【2024年最新版|ベビーシッター利用に関する調査】94.6%の保護者が、ベビーシッター利用で「家庭に変化があった」と回答、2020年比8.1ポイント増 「子どもとの向き合い方に変化がうまれた」

〜92.8%の保護者が、これから出産を迎える方に「ベビーシッター利用を勧めたい」と回答、2020年から3.6ポイントアップ〜

株式会社 明日香

 株式会社明日香(本社:東京都文京区、代表取締役:萩野 吉俗、https://www.g-asuka.co.jp/index.htm)が運営する子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ(https://konnect-labo.jp/)」は、ベビーシッターサービスを利用したことのある、未就学児をもつ保護者111名を対象に、ベビーシッターサービスを利用したことによる家庭の変化の調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 なお、本調査では、2020年版の同内容調査(※1)と比較して発表いたします。

■調査サマリー

  • 01|ベビーシッターサービスの利用を始めたきっかけ、「企業・法人のSNS」が50.5%で最多、2020年から25.3ポイントアップ

  • 02|100%の保護者が、「ベビーシッターは、第2子以降の出産を後押しするきっかけになる」と回答

  • 03|91.9%の保護者が子どもの成長につれ、乳児期・幼少期に利用したベビーシッターによる効果を実感、2020年比3.6ポイント増

▼本調査のレポートダウンロードはこちら:https://bit.ly/3A83FHm

■調査概要

調査名称:ベビーシッターサービスを利用したことによる家庭の変化の調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年10月15日〜同年10月17日

有効回答:ベビーシッターサービスを利用したことのある、未就学児をもつ保護者111名

※1|【2020年版】ベビーシッターサービスを利用したことによる家庭の変化の調査:2020年10月16日〜同年10月21日|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000043389.html

※2|構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「子ねくとラボ」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://konnect-labo.jp/

■ベビーシッターサービス利用のきっかけ、「企業・法人のSNS」が50.5%で最多、2020年から25.3ポイントアップ

 「Q1.ベビーシッターサービス利用のきっかけを教えてください。(複数選択)」(n=111)と質問したところ、「企業・法人のSNS」が50.5%、「他の子育て家庭から」が38.7%、「母親学級・サークルなどで」が37.8%という回答となりました。

Q1.ベビーシッターサービス利用のきっかけを教えてください。(複数選択)

<2024年(n=111)>

・企業・法人のSNS:50.5%

・他の子育て家庭から:38.7%

・母親学級・サークルなどで:37.8%

・インターネット上の広告:35.1%

・自治体や協会団体など:35.1%

・広報紙・チラシで:22.5%

・TV:19.8%

・新聞:7.2%

・その他:0.9%

・わからない:0.0%

<2020年(n=111)>

・インターネット上の広告:28.9%

・企業・法人のSNS:25.2%

・他の子育て家庭から:18.0%

・母親学級で:10.8%

・市役所や社協など:9.0%

・広報紙・チラシで:4.5%

・TV:2.7%

・新聞:0.0%

・その他:0.0%

・わからない:0.9%

■産後の不安、第1位「ワンオペ育児の不安」、第2位「不安定な体調」

 「Q2.産後に抱えていた悩みであてはまるものを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「ワンオペ育児の不安」が62.2%、「不安定な体調」が48.6%、「回復しない体力」が40.5%という回答となりました。

Q2.産後に抱えていた悩みであてはまるものを教えてください。(複数回答)

<2024年(n=111)>

・ワンオペ育児の不安:62.2%

・不安定な体調:48.6%

・回復しない体力:40.5%

・周囲に相談できる親族・友人がいないこと:37.8%

・パートナーの育児に対する理解のなさ:27.0%

・仕事への復帰・今後について:26.1%

・保育園選び:23.4%

・義実家との関係性:12.6%

・その他:0.9%

・特になし:0.0%

<2020年(n=111)>

・パートナーの育児に対する理解のなさ:58.6%

・ワンオペ育児の不安:53.2%

・不安定な体調:49.5%

・回復しない体力:41.4%

・周囲に相談できる親族・友人がいないこと:40.5%

・仕事への復帰・今後について:35.1%

・保育園選び:32.4%

・義実家との関係性:20.7%

・その他:15.3%

・特になし:1.8%

■9割以上の保護者が、ベビーシッターを利用したことで、「家庭に変化があった」と回答、2020年比8.1ポイント増

 「Q3.ベビーシッターを利用したことで、あなたおよびご家庭に変化はありましたか。」(n=111)と質問したところ、「とてもある」が32.4%、「ある」が62.2%という回答となりました。

