ANAファシリティーズ、土井木工・東広島市・賀茂地方森林組合と「東広島市森林づくりパートナー協定」を締結

ー企業・団体への森林づくり活動フィールドの提供を推進ー

ANAF

2025年12月26日 15時00分

ANAファシリティーズ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：近藤博之／以下、「ANAファシリティーズ」）は、土井木工株式会社（以下、「土井木工」）、東広島市、賀茂地方森林組合と「東広島市森林づくりパートナー協定（以下、「本協定」）」を2025年12月24日（水）に締結いたしました。東広島市内の当社所有林に「企業の森」区画を設け、森林づくりを行う企業・団体に活動フィールドを提供することで、森林づくり活動「ANAファシリティーズの森林づくり（ANAForest）」（以下、「ANAForest」）をより一層推進してまいります。

左より、ANAファシリティーズ代表取締役社長近藤博之、東広島市髙垣廣德市長、土井木工株式会社代表取締役社長土井啓嗣、賀茂地方森林組合代表理事組合長川口洋海

ANAファシリティーズは、2024年1月より、当社所有林を活用した森林づくり活動「ANAForest」を推進しています。

「ANAForest」敷地内に、森林づくり活動を希望する企業・団体への活動フィールドの提供を目的とした「企業の森」区画を設けており、土井木工は、「企業の森」提供先第二号となります。「DOI Forest」として、当社所有林1.0haを10年間提供します。

ANAファシリティーズは、今後も森林の多面的機能の向上を図るべく、森林整備や里山資源の利活用等に関する取り組みを、土井木工、東広島市、賀茂地方森林組合と共に、協働で推進してまいります。

■「本協定の意義」について

当社所有の「企業の森」から産出される木材が、土井木工の卓越した技術によって高品質な家具へと生まれ変わります。さらに、土井木工が推進する「TRACEABLE TREE」の仕組みにより、森から製品に至るまでの物語を高い透明性をもって管理することが可能となります。本取組を通じて、地域の皆様と共に、環境への貢献と経済的な価値を両立する「資源が美しく巡る未来」の構築を加速させ、持続可能な社会の実現に向けた確かな歩みを進めてまいります。

※TRACEABLE TREE・・・国産の木材で使用されている家具の原産地まで確認できる仕組み

■「企業の森」について

当社所有林「ANAForest」（約133ha）敷地内に「企業の森」区画として5haを設定し、2024年8月より、森林づくりを希望する企業・団体に対し、活動フィールドとしての提供を開始しました。「東広島市森林づくりパートナー制度」に基づき、協定パートナーと共に森林整備を通じて二酸化炭素吸収林の整備を行うほか、里山の保全管理ならびに生物多様性の保全、森林資源の利活用を協働で推進するものです。

■「東広島市森林づくりパートナー制度」について

東広島市では、森林が有する災害防止や水源かん養などの公益的機能を向上させるために、企業と連携した森林づくり（企業の森）の取り組みを推進されています。「東広島市森林づくりパートナー制度」は、森林整備を推進することで、企業ならびに東広島市のステークホルダーに対して、一層の森林の持つ公益的機能の享受や地域活性化を図るものです。