【シニアの意識調査】野菜高騰でも「量を減らして野菜を優先」が約4割。野菜不足による健康不安は9割に上る。コスモラボが1,482名のシニアに実態調査
50代以上のシニア1,482名以上に『野菜高騰』に関するアンケート調査を実施

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『野菜高騰』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、野菜価格の高騰が食生活に与える影響、野菜不足への不安、代替手段の取り方、サプリメントへの印象や利用意向について調査しました。野菜摂取を守ろうとする意識は強い一方で、価格上昇が続く中で補い方の選択肢を探る姿勢も見えてきました。
シニアに特化したマーケティングサービス【コスモラボ】ホームページ
https://cosmolab.jp/lp/research/
調査トピックス
◆ 野菜摂取量は大きく崩れていないが、健康不安は非常に強い
野菜価格の高騰で摂取量が「変わらない」(56.7%)人が最多でしたが、「少し減った」(31.7%)、「かなり減った」(7.5%)も少なくありません。さらに野菜不足への不安は「やや不安を感じる」(56.2%)、「とても不安を感じる」(31.3%)で約9割に達し、量以上に健康面への懸念が強く表れています。
◆ 野菜は病気予防や生活習慣病対策の基盤として捉えられている
野菜を食べる目的は「病気予防」(57.3%)、「ビタミン補給」(44.8%)、「便通のため」(43.5%)が上位でした。気になる健康テーマでも「生活習慣病(血圧・血糖など)」(63.6%)、「免疫力」(57.9%)、「便通・腸内環境」(55.1%)が高く、野菜は日々の体調管理の土台として意識されています。
◆ 補完策への関心はあるが、自然食品志向と安全性重視が強い
野菜不足を他の方法で補うことについては「すでに補っている」(32.5%)、「興味はある」(26.2%)、「検討している」(14.7%)が並びました。一方、サプリメントの印象は「できれば自然食品で補いたい」(39.6%)が最多で、選ぶ際も「安全性」(81.8%)、「価格」(59.2%)、「国産」(40.6%)が重視されており、代替策にも慎重な目線が向けられています。
1:野菜価格の高騰により、野菜の摂取量は減ったと感じますか?(有効回答者数:1482名)
「変わらない」(56.7%)が最も高く、「少し減った」(31.7%)、「かなり減った」(7.5%)が続きました。「むしろ増えている」(3.0%)は少数です。全体としては大きく減っていないものの、3割超が何らかの影響を感じています。
この結果は、野菜をできるだけ維持したい意識が強い一方で、価格高騰がじわじわと食生活に影響し始めていることを示します。量の変化が小さく見えても、今後さらに価格が上がれば行動変化が広がる余地は十分あると考えられます。

2:野菜が不足すると「健康面で不安」を感じますか?(有効回答者数:1482名)
野菜不足で感じる健康面への影響は「やや不安を感じる」(56.2%)が最多で、「とても不安を感じる」(31.3%)を合わせると約9割が不安を持っています。「あまり感じない」(11.5%)、「まったく感じない」(1.0%)は少数でした。
野菜不足は単なる食卓の変化ではなく、健康維持に直結する問題として受け止められています。価格が高くても野菜を軽視しにくい背景には、健康への強い危機感があると考えられます。

3:野菜が不足していると感じたとき、どうしていますか?(有効回答者数:1482名)
野菜不足を感じた時の対策は「量を減らしても野菜を優先している」(38.3%)が最も高く、「冷凍野菜を利用している」(24.6%)、「特に何もしていない」(21.2%)、「野菜ジュースで補っている」(16.0%)が続きました。
価格高騰の中でも、野菜そのものを優先する人が最も多い点は印象的です。一方で、冷凍野菜や野菜ジュースといった代替策も一定の支持を得ており、無理のない範囲で工夫しようとする姿勢がうかがえます。

4:野菜を食べる目的は何ですか?(複数選択可)(有効回答者数:1482名)
野菜を食べる目的では「病気予防」(57.3%)が最多で、「ビタミン補給」(44.8%)、「便通のため」(43.5%)、「体力維持」(35.1%)が続きました。「なんとなく体に良いから」(21.7%)は相対的に低めです。
シニア層は野菜を“何となく健康にいいもの”ではなく、明確な健康目的を持って摂取しています。だからこそ価格高騰は、食費の問題だけでなく、健康維持の手段が揺らぐこととして強く意識されているようです。

5:特に気になる健康テーマは何ですか? (複数回答可)(有効回答者数:1482名)
現在特に気になる「生活習慣病(血圧・血糖など)」(63.6%)が最も高く、「免疫力」(57.9%)、「便通・腸内環境」(55.1%)、「体力・筋力の低下」(48.9%)が続きました。
野菜不足への不安は、生活習慣病や免疫、腸内環境といった幅広い健康テーマと結びついています。つまり、野菜の役割は単なる栄養補給ではなく、全身の健康基盤を支えるものとして理解されているといえます。

6:野菜で不足しがちな栄養を、他の方法で補おうとしていますか?(有効回答者数:1482名)
現在感じている野菜不足を補う必要性は「すでに補っている」(32.5%)が最多で、「特に考えていない」(26.7%)、「興味はある」(26.2%)、「検討している」(14.7%)が続きました。補完策への姿勢は分かれています。
すでに対策している層が一定数いる一方、興味段階や未着手の層も多く、市場としてはまだ伸びしろがあります。ただし、ただ不足をあおるだけではなく、自然な補い方や安心できる選択肢をどう示すかが重要になりそうです。