Q3.ベビーシッターを利用したことで、あなたおよびご家庭に変化はありましたか。

<2024年(n=111)>

・とてもある:32.4%

・ある:62.2%

・あまりない:4.5%

・ない:0.0%

・わからない:0.9%

<2020年(n=111)>

・とてもある:39.7%

・ある:46.8%

・あまりない:9.0%

・ない:2.7%

・わからない:1.8%

■ベビーシッター利用で変化した内容、2020年と同じく「不安が解消した」が64.8%で最多

 Q3で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q4.変化した内容について教えてください。(複数選択)」(n=105)と質問したところ、「不安が解消した」が64.8%、「ストレスが解消した」が43.8%という回答となりました。

<2024年(n=105)>

・不安が解消した:64.8%

・ストレスが解消した:43.8%

・プロと話せることで元気がでた:39.0%

・リフレッシュできた:39.0%

・孤独・孤立を感じなくなった:25.7%

・仕事や趣味に集中できるようになった:17.1%

・一人の時間ができた・延びた:17.1%

・普段の育児を見直せるようになった:8.6%

・その他:0.0%

・わからない:0.0%

<2020年(n=96)>

・不安が解消した:62.5%

・ストレスが解消した:61.5%

・リフレッシュできた:49.0%

・プロと話せることで元気がでた:43.8%

・孤独・孤立を感じなくなった:40.6%

・仕事や趣味に集中できるようになった:33.3%

・一人の時間ができた・延びた:33.3%

・普段の育児を見直せるようになった:31.2%

・その他:13.5%

・わからない:0.0%

■ベビーシッターを利用したことで、家庭に変化があった保護者全員が、「ベビーシッターは、第2子以降の出産を後押しするきっかけになる」と実感

 Q3で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q5.ベビーシッターは、「第2子以降」の出産を後押しするきっかけになると思いますか。」(n=105)と質問したところ、「とてもなる」が59.0%、「なる」が41.0%という回答となりました。

Q5.ベビーシッターは、「第2子以降」の出産を後押しするきっかけになると思いますか。

<2024年(n=105)>

・とてもなる:59.0%

・なる:41.0%

・あまりない:0.0%

・ない:0.0%

<2020年(n=96)>

・とてもなる:59.4%

・なる:39.6%

・あまりない:1.0%

・ない:0.0%

■ベビーシッター利用を経て変化を感じたこと、「気持ちに余裕が持てて、人に優しくできる」や「仕事に集中できる」などの声

 Q3で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q6.ベビーシッターを利用したことで変化を感じた内容やエピソードを具体的に教えてください。(自由回答)」(n=105)と質問したところ、「気持ちに余裕が持てて、人に優しくできる」や「仕事に集中できる」など27の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

<2024年(n=105)>

  • 気持ちに余裕が持てて、人に優しくできる。

  • イライラが減った。

  • 不安があっても相談できる相手がいるので安心できる。

  • 仕事に集中できる。

  • 明るい自分になった。

  • ゆとりが生まれた。

  • 全てやらなくて良いので気が楽。

<2020年(n=62)>

  • シッターさんの子供への触れ合い方が勉強になった。

  • 人とのつながりの大切さを知った。

  • 産後うつから解放された。

  • 自分自身の負担が減った。

  • 肩の荷が軽くなった。

  • 気持ちに余裕が持てた。

  • 仕事との両立が楽になる。

■91.9%の保護者が、「子どもの成長につれて、ベビーシッターの効果を感じる」と回答、2020年から3.6ポイント増加

 「Q7.子どもの成長につれ、乳児期・幼少期に利用したベビーシッターによる効果を感じることはありますか。」(n=111)と質問したところ、「とてもある」が27.9%、「ある」が64.0%という回答となりました。

Q7.子どもの成長につれ、乳児期・幼少期に利用したベビーシッターによる効果を感じることはありますか。

<2024年(n=111)>

・とてもある:27.9%

・ある:64.0%

・あまりない:4.5%

・ない:1.8%

・わからない:1.8%

<2020年(n=111)>

・とてもある:36.9%

・ある:51.4%

・あまりない:5.4%

・ない:3.6%

・わからない:2.7%

■ベビーシッターを利用したことによる効果、「子どもとの向き合い方に変化がうまれた」や「遊びのレパートリーが広がった」が上位に

 Q7で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q8.具体的に感じる効果を教えてください。(複数選択)」(n=102)と質問したところ、「子どもとの向き合い方に変化がうまれた」が75.5%、「遊びのレパートリーが広がった」が52.0%、「パートナーとの関係性の向上」が32.4%という回答となりました。

Q8.具体的に感じる効果を教えてください。(複数選択)

