社|東京都港区北青山2-13-5 青山サンクレストビル8F
設立|2018年4月12日
代表|代表取締役社長 兼 CEO 本田英貴
資本金|16億5818万円(資本準備金含む)
顧問|小島武仁|東京大学大学院経済学研究科 教授 東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)所長(経済学)他
特許|「二者間のコミュニケーションにおいて個々人への関わり方を改善するためのコンピュータシステム、方法、およびプログラム」他(特許6534179号、6602996号、6602997号、6651175号、6813219号、7057011号、7057029号、7084665号、7462175号、7566265号、米国特許第11461724号、韓国特許第10-2782724号)

1on1サポートシステムKakeaiについて

1on1ツールKakeaiは、複数の特許やAI・テクノロジー、また数十万人のKakeaiユーザーが日々実施する1on1のデータを活かし「現場の上司部下、および経営・人事の皆様の1on1にかかる負担を減らしつつ、質の高いコミュニケーションを生み出すツール」です。従業員数名の企業から数万人の企業、病院、学校、保育園、介護施設、飲食店等、あらゆる業種・職種の皆様にご利用いただいています。

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会社概要

株式会社KAKEAI

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URL
https://kakeai.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
港区 北青山2-13-5 青山サンクレストビル8F
電話番号
03-6721-1176
代表者名
本田英貴
上場
未上場
資本金
16億5818万円
設立
2018年04月