7:サプリメントに対する印象を教えてください(有効回答者数:1482名)
サプリメントへの印象は「できれば自然食品で補いたい」(39.6%)が最多で、「必要なら取り入れたい」(32.2%)が続きました。「あまり頼りたくない」(18.7%)、「積極的に取り入れたい」(9.5%)は少数です。
サプリメントは拒否されているわけではないものの、第一選択として強く支持されているわけでもありません。自然な食事を基本にしつつ、不足時の補助としてなら前向き、という慎重な受け止め方が主流といえそうです。

8:もし利用するなら、どのタイプに興味がありますか? (複数回答可)(有効回答者数:1482名)
興味のあるサプリメントは「乳酸菌(腸内環境改善)」(59.1%)が突出し、「酵素(消化・代謝サポート)」(37.5%)、「総合栄養サプリ」(26.2%)、「プロテイン(筋力維持)」(18.1%)が続きました。「興味はない」(11.3%)は少数です。
関心の中心が腸内環境や消化サポートに向いているのは、野菜不足を便通や体調全般の問題として捉えている人が多いからだと考えられます。単に栄養素を補うより、“体の調子を整える実感”への期待が強いようです。

9.サプリメントを選ぶ際に重視する点は何ですか? (複数回答可)(有効回答者数:1482名)
サプリメントを利用する際に重視することは「安全性」(81.8%)が圧倒的に高く、「価格」(59.2%)、「国産」(40.6%)、「継続しやすさ」(33.0%)、「飲みやすさ」(30.4%)が続きました。
サプリメントを選ぶ際の判断軸は、機能性そのものより、安心して続けられるかどうかにあります。効果への期待があっても、安全性と価格の納得感がなければ選ばれにくいことが明確に表れています。

10.野菜価格がさらに上がった場合、栄養補助食品の利用は増えると思いますか?(有効回答者数:1482名)
野菜価格の高騰が続いた場合サプリメントの摂取量が増えると思うかどうかの質問には、「変わらない」(37.3%)が最多でしたが、「やや増えると思う」(28.1%)と「増えると思う」(14.9%)を合わせると4割超が利用増を見込んでいます。「わからない」(19.6%)も一定数あります。
現時点では野菜優先の姿勢が強いものの、価格上昇が続けば補助食品へシフトする可能性は十分あります。野菜の代替というより、やむを得ない不足を埋める手段としての需要が高まりやすいと考えられます。

11.「野菜不足対策」として月いくらまでなら負担できますか?(有効回答者数:1482名)
野菜不足を補うために出せる1カ月当たりの予算は「1,000~2,000円」(33.1%)が最も高く、「2,000~3,000円」(26.5%)、「費用はかけたくない」(17.0%)、「1,000円未満」(15.8%)が続きました。「3,000円以上」(7.7%)は少数です。
補完策に一定の支出意向はあるものの、高額な負担は望まれていません。継続前提の対策としては、月2,000円前後までの納得感が重要であり、価格設計が受け入れやすさを左右しそうです。

総評
本調査から、シニア層は野菜価格の高騰を感じつつも、野菜摂取そのものはできるだけ維持しようとしていることが分かりました。「変わらない」(56.7%)が最多である一方、「少し減った」(31.7%)、「かなり減った」(7.5%)も存在し、価格上昇の影響は確実に広がっています。
それでも野菜不足への不安は非常に強く、「やや不安を感じる」(56.2%)、「とても不安を感じる」(31.3%)で約9割に達しました。背景には、「病気予防」(57.3%)、「ビタミン補給」(44.8%)、「便通のため」(43.5%)といった明確な目的意識があり、野菜は健康維持の基盤として重く見られています。
補完策に対しては、「すでに補っている」(32.5%)、「興味はある」(26.2%)、「検討している」(14.7%)と一定の前向きさが見られましたが、サプリメントの印象では「できれば自然食品で補いたい」(39.6%)が最多でした。代替へのニーズはあっても、まずは食に近い形で補いたいという意識が強いようです。
もし利用するなら「乳酸菌(腸内環境改善)」(59.1%)への関心が高く、選ぶ際には「安全性」(81.8%)、「価格」(59.2%)、「国産」(40.6%)が重視されていました。補助食品市場にとっては、野菜不足不安を背景に需要機会はあるものの、安心感と日常的な取り入れやすさが不可欠だといえます。
総じて、野菜高騰は単なる家計問題ではなく、健康維持手段の揺らぎとして受け止められています。今後は、野菜そのものを無理なく続ける工夫に加え、不足時に安心して取り入れられる補完策をどう提案するかが、シニア層向けの商品・情報設計の大きな鍵になると考えられます。
本レポート以外にも、様々なテーマのシニア調査レポートを掲載しています。
健康・防災・消費傾向などの幅広い切り口で「今どきのシニア像」に迫っています。
ぜひ以下のボタンからご覧ください。
コスモラボについて
コスモラボは、シニアに特化したマーケティングサービス全般を提供しています。
主に60歳以上の約30万人のシニア会員を対象に、広告、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステストなど、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。
調査概要
◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:1482
◾️調査対象期間:2026年3月18日
データのご利用に関して
レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。
調査データの引用・転載の際は、「コスモヘルス株式会社調べ」と出典を明記いただき、
引用元として、下記リンクを記載いただきますようお願いいたします。
https://cosmolab.jp/report/vegetable_2603/
また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。
https://cosmolab.jp/contact
会社概要
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
