【岡山大学】オンラインセミナー「医学と工学の融合による研究の新展開」を開催します〔6月25日(金)〕
2021(令和3)年 6月 19日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区津島中、学長:槇野博史)が主体参画し、事務局を務める岡山県医用工学研究会では、医用工学に関する研鑽や情報交換を行い、岡山県の医療産業技術の発展に寄与するための共創の場を提供する活動を精力的に実施しています。
今回、下記の通りのオンライン形式(Zoom使用)のセミナー「医学と工学の融合による研究の新展開」を開催することとなりました。
ご興味ご関心のある方ならば、本研究会会員でなくてもご参加可能です。みなさまからのご参加を心よりお待ちしております。
<日 時>
2021年 6月 25日(木)14:00 ~ 15:35
<開催名>
第124回岡山県医用工学研究会 オンラインセミナー
「医学と工学の融合による研究の新展開」
<プログラム>
14:00~14:05 開会挨拶
岡山県医用工学研究会 会長 成瀬 恵治
14:05~14:35 講演1 臓器チップを用いたヒト臓器モデルの開発とその応用
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・システム生理学分野 研究准教授 高橋 賢 氏
14:35~15:05 講演2 ヒト多能性幹細胞に由来する分化指向性間葉系前駆細胞集団の選別単離方法の開発と、その医学応用
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・組織機能修復学分野 教授 宝田 剛志 氏
15:05~15:35 講演3 異分野連携による内耳聴覚研究とその展開
大阪大学大学院医学系研究科・薬理学講座・統合薬理学 教授 日比野 浩 氏
<抄 録>
講演1 臓器チップを用いたヒト臓器モデルの開発とその応用
薬物の有効性を試験する際、マウスなどを用いた動物実験が行われます。しかしヒトの臓器と実験動物の臓器との間には機能的な相違があり、動物実験で得られたデータをヒトに外挿するのが困難であることが少なくないです。また、薬物の試験に動物を利用することには倫理上の問題があります。ヒト細胞を用いた臓器チップの開発により、これらの問題が解決することが期待されています。
本発表では、ヒトiPS心筋細胞を用いた心臓チップを中心に、臓器チップを用いた疾患モデルの開発について紹介します。
講演2 ヒト多能性幹細胞に由来する分化指向性間葉系前駆細胞集団の選別単離方法の開発と、その医学応用
ヒト多能性幹細胞からの各種間葉系組織を構成する細胞への分化誘導方法の現状は、目的細胞に至る中間状態(=間葉系前駆細胞)の質を管理する術がなく、目的とする間葉系細胞への「安定的」「効率的」「選択的」な分化誘導技術開発がなされていないです。
本講演では、軟骨細胞に特化して分化していく細胞集団(ヒト軟骨前駆細胞)の効率的な分化誘導/拡大培養技術の開発と、その医学応用(再生医療、疾患iPSC創薬)の現状について紹介します。
講演3 異分野連携による内耳聴覚研究とその展開
難聴は、QOLの悪化因子や認知症の最大リスクである点から、超高齢化の問題を抱える我が国では重要です。我々は、将来、難聴を克服することを目指し、医工連携による内耳の基礎研究に注力しています。内耳は音の機械的刺激を電気信号に変換し、脳へと伝えます。その変換機構を司る感覚細胞の振動は、ナノレベルであると共に、特殊な制御がかけられています。
本講演では、技術開発を介した内耳ナノ振動の可視化とその解析、さらには内耳を標的とした独自の薬物モニタリングシステムを紹介します。
<開催方法>
オンライン形式(Zoomを使用する予定)
<対象者>
研究会会員でなくても、ご興味ご関心のある方ならば、どなたでもご自由に参加頂けます
<参加費>
無 料
<お申込方法>
事前申込制です。下記の申込みフォームよりご登録ください(締切日:2021年6月22日(火))。
https://www.optic.or.jp/bme/mail_to_attend/index/97.html
<主 催>
岡山県医用工学研究会
<後 援>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産学官連携センター
日本生体医工学会 中国四国支部
<ポスター>
https://www.optic.or.jp/bme/manage/upload_images/service/info_files/1623121886-system_60bedfdeca6d1.png
◆参 考
・岡山県医用工学研究会
https://www.optic.or.jp/bme/index.html
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産学官連携センター
http://www.crc.okayama-u.ac.jp/
・日本生体医工学会 中国四国支部
http://chushi.jsmbe.org/wp/
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 システム生理学分野
https://www.okayama-u.ac.jp/user/med/phy2/index.htm
◆本件お問い合わせ先
岡山県医用工学研究会事務局(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 システム生理学分野)
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
TEL:086-235-7115
FAX:086-235-7430
E-mail:bme◎optic.or.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.optic.or.jp/bme/index.html
岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区津島中、学長:槇野博史)が主体参画し、事務局を務める岡山県医用工学研究会では、医用工学に関する研鑽や情報交換を行い、岡山県の医療産業技術の発展に寄与するための共創の場を提供する活動を精力的に実施しています。