<2024年(n=102)>

・子どもとの向き合い方に変化がうまれた:75.5%

・遊びのレパートリーが広がった:52.0%

・パートナーとの関係性の向上:32.4%

・生活のゆとりがうまれた:31.4%

・自分の時間が生まれた:19.6%

・育児に対する考え方の変化:11.8%

・その他:0.0%

・わからない:0.0%

<2020年(n=98)>

・子どもとの向き合い方に変化がうまれた:39.8%

・生活のゆとりがうまれた:23.5%

・パートナーとの関係性の向上:19.3%

・遊びのレパートリーが広がった:8.2%

・自分の時間が生まれた:8.2%

・育児に対する考え方の変化:1.0%

・その他:0.0%

・わからない:0.0%

■92.8%の保護者が、「ベビーシッター利用を勧めたい」と回答、2020年から3.6ポイントアップ

 「Q9.これから出産を迎える方に対して、あなたはベビーシッター利用を勧めたいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「とても思う」が31.5%、「思う」が61.3%という回答となりました。

Q9.これから出産を迎える方に対して、あなたはベビーシッター利用を勧めたいと思いますか。

<2024年(n=111)>

・とても思う:31.5%

・思う:61.3%

・あまり思わない:4.5%

・思わない:0.0%

・わからない:2.7%

<2020年(n=111)>

・とても思う:40.6%

・思う:48.6%

・あまり思わない:2.7%

・思わない:3.6%

・わからない:4.5%

■まとめ

 今回は、ベビーシッターサービスを利用したことのある、未就学児をもつ保護者111名を対象に、ベビーシッターサービスを利用したことによる家庭の変化の調査を実施しました。

 まず、ベビーシッターサービスを利用するきっかけは、「企業・法人のSNS」が50.5%で最も多く、2020年から25.3ポイント増加しました。次に、産後の不安として「ワンオペ育児の不安」が62.2%で最も多く、2020年の53.2%から9ポイント上昇しています。さらに、91.9%の保護者がベビーシッターを利用したことで、家庭に何らかの変化があったと感じており、前回調査から8.1ポイントの増加が見られます。また、家庭に何らかの変化があったと回答した保護者全員が、ベビーシッターの利用は「第2子以降の出産を後押しする」と実感しています。最後に、92.8%が、これから出産を迎える方に対して、ベビーシッター利用を勧めたいと答えており、2020年より3.6ポイント高い結果となりました。

 今回の調査では、ベビーシッターサービスが家庭に与える肯定的な影響が、2020年と比較して、さらに強まっていることが明らかになりました。特に、子育てにおける不安の軽減や、第2子以降の出産を後押しする効果は大きく、サービス利用の重要性が増しています。その背景には、令和3年度から令和6年度末の間で取り組まれている「新子育て安心プラン」において、保育の受け皿整備を目的に子育て資源としてのベビーシッターの活用が挙げられてきたわけですが、こういった施策が子育てを後押ししているのは事実のようです。

 少子化や共働き世帯の増加に伴い、育児に関する不安や負担を軽減するためのこうした支援の普及が、今後ますます求められるでしょう。

▼本調査のレポートダウンロードはこちら:https://bit.ly/3A83FHm

■「子ねくとラボ」について

 

 「子ねくとラボ」は、「子ども+Nursery(保育)+Education(教育)・Entertainment(エンターテインメント)+Creation(創造)+Trend(トレンド)」の要素から構成された、子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクトです。子育てや保育に関する「調査レポート」や「ニュース/記事」、また「子ねくとラボ」が提供しているサービスについて発信しております。

事業名   :子ねくとラボ

事業責任者 :末廣 剛

URL   :https://konnect-labo.jp/

サービス内容:・選ばれる園づくりコンサルティングサービス

       ・保育施設向け研修&巡回サービス

       ・保育専門実証実験 コーディネートサービス

       ・スタートアップ支援サービス

■会社概要

会社名  :株式会社 明日香

設立   :1994年8月30日

代表取締役:萩野 吉俗

所在地  :東京都文京区小石川5丁目2番2号 明日香ビル3F

事業内容 :■保育室の設置・運営(院内保育室、企業内保育室、認可保育所)

      ■自治体と連携した子育て支援事業

      (児童館、放課後児童クラブ、子育て支援拠点、こども広場等の運営)

      ■保育に関わる人材の派遣・紹介

      (保育士・幼稚園教諭・看護師・栄養士など)

      ■居宅訪問型子育て支援

      (ベビー・キッズシッターサービス、家事代行サービス、自治体の委託業務)

      ■臨時保育室の設置・運営(イベント時保育サービス)

      ■保育に関わる人材の教育(研修会、講演会、各種セミナーの開催)

      ■新規保育事業の開発及びコンサルティング

URL   :https://www.g-asuka.co.jp/

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株式会社 明日香

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業種
サービス業
本社所在地
東京都文京区小石川5丁目2番2号 わかさビル3F
電話番号
03-6912-0015
代表者名
萩野 吉俗
上場
未上場
資本金
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設立
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