今回、下記の通りのオンライン形式(Zoom使用)のセミナー「医学と工学の融合による研究の新展開」を開催することとなりました。
ご興味ご関心のある方ならば、本研究会会員でなくてもご参加可能です。みなさまからのご参加を心よりお待ちしております。
<日 時>
2021年 6月 25日(木)14:00 ~ 15:35
<開催名>
第124回岡山県医用工学研究会 オンラインセミナー
「医学と工学の融合による研究の新展開」
<プログラム>
14:00~14:05 開会挨拶
岡山県医用工学研究会 会長 成瀬 恵治
14:05~14:35 講演1 臓器チップを用いたヒト臓器モデルの開発とその応用
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・システム生理学分野 研究准教授 高橋 賢 氏
14:35~15:05 講演2 ヒト多能性幹細胞に由来する分化指向性間葉系前駆細胞集団の選別単離方法の開発と、その医学応用
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・組織機能修復学分野 教授 宝田 剛志 氏
15:05~15:35 講演3 異分野連携による内耳聴覚研究とその展開
大阪大学大学院医学系研究科・薬理学講座・統合薬理学 教授 日比野 浩 氏
<抄 録>
講演1 臓器チップを用いたヒト臓器モデルの開発とその応用
薬物の有効性を試験する際、マウスなどを用いた動物実験が行われます。しかしヒトの臓器と実験動物の臓器との間には機能的な相違があり、動物実験で得られたデータをヒトに外挿するのが困難であることが少なくないです。また、薬物の試験に動物を利用することには倫理上の問題があります。ヒト細胞を用いた臓器チップの開発により、これらの問題が解決することが期待されています。
本発表では、ヒトiPS心筋細胞を用いた心臓チップを中心に、臓器チップを用いた疾患モデルの開発について紹介します。
講演2 ヒト多能性幹細胞に由来する分化指向性間葉系前駆細胞集団の選別単離方法の開発と、その医学応用
ヒト多能性幹細胞からの各種間葉系組織を構成する細胞への分化誘導方法の現状は、目的細胞に至る中間状態(=間葉系前駆細胞)の質を管理する術がなく、目的とする間葉系細胞への「安定的」「効率的」「選択的」な分化誘導技術開発がなされていないです。
本講演では、軟骨細胞に特化して分化していく細胞集団(ヒト軟骨前駆細胞)の効率的な分化誘導/拡大培養技術の開発と、その医学応用(再生医療、疾患iPSC創薬)の現状について紹介します。
講演3 異分野連携による内耳聴覚研究とその展開
難聴は、QOLの悪化因子や認知症の最大リスクである点から、超高齢化の問題を抱える我が国では重要です。我々は、将来、難聴を克服することを目指し、医工連携による内耳の基礎研究に注力しています。内耳は音の機械的刺激を電気信号に変換し、脳へと伝えます。その変換機構を司る感覚細胞の振動は、ナノレベルであると共に、特殊な制御がかけられています。
本講演では、技術開発を介した内耳ナノ振動の可視化とその解析、さらには内耳を標的とした独自の薬物モニタリングシステムを紹介します。
<開催方法>
オンライン形式(Zoomを使用する予定)
<対象者>
研究会会員でなくても、ご興味ご関心のある方ならば、どなたでもご自由に参加頂けます
<参加費>
無 料
<お申込方法>
事前申込制です。下記の申込みフォームよりご登録ください(締切日:2021年6月22日(火))。
https://www.optic.or.jp/bme/mail_to_attend/index/97.html
<主 催>
岡山県医用工学研究会
<後 援>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産学官連携センター
日本生体医工学会 中国四国支部
<ポスター>
https://www.optic.or.jp/bme/manage/upload_images/service/info_files/1623121886-system_60bedfdeca6d1.png
◆参 考
・岡山県医用工学研究会
https://www.optic.or.jp/bme/index.html
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産学官連携センター
http://www.crc.okayama-u.ac.jp/
・日本生体医工学会 中国四国支部
http://chushi.jsmbe.org/wp/
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 システム生理学分野
https://www.okayama-u.ac.jp/user/med/phy2/index.htm
◆本件お問い合わせ先
岡山県医用工学研究会事務局(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 システム生理学分野)
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
TEL:086-235-7115
FAX:086-235-7430
E-mail:bme◎optic.or.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.optic.or.jp/bme/index.html
岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年6月期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000072793.html
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